昨日はヘンデルのメサイアを聴いて来ました | 星の小屋日記帳

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庭先に置いたキャンピングカーを「星の小屋」と名付けて憧れの小屋暮らしをしています。
星空観察、クラシック音楽鑑賞、歴史、自然観察、そして時々水彩画など多趣味な男のお喋りブログ、
話題の振幅の激しいノンジャンルの無国籍饒舌ワールドです(^^♪

埼玉県芸術文化振興財団(SAITAMA ARTS
 FOUDATION )のメンバーズなので時々催し物の案内が送られて来ます。

今年はクリスマス前にヘンデルのオラトリオ『メサイア』の演奏会があると夏頃案内があったのでカミさんと二人分のチケットを購入してありましたが、昨日(17日)に漸く聴いてくることが出来ました^_^





日本を代表する古楽器オーケストラ&合唱団である「バッハ・コレギウム・ジャパン」の実演に接するのはこれまで2回経験があります^_^

①復活祭前の四旬節によく演奏される『マタイ受難曲』を2019年に。 ⬇︎
お気に入りの楽団であり、今回の『メサイア』(ヘブライ語の「「メシア:救世主」の英語読み)ですからまさに今のクリスマスシーズンに相応しいですからね😃

で、珍しいことに昨日ご同行願ったのは、金曜日の大宮での日本フィル第九で偶然にもお会いした
「県活論語」の学級委員長、副委員長をしていらっしゃる(?)Oご夫妻の副委員長様でありました。
ソニックシティ・ホールでお会いした時、このメサイアコンサートの話が出て、カミさんが「急に仕事が入っちゃったので、代わりに主人と行って頂けませんか❓」と突然お願いしたのですが、後ほど連絡をいただき、学級委員長はご用があるので奥様が行って下さることになったそうです爆笑

アラ、興奮するわね〜ダッシュ笑い

周りの人からは「美人姉妹」と思われちゃうかも〜滝汗
👉アタシ、時々(気分が)オネエになります物申す

さて無駄口ばかりの前置きばかりになりましたが、
当日の感想を幾つか。

 今回の『メサイア』もアルトは男性のカウンターテナー(男性の高音パートのテノールより高い音域を歌う男性歌手)だったけどモノホンの女性の様な慈愛のこもった声質だった^_^

日本にはプロのアルト歌手は極めて少ないと言われますがこれは音域的な問題ではなく経済的な問題(オペラでよい配役が回って来ない)らしいです。
金曜日の日フィルの第九でも独唱のアルトはメゾソプラノ歌手が代演していた^_^

2019年のこの楽団による『マタイ受難曲』ではメゾソプラノがアルトの代役を務めるのではなく、髭もじゃのカウンターテナーだった😵‍💫

今回は慈愛のこもった声質の男性というだけじゃなく、髭もじゃではないのが良かった🤣

②第2部、3部の合唱のところは、バッハと同い年生まれの作曲家らしく、バロック音楽にはつきものの対位法による複旋律に溢れたポリフォニックであり、合唱時のソプラノとバスそれぞれの異なる顔の表情、口の動き頭の動きによる掛け合いを目で楽しむこともできた😍

③メサイアのロンドン初演(1743年頃)では、聴いていた国王のジョージ2世がハレルヤコーラスが始まると起立して聴いたという逸話があることからその後一般聴集にもこのハレルヤコーラスの時は起立するというのが定着したとかの話を聴いたことがありましたが、流石に現在の日本では浮いてしまいそうなのかあまり見られないとかとも聞いておりました。
で、ハレルヤコーラスのオケの前奏が始まった時は当日ご一緒頂いた左隣の副委員長様がまさかの起立をされたらどうしよう🙀
忖度してヨイショと立ち上がらねばならんだろうか❓と考えて地球を7回り半しましたが(👈庄子薫の「薫くんシリーズ」風にお願いします)、
「安心してください‼️」
ご起立はされませんでしたダッシュ😇


④ステージ正面奥に置かれたポジティフ・オルガン(小型の移動可能なパイプオルガン)の演奏者の顔を見ていると、よく埼玉芸術劇場でチェンバロとパイプオルガンの双方を引き分けながらバッハの音楽の解説をする『レクチャーコンサート』を主催されている大塚直哉先生ではありませんか👀
パンフレットを確認したらいかにもその通りでありましたびっくり


休憩を挟んで3時間にも及ぶ長い演奏会が18時に終わった頃はもう外は真っ暗だし昨日は強風が吹き荒れておりましたが、心はクリスマスが一足早くやって来た様でほっこりとして浦和駅まで歩いて行きました。
ご同行いただいた学級副委員長様、お陰様で楽しい時間を過ごせました^_^
ありがとうございました照れ



星の小屋にてキラキラ