9日目③
首都に到着すると、
R子さんが、
「マサコさんを連れて行かなくちゃいけない大聖堂があるの」
と言った。
スーツケースを駅のコインロッカーに預けて、
そこへ向かう。
ママは大聖堂に足を踏み入れた瞬間、息をのんだ。
壁も、天井も、彫刻も、
もうすべてが「白い世界」で、
奥の祭壇が神々しい光を放っている。
ママ:なんだか、
ギリシャ神話の中に迷い込んだような錯覚を覚えちゃった。
祭壇も
まるでギリシャの神殿を見ているかのようだった。
一番奥にキリストの像があって、
「よく来たね」っていわんばかりに
両手を広げたポーズをとっている。
キリスト像の背後からは
金色の光が溢れていて、まばゆいばかり。
その光に吸い寄せられるかのように、
ママは進んでいった。
ママ:ああ、ここに来ることになってたんだと思った。
そう。
魂は知っていた。
キリスト像の手前では、
きれいな天使が大きな聖水盆を両手で抱えている。
「わ~い、何かもらえるのかな~!」
って手を差し出そうとした瞬間、
ママが 、
「違うよ、ここで解放すべきものを全部渡すの」
と言った。
「そして、浄化してもらって(身軽になって)から、
後ろのキリストのところに進むの」
ママはそう言うと、ポカンとしていた。
(今しゃべったの、誰?
なんでそんなこと、知ってるの?)
3人とも、解放するものを聖水盆の中に入れるしぐさをした。
ママ:そしたら、入れるそばから
「しゅわっ!」って光に変わっていくの。
まるで水が一瞬で蒸気に変わるかのように。
(聖水の本来の用途は違うと思いますが、
このときの3人に起きたことを書いています)
いよいよキリスト像の前に進む。
R子さんもTさんも、
ここのエネルギーがすごい、すごいって興奮してたけど、
ママ:私にはちっともわからなくて・・・。 (ー_ー)!!
キリスト像を挟んで、
R子さん&Tさんは左側、
ママは右側に座った。
二人はエネルギーを受け取っているのか、
ママの目には、
まるで「酔いしれている」かのように映った。
そして、ママはといえば、
そのエネルギーを言葉で受け取っていた。
ママが教会はあまり好きではない
という気持ちを見透かしたかのように、
まずは、こう言われた。
「神はひとつで、みな同じだ。
わたしの後ろの光を見てごらん。
これが真実だ」
このあと、言葉が次々と降ってきて、
ママはひたすらスマホを打ち続けた。
自動書記のように。(笑)
神:あなたがここにくることは、
遠い遠い昔から決まっていた。
あなたは以前、ここで
光を授ける者として再び訪れますと宣言した。
さあ、光を受け取りなさい、
そして、この光を多くの人に分け与えなさい。
ママはキリスト教徒ではないから、
ちょっと困って、こう聞いた。
ママ:あなたはキリストですか?
すると、
ショッキングな答えが・・・・!
(つづく)
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