魂の契約(2) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

この女性が意識を失ったのは、「魂」を抜かれからなのです。



当時、彼女には恋い焦がれた男性がいました。


どうしてもその人と恋人同士になりたくて、


町はずれの森霧 の中に住む魔女に会いに行ったのです。



その地方には古くから伝わる伝説がありました。


夜中に魔女に会いに行くと、願い事を聞いてもらえるというのです。




彼女はその伝説を思い出し、夜、暗い森の中に入っていきます。


もう何百年もこの森に入った人はいません。



痩せこけて、目だけがぎょろぎょろとした年寄りの魔女が住んでいます。


透視ができる魔女は、久しぶりに森に入ってくる人間を見て大喜びです。



女性は、自分の願いを叶えたくて、魔女に言われるままに魂を差し出すことを承諾します。


命は奪われないと言われ、魂なら・・・と安心したのです。


魂の何たるかをよく知らなかったのでした。



濃い紫色の羽根ペンと薄い石版が空中に現れました。



石版には何やら文字が刻まれています。


女性は羽根ペンで、自分の名前をサインしました。



魂を抜き取られた女性は家に戻ってほどなくすると、意識をなくしました。



そして、夢の中で、


つまり、現実とは違う世界の中で彼と恋仲になっています。


彼女の夢はそのような形で叶ったのでした。



黒マントの男性は、彼女の身にそのようなことが起きているとはつゆ知らず、彼女が回復しないのは自分が失敗したからだと思い込み、自分を責めていました。


(つづく)