(つづき)
卒業生R子さんの話です。
彼女はさばさばして明るい方なのですが、
同居しているお姑さんがどちらかというと
ネガティブらしいのです。
町内会や老人会の旅行から帰ってくると、
「お帰りなさい、旅行、どうなった?」
と聞くのですが、
「それが道が渋滞してバスが時間がかかってねえ・・・・」
「旅館の食事が口に合わなくて・・・」
と不満しか返ってこないのだそう。![]()
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「一度も『楽しかった』って言ったことがないの。
そんなにつまらないのかしら?って思うんだけど、
でも、旅行には行くのよね~」
と不思議そうなR子さん。
あはははは・・・・![]()
それ、きっと
「否定」が口癖なんです!
私もそうだったもの!
「どうだった?」って聞かれても
ネガティブなことしか言わない。
癖になってるんですけど、
自分では気がついていないんですよ~
子供が小学生のとき、
主人と夜釣りに行くたびにとても心配していた私。
なにしろ主人が(車の)スピードを出す人で・・・。
帰宅すると、ほっとして
「あ~良かったあ!
パパ飛ばすから心配で心配で・・・」が、口癖。
そんなある日、
確か息子が6年生だったと思うのですが、
しげしげと私の顔を見て、こう言ったのです。
「ママ? ママはなぜいつもそんなふうに考えるの?」って。
は? なにが?
「あのさ、『今頃楽しく釣りをしているかなあ』
って、そんなふうに考えることはできないの?」
衝撃でした・・・![]()
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そんな発想、全くなかったんです。
無事に帰ることを心配して
今か今かと待っているんですもの。
今頃楽しんでるかしら? なんて
考えつきもしませんでした。
言われてみれば・・・。
私、なぜそんな発想がなかったんだろう?
あっ! 母親!
母親がまさにそういう人だったの!
「無事に帰ってくるといいけど」
「こんなことがなければいいけど」
って心配ばかりを口にする。
「いまごろきっと楽しんでるね」
なんて聞いたことがない・・・・・
うわ![]()
知らず知らずのうちに
親の思考パターンが刷り込まれていた・・・・。![]()
心配症もそうですし、
「否定癖」も子供時代の刷り込みが
けっこう影響しています。
ちなみに・・・・
このお姑さんなのですが、その後、
旅行から帰ると「楽しかったよ!」![]()
という人に変身を遂げたのです![]()
どうやって![]()
R子さんの潜在意識下にある、
「姑はネガティブだ」っていう「思い込み」を
解放しただけです。
「ハッピー・ノート」にも書きましたが、
こちらの視点が変わると、
相手が変わるんですね~![]()
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