【明るい不登校】学校との交渉について | 明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

「不登校で親子ともに傷つく必要はない」が持論。
高3、高2、小6の3姉妹と夫の5人家族。次女が小5から中3まで不登校でホームスクーラー。三女は小3からデモクラティックスクールに通う。
不登校のお母さんが集える場、親子参加型イベントを企画開催。
お母さんサポート

 
不登校をやっていると
学校と相談しなければいけない場面
交渉が必要な場面が
要所要所で出てきます。
 
 

大きいところでいえば、
・給食費
・修学旅行
・卒業式
など。
 
 

そんなときに
こちらの事情を察してもらおうと
「察してちゃん」でいても
 
 
 
事情は伝わらないし
望むような対応は得られません。
 
 
 
学校とのやりとりは
こちらの事情と要望を
しっかり伝えていく
必要があります。
 
 
 
罪悪感を持たずに希望を伝えていくことが
学校とよい関係を作りながら
こちらの望む対応をしてもらうための
交渉術になります。
 
 
 
「こういうのってありですか?」
「〜のようにしていただけたら、とても嬉しいです。」
「このような対応は難しいですか?」
「〜は望んでいません」
「〜は違和感を感じているようです」
「〜に困っています」
 
 
 
学校には全部ストレートに、伝えます。
学校としての状況も伝えていただきます。
 
 
 
そして、対応できるかどうかの判断は
学校にお任せします。
 
 
 
そうすると、できる範囲内で、
良好な関係のまま
最善の策がとれることが多いです。
 
 
 
とは言いながら、
我が家のてこずった事例をひとつ
ご紹介します。。。
 
 
 
中3初夏の沖縄への修学旅行。
そのときの服装については
少々難航しました(汗)
 
 
 
中3になっても、ほとんど
学校へは行かずでしたが、
 
 
 
「沖縄だから」という
たいそうシンプルな理由で
修学旅行へは参加希望でした。
 
 
 
そこで問題になってきたのが
服装について。
 
 
 
娘は制服を嫌がります。
 
 
 
修学旅行は制服で
ということになっています。
夏のセーラー服です。
 

(かわいいですよね。私は好きです)
 
 
 
吐き気がするレベルらしいので
我慢して、とか、根性で
というのは得策ではなさそうです。
 
 
 
飛行機にも乗るし、
吐き気のするものを
身にまとわない方がいいですね。
 
 
 
さて、学校に交渉するときには
大前提があります。
 
 
 
絶対に押さえておきたい姿勢。
 
 
 
それは、『教育を受けることは
子どもの権利である』ということです。
 
 
 
修学旅行も教育の一環ですから
娘には参加する権利がある。
 
 
 
学校側、保護者ともに
子どもの権利を守る義務がある。
 
 
 
今回の場合は、
子どもが参加できるように
最善を尽くす義務がある
 
と心得ておくことです。
 
 
 
その姿勢があると
学校と交渉するときに
小さくならずにすみます。
 
 
 
修学旅行は
とても行きたがっていたので
ずんっと構えて
真剣に交渉です。
 
 
 
制服を嫌悪する娘です。
 
 
事前準備として、
制服の何が問題なのかを
ヒアリングします。
 
 
 
何を避ければいいのか
クリアにしていきます。
 
 
あれこれ話していると
・肌が出ることが不安を増大させる
ということが分かりました。
 
 
視線が気になるのではなく
肌が出ているのは防御力が弱すぎて
身を守れないと感じるそうです。
 

なるほど。
 

冬のセーラー服はましで
夏のはありえん!と
娘がいう理由がわかりました。
 
 

布をまとって身を守りたいらしい。
 
 

夏のセーラー服は
半袖でスカートなので
上下とも具合が悪いですね。
 
 
 
ここまで聞けたら
学校と交渉です。
 
 
 
肌が出ない服装で
参加したい
 
 

という1点のみが
こちらの要望です。
 
 
 
夏の体操服に
上に何かを羽織ればよさそう、
と感じ、簡単そうだと思ったのですが
 
 
 
そうでもありませんでした。
 
 
 
まず、
・制服だと決まっている
・学校指定のもの以外を身に着けるのは無し

という反応がきました。
 
 
 
学校からの提案は
・冬の体操服上下での参加
でした。
 
 
 
夏の沖縄に冬ジャージって
ばかか。
 
 
 
と思いますよね。
熱中症どうすんねん。
ですよ。
 
 
 
さすがにイラっときました。
 
 
 
学校にも事情があります。
服装なんて、なんでもいいや~んという
先生もいれば、(担任の先生)
 
 
一人だけ特別なことは認められん
みたいな先生(上の方)もいて
ひとまず、冬ジャージの提案になったと
思われます。
 
 
 
なので、こちらは冷静に
・熱中症が心配です。
夏の沖縄で、日中、冬のジャージで
過ごすようなことは困ります、と
まっとうなことを伝えます。
 
 
 
ちょうど修学旅行準備で学校へ行っていた娘が
自分で
・それならば、
半袖体操服の下に薄手の長袖Tシャツを
着るのはどうですか、と
 

現実的な案を出して、交渉してきました。
 
 
 
先生間で協議が行われた末、
交渉案が通り、
 
 
 
娘は半袖体操服の下に薄手Tシャツを着て
下はジャージズボンで
修学旅行に参加となりました。
 
 
 
最終、落ち着きましたが、
間にも何度もやりとりがあって
なかなか交渉に難航した一件でした。
 
 
 
伝えること。
ねばること、も
大切かもしれません。
 
 
 

このときは、どうしても

参加したかったので

ひかなかったのですが

 

 

 

普段は、それなら参加を控えます

という判断になることもままありますよ。

 

 

 

兵庫県加古川市

岩本真弓

 

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明るい不登校では、
学校に行っている
行っていないに関わらず
 

どんな逆境でもゆるがない
凛とした心の芯を
親も子も各々自分で作り、
 

その心の芯を自分自身で
育てていけるようになることを
目指しています♪
 

不登校は、自分と向き合う時期が
早く来るだけのこと。
 
早く向き合うことは
人生のアドバンテージです!!
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岩本真弓 ( 右矢印プロフィール )
 
子ども未来がっこう 認定講師
アドラー心理学 勇気づけ講師