母性愛

ぐぅちゃん会社の帰り

乗り継ぎの駅のホームで

フッと気配を感じ

恐る恐る振り向くと

伺う様に自分を見てる親父

目が合うやいなや

花が咲いた様に満面の笑みを浮かべ

「あ、やっぱり ぐぅや♥」

「あ、親父…お疲れ」

「今帰りなん？ぐぅに会えた～♥

こんな奇跡が起きるなんて」

同じ家に住み

乗り換えはあれど

途中まで同じ腺を使うのに

なにが奇跡やねん？って話で

ばったり会っても

なんら不思議じゃないのに

娘ラブ♥なオッサンは

これを奇跡と呼び

「会社帰りのぐぅも可愛いなぁ

ああ～可愛い♥可愛い」を連発して

ぐぅちゃんの二の腕を擦り

パシッとはね退けられる

はたから見たら

マジで変なオッサン

オッサンは子供好きで

自分のことを

「俺は母性愛に溢れてる」

そんなことをほざく

母性愛ねぇ(；・ω・)

この間はまたまた

姪っ子の子供に「遊んで♥」って

LINEをもらい

いそいそと出掛けていき

こんな色紙を貰ってきた

喜びいさんで

パソコンの前に置いとおる

写真

スタンプしてるけど

頬にチュしてもらってねぇ

"けっこんしてください"って

オッサンよ

良かったなぁ～

至福の思いやな

しかし 

後、何年かしたら そんな事は

すっかりさっぱり忘れるよね(^w^)

とはいえ

もう可愛いことの一つも

言えないオバハン

こうやって

姪っ子の子供がオッサンに

活力を与えてくれてることを

"ぷぅーくすくす"って笑てんと

感謝しなアカンね(^w^)