(つづき)
A子さんは先月、
アニマルコミュニケーションの短期講座を受けたそうです。
あまりうまくできなくて、
亡くなったワンちゃんとも話せず、
落ち込んでいるとのことだったのですが・・・。
その話を聞いたとき、私の中で何か違和感がありました。
リーディングやチャネリングに関して、よく
「どうやったらできるようになりますか?」と質問されますが、
たとえば、過去世で魔女やヒーラーだったときに
自信を失う出来事があって、
今生では能力を封印していたり、
あるいは、
「できるようになりたい!」という気持ち(自我)が強すぎて
妨げになっていたり、
人によってさまざまな要因があるので、
一概に、「こうすればいい」という答えはないのです。
しかし、A子さんの場合は、それ以前に、
何かがひっかかります。
とりあえず、「心のデトックス講座」に入ります。
そして、イメージング練習を始めてみると・・・・。
A子さん、すごく上手なのです
イメージングというのは、潜在意識の領域で行いますから、
これが上手ということは、
リーディングも難なくできるはずです。
いくつかのイメージワークを行いながら、
(そうだ、ワンちゃんを呼んでみよう!)
と思い立ちました。
ところが・・・・・
なんと、
呼ぶ前に、ワンちゃんの方から出てきてくれました。
A子さんは、「あれ?」と不思議そうでしたが、
私は、
(ああ、そうか)
このワンちゃんが、A子さんを連れてきたのか・・・・
きっと、私を通じて、伝えたいことがあるのでしょう。
でも、
「何かA子さんに伝えたいことがあるの?」と聞いても、
無言なのです。
A子さんに抱っこされながら、
A子: 黙って、じ~っと私の顔を見上げているだけです。
それを聞いた瞬間、ピンときました。
私が感じていた違和感、
何かひっかかるもの、
そうか、これだったのか。
(つづく)
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