(つづき)
その夜。
ナナさんと食事をしながら、
明日はどうする?という話になりました。
ナナさんは翌日の夜の飛行機まで
何も予定がないそうです。
この日の東京は冷たい雨でしたが、
残念ながら
翌日も一日中雨の予報です。
荷物もあるし、
遠出して冷たい雨の中を歩き回るのは
どうかなあ・・・・
と、ナナさんが、
「私、神社仏閣が好きだから、
どこか神社へ行って、
その後、食事でもいいですけど」
ネットで東京のお勧め神社を調べると、
1位は「明治神宮」。
「そこは以前行ったことがある」とナナさん。
2位は、「靖国神社」
「あ、
靖国神社は一度行かなきゃと思ってたから
そこにしようかな」
神社仏閣には興味のない私。
東京にいながら、
靖国神社を訪れたことがありません。
誘われなければ行くこともないだろうからと
喜んでお供することにしました。
行き先も決まったところで話が変わり、
ナナさんがずっと引きずっている悩みについて
「なかなか(気持ちが)変わらないんだよね」
と言いました。
解放しても、心の底に沈んでいる、
大きな漬物石のようにおも~いものは、
それがまさに今生の人生のテーマだったりなんかすると、
そうそう簡単には、はずれてくれません。
まるで大きな岩を
ちょっぴりずつ削り取っていくかのごとく、
時間がかるのです。
ところが、
ナナさんの言葉を聞いて、
「そうだよね~」と相槌を打ったその瞬間、
「明日、靖国神社へ行ったら変わる」
というメッセージが降りてきたのです。
「え~っ?
今、こんなメッセージがきたけど?
もしかすると、ナナさん、
靖国神社に解放すべき過去世があるんじゃないの?
戦争がらみの・・・」
それを聞いたナナさんの目に
みるみる涙がたまり、
「なんだろう?
今、なんか、胸にぐっときた・・・・」
靖国神社は戦没者を祀ってあります。
ナナさんが、
「私、特に第二次世界大戦って聞くと悲しくて・・・」
そっか・・・
リーディングをしてみます。
「将校」 「処刑」 「絞首刑」
という言葉と、
ナナさんの過去世の人が
「すまない、許してくれ」
と言っているのが浮かんできました。
それ以上はわかりません。
が、いずれにせよ、
ナナさんの今回の旅行は、
最初から靖国神社行きが
定められていたのだろうと思いました。
そして、本当にその通りだったのです。
(つづく)
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