先日の「ミラクルセラピー講座」では、過去世りーディングを行いました。
一通りの説明をして、
生徒さんに練習をしてもらうことに・・・・。
ところが、
ある生徒さん(Dさん)が、「できない」と言います。
「なんだか、まだ無理っていう声が(自分の中から)聞こえてくる気がする」というのです。
「失敗」というキーワードを感じると言います。
過去世で魔女狩りにあっていたり、霊的な能力があって迫害されていたりすると、
今生でも自分の能力をさらけ出すことに抵抗があって、リーディングにストップをかける場合もあるので、
別の生徒さんにリーディングをしてもらいました。
できない原因として、「黒いマントの男性」が見えると言います。
それを解放してもらいました。
その後、私がリーディングを続けてみます。
やはり過去世です。
古い西洋の時代のようです。
霊的能力の高い、背の高い黒マントの男性が出てきました。
彼はとても親切で良い人です。
町の人たちが困って頼みにくると、いつも快く助けてあげます。
ある日、ひとりの若い女性が意識を失って倒れました。
時々、意識がふ~っと戻るときもあるのですが、ほとんど寝ているだけです。
心配した家人が彼に助けを求めてきました。
彼は数日すれば回復するだろうと判断して、紫色の液体(薬のようなもの)を飲ませました。
ところが、彼女は快方に向かうどころか、その液体を飲んだ後、二度と目を開けることはなく、こんこんと眠り続けるばかりです。
その知らせを聞いた彼は家に駆け付け、意識のない彼女を見て呆然としています。
口に出して彼を責める人はひとりもいませんが、
皆は、「あの液体のせいだ」と思っています。
それ以後、彼に頼みごとをする人は誰もいなくなりました。
彼は自分が失敗したのだと思い、罪悪感でいっぱいです。
実はこの過去世は、今生に繋がっていました。
この女性は、今生でDさんのご主人に転生しているのです。
そして、ご主人は数年前に病で倒れたことがあるのです。
Dさんは常日頃から、「私がこの人を看なければ」という思いが強く、この時も3年間にわたり、献身的に看病しました。
おそらく、過去世の罪悪感を持ち越していて、
その女性(今生ではご主人)を自分が責任をもって看なければ・・・・と思っているのでしょう。
しかし、事実は違うのです。
この黒マントの男性も知らなかった「ある事実」が隠されていました。
(つづく)