彼女は村人につかまり、広場で処刑されました。
Qさん:悔しい! 何も悪いことをしていないのに・・・・・
私: あなたが薬草で助けてあげた人たちは?
Qさん: 広場で一緒に見てる。 ちゃんと私のことをわかってくれているけど、何も言えなくて、どうにもならなかった。
この過去世を解放すると、魔女はようやく光の世界に帰ることができました。
さて、いつもなら、これでメデタシ、メデタシなのですが・・・。
この日、スイッチが入って、「 五次元マサコ 」が登場です。
ここから、恐るべき展開が待ち受けていました。
マサコ: 彼女のことを「悪魔」って嘘をついた人、あなたと話をしたいから、出てきて!
・・・・・・・・・
Qさん: 誰も出てきません。
マサコ: 今の解放を見て、どう思います?
あなたがついた嘘で、転生しても転生しても苦しみ続けた彼女を見て、どう思う?
・・・・・・・・・
マサコ: あなたもず~っと罪悪感を感じ続けているんでしょう?
・・・・・・・・・
マサコ: あなたを助けてあげるから、出てきて。
(だいぶ経ってから)
Qさん: カラスが出てきた・・・・
マサコ: カラス? あなたは、Gさんのサブパーソナリティなの?
カラス: 違う。
マサコ: あなたは誰?
カラス: ・・・・・・・
マサコ: 誰なの? どこから来たの?
カラス: ・・・・・・・・
マサコ: どこから来たの?
カラス: わからない・・・・
思い出せない・・・・・
マサコ: (少し厳しい声で) 助けてあげるから、ちゃんと言いなさい!
カラス: 人が足を踏み入れてはいけない場所に来てしまった。
マサコ: 足を踏み入れてはいけない場所、って?
カラス: 奥深いところ・・・。
そのあと、いつ、どこから来たのかを聞いても、
「忘れた・・・、 わからない・・・・」の一点張り。
それは本当のようです。
途方もなく長い年月の間に、自分がどこからきたのか、
一体、何者だったのかすらも忘れてしまったようでした。
マサコ: あなたはなぜ、彼女のことを「悪魔」って嘘をついたの?
カラス: 面白くなかったから。
マサコ: 何が?
カラス: そういう(魔女の)能力を持っていることが。
マサコ: なぜ?
このあとの返事を正確には覚えていないのですが、
彼女が村人たちに受け入れられていたから、つまり、注目される存在だったから、というような内容だったかと思います。
そして、自分は(能力はあったけれど)、注目されなかった、と言ったような・・・。
何となくですが、このカラスは、「堕天使」のような存在なのでは?と思いました。
(つづく)