さて、先日「ミラクルセラピー講座」にいらした生徒N子さん。
この日は、サブパーソナリティ(副人格)の複合セッションです。
私たちの潜在意識の中には、
さまざまなサブパーソナリティが存在しています。
N子さんはダイエットをしたいのに挫折してしまうというので、
「ダイエットをしたい人格(=Aさん)」と、
「ダイエットなんてしたくない人格(=Bさん)」、
ついでに、
「どちらでもいい人格(=Cさん)」
の3人を呼び出してみました。
ダイエットがうまくいかないのは、
Aさん、Bさんが拮抗状態にあるからです。
そこで、双方の言い分を聞いてみることにしました。
Aさんは、
「痩せた状態でいたい。おしゃれもしたいし、
自分に自信が持てるから」と言います。
私: なぜ、痩せていると自信がもてるの?
Aさん: 痩せた状態を保つと言うことは、
自分の意志が強くて、
かつ、それを持続している証拠になる。
「意志の強さ」は目に見えないものだけど、
そうやって体型に反映させることで指標になるから、
自信につながる。
おおっ・・・
目からうろこ。
そんな考え方もあるのね。
それに対して、Bさんは、
「気持ちは分かる。
でも、私はおいしいものを食べたい!
美味しいものを食べずに生きるのなら、
生きている意味がない」と言います。
「美味しいものを食べて幸せになることだって、
人生では重要でしょう?」
う~む・・・・
Bさんに共感・・・。笑
そのとき、Cさんが発言しました。
Cさん: ふたりの話が噛み合ってない。
違う観点で「ひとりのダイエット」の話しをしているから
折り合っていない。
う~む、なんと的確な指摘でしょうか。
さすが、理系のN子さん。
ここで、新たなサブパーソナリティが登場しました。
「運動をしたい人(=Dさん)」です。
Dさん: ちょっと体を動かしてみるのもいいかもね。
ダイエットって、食事制限だけじゃなくて、
カロリーをどれだけ消費したかっていうのも大事で、
要はバランスの話なのに、
いつも食べることだけに焦点が当たっているから。
では、「運動のアドバイザー」も呼んでみます。
私: N子さんに適した運動を教えて?
アドバイザー:日常の中で取り入れるのが良い。
ジムとかだと続かないから、
なるべく階段を使うとか、
通勤の際に、一駅手前で降りで歩くとか。
そうやって日常の中でさりげなく取り入れるのが続くコツ。
ふむふむ・・・・・
この後も話し合いは続くのですが、
最終的には思わぬ展開となるのです
私が食生活のことを尋ねると、
「食事はそうでもないんですけど、
とにかくおやつを食べ過ぎちゃうんですよね」と。
私:なんで?
N子:ストレスで食べちゃうんです。
食べたくて食べてるわけではなくて、
ストレスの対処で食べているんです。
仕事のストレスだといいます。
N子: 食べたときは一時しのぎになりますけど、
結局、ストレスがとれるわけではないから、
また食べちゃうんですよね。
私: え? じゃあ、ストレスを感じたときに、
ちゃちゃっと「解放」をすればいいんじゃないの?
せっかく「1day講座」でやり方を習ったんだから。
すると。
N子: あっ そっか
忘れてました
私: ・・・・・・
N子: そうだ!
確かに習ったばかりの頃はいつもやってました。
ストレスを感じたらすぐに「解放」って。
それで楽になってました!
最近は忘れてた。
じゃ、じゃあ、今度から「解放」をやってね、
ということで結論に至ったわけですが・・・。笑
「私、ダイエットすることばかり考えていて、
なんで食べるのかっていう原因を考えてなかった」
と、N子さん。
サブパーソナリティのセッションは
潜在意識で自分が何を考えているのかが
顕在化して面白いし、
頭の中が整理できると気に入って下さったようです。
良かったです~
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