このスカート
めっちゃめっちゃ苦しい
旦那はん孝行の
和歌山ドライブの時
苦しくって、苦しくって
なんでこのスカートで
来たんやろー
アホ、アホ、アホーーッ!て
後悔するくらいの苦しさ
もう腹に真っ赤な横線が
ビシッ!ビシッ!といく
食い込み
こんなんで
海鮮丼やら生かげろうやら
食べたら
もっとパンパンになり
ボタンも飛ぶかも
そう危惧したオバハン
白浜に向かう高速で
オッサンに
あんた、輪ゴム持ってる?
そう聞いてみるも
「へっ輪ゴム?持ってへんわ
何をするんや」
持ってへんか。。。
うーん(゜-゜)
そこで目をつけたのは
車のフロントガラスの
日除けサンシェード
ハサミはないけど
オッサンの指の力なら
なんとかなると踏み
ちょっとあんた
あたいの為にこのゴムを
切っておくれよぉ
昭和の不良少女のように言えば
「へっΣ(´∀`;)こんなん
切ってどーするや」
いいから切っとくれよ
首を傾げながらも
里芋を5つ並べたような指で
ブチン、ブチンと切って
渡してくれて
おもむろにボタンホールに
ゴムを通し
余裕ができて
腹の食い込みも解消されて
立って歩いても
スカートはずり落ちないし
ナイスなアイデア!!
それを一部始終みていた
旦那はん
腹を抱え笑いながら
「デブって凄いなぁ!
そんなアイデアが出るんや」
この男は人生で
腹が出たことがなく
若い頃からウエストサイズが
変わらないので
こんな思いをしたことは皆無
感心しているのか
小馬鹿にしているのか
しきりに「凄いなぁ」を
連発し
「デブ歴が長いと
そっち方面のアイデアが
豊かになるんやな」
そうそう!
人間、困り事があれば
それに向けて頭を働かすようになる!
なーんて言いながら
得意気になってる場合か?
こんなことしてる56歳
どうなんでしょ(~O~;)
でも同じような事を
している方がいらっしゃれば
わたしはその人と
仲良くなれそうな気がする
(*´艸`*)
即席アジャスターで
調整された腹回りは楽ちんで
まぐろ丼や生かげろうを
しっかり食べたのに
京都に着いてから
活躍するのは言うまでも
なさそう^^;