光の世界に帰りたいでしょう?と聞くと、
「わからない」と言います。
マサコ: そう?
このままカラスとして暗闇の中に沈んだままでいたいの?
今なら光に帰るチャンスがあるけど?
でもどちらでもいい・・・・。
あなたが選択すればいい。
カラス: もう、どうでもいい。
マサコ: どうして? 今なら帰れるんだよ?
カラス: 帰れない。
マサコ: どうして?
カラス: 帰れない・・・・。
マサコ: あなたを光に帰すために、彼女(Qさん)は今日、
この過去世を解放したの。
このことが、彼女からあなたへの愛だとわかりますか?
あなたは彼女の愛によって、光に帰ることができる。
どうします?
(しばらくして)
カラス: 光に帰りたい・・・
マサコ: じゃあ、彼女に謝って下さい。
彼女がどれだけ苦しんだか、
(今日、過去世を観て)わかったでしょう?
それでもあなたを助けに来たのだから。
彼女に謝って。
カラス: できない・・・・。
マサコ: どうして?
カラス: (コールタールのような)固い石の塊があって、できない。
マサコ: 力を貸してあげる。 どうして欲しいの?
カラス: 溶かして欲しい。
「五次元マサコ」はその場にいる生徒さん5人にお願いをしました。
「みんなで光を送って、その塊を溶かしてあげてくれる?」
全員が一斉に光を送り始めます。
すると。
カラスが白いハトのような鳥に姿を変えたのが視えました。
もとは白い鳥だったのでしょう。
ようやく呪縛が解けて、元の姿に戻れたのだと思います。
「私には、あなたがきれいな白い鳥になったのが見える・・・・。
さあ、光に帰れるよ。 その前に、彼女に謝って?」
カラスは、消え入るような声で、
「ごめんなさい、ごめんなさい・・・・」と2度繰り返しました。
Qさんは、その白い鳥を抱きしめ、
もうとっくに許していると告げて、光で包んであげました。
その後、天からお迎えが来て、
導かれるように光の世界に帰っていきました。
セッションが終わると、全員がし~んとしていました。(笑)
私もやや呆然・・・
しゃべっているのは私ですが、
こういうとき、
実際にやっているのは「五次元マサコ」ですから。
「口」だけを貸した状態で、一緒になって聞いているのです。
Qさんによると、
カラスは「八咫烏(やたがらす)」だったそうです。
そして、
魑魅魍魎(ちみもうりょう)とした存在に成り果てていて、
「五次元マサコ」が言う言葉、たとえば、
「罪悪感」とか、「あやまる」とか「光に帰る」などの意味すら、
もう認識できにくくなっていたそうです。
Qさんは、「ものすごく重い、深いものが解放された」と言いました。
その日はさすがにヘロヘロで、
塩風呂に入って早々に寝たそうです。
そして、翌日、目が覚めると、世界が一変していたのだとか。
家事をしていても、病院へ行っていても、
何をしていても、とにかく楽しくて楽しくて、ウキウキする~って。
(つづく)