"らく❤たの第2弾"斑鳩をお散歩 法隆寺へ② | 奈良が大好きな京都のオバハンのブログ

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暇さえあれば奈良へ行き
奈良の街をフラフラ~(笑)

古都奈良の魅力をこのブログで伝えられたら
嬉しいなぁ(^-^)




金堂から出たら

眼の前には五重塔です

相輪の部分に鎌が出てます
◯で囲った部分

避雷針なんてなかった頃
西大寺の叡尊のアイデアで
雷よけのおまじないみたいです

おまじないって(笑)
ですけど688年から
落雷にあってないので

あながち馬鹿にはできません

五重塔は607に創建され
日本書紀によりますと
670年に落雷の為に焼失688年
に再建されていて再建とは
いえ1300年以上前の飛鳥時代の
建物で現存する五重塔で
世界最古の木造建築の五重塔

高さ34㍍5層の屋根は上に
いくほど小さくなり心柱は
1番上の屋根にしか繋がってお
らず、ゆるゆるの構造であり
東京スカイツリーにもこの
製法が使われてるそうです

心柱の下の心礎には仏舎利が
納められていて、釈迦に関する
四つの説話が東西南北に塑像で
表現されております

東「維摩詰像土」
北「釈迦涅槃像土」
西「仏舎利仏像土
南「弥勒仏像土」

五重塔から大講堂に
向かう途中に燈籠があり
画像はお借りしました

徳川の葵の家紋が入った
燈籠なんですが

長い歴史の中で法隆寺も
苦しい時代がありまして

徳川家光の側室で5代大将軍
徳川綱吉の母である
桂昌院さまが500両程を
バーンとお出しになったそう

大講堂
かつては食堂として使われて
おり 御本尊は薬師三尊像
左に日光菩薩 右に月光菩薩

年代が違いますので
金堂の仏さまとお顔が全く
違います ふっくらされ
普段見ている仏像に近い印象

大講堂をでて美しい回廊
上の梁は飛鳥時代のもの

格子越しの緑が美しい
回廊を出て目に入る池には
正岡子規の有名な句の石碑
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」

その近くには
飛鳥時代の枯木
聖徳太子の母
穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)がお亡くなりに
なられた時に柩を担ぐ棒に
この木が使われたとか

穴穂部間人皇女
(あなほべのはしひとのひめみこ)
この名前が中々覚えられず
本番で言えてほっとした(笑)

その後は大宝蔵院
この字は榊莫山先生のもの
中の展示物は入れ替わる
そうなので3つだけ紹介します

夢違観音
悪い夢を見た時に祈れば
いい夢にかえてくださる
観音さま

玉虫厨子
飛鳥時代の逗子。
装飾にオスの玉虫の羽が使われ
ていることかこの名前がついた

百済観音
飛鳥時代を代表する像
像高209.4㌢スラリと伸びた
体躯に優しく微笑む柔和な尊顔
謎が多い像で"百済"とついて
ますが、日本でつくられた
ものです

その他にも
唯一焼け残った飛翔天の壁画や
世界最古の印刷物•百万塔陀羅尼経、光明皇后の母である
橘夫人の念持仏等々

見所いっぱいの大宝蔵院

あらら😅
またまた長くなりました
続きは明日へ

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