こんにちは。
ひとり空回り研究家、心理カウンセラー
小笠原真弓です。
2008年からフラクタル心理学で心の仕組みを変えて
独身、抑うつの人生どん底状態から
結婚、上京、出産、起業、家を建てる夢を叶えました
現在3人の子育てをしながら
フラクタル心理学講師、カウンセラー、看護師をしています。
先日の勉強会で受講生さんよりいただいた質問です。
シンデレラ願望とは
家族関係コースに出てくる言葉で
「親に愛をもらえなくて満たされていないけど
それでも頑張っている私ってすごいよね」
と思う一種の優越感です。
満たされない
○○してもらえなかった
○○してほしかったのに
という欠乏感や不足感を抱えているのが特徴で
その中でも【頑張っている私】を感じています。
シンデレラ願望(別名:悲劇のヒロイン)は
割と多くの方が持っている心理でもあります。
でも、この状態は
親の愛を認識できていない時に起きます
子どもの頃、【親に愛がない】と感じた
その本当の理由は…
自分の思い通りにしてくれなかった
自分の期待する反応をしてくれなかった
という不満なんです。
子どもの頃に持った不満を
大人になった今でも持っていて
「○○してもらえなかった」と思っているんですね。
子どもの頃を思い返してみると
心当たりはありませんか?
一方、親側の愛は
①子どもの成長や自立を促すこと。
子どもの要望は聞いてあげたいし
お世話もしたい気持ちもありますが
子どもがルールを破ったり
宿題をしなかったり危険なことや
周りに迷惑を掛けたら
子どもの思い通りにさせられないし
子どもの期待する反応をしていられません。
それは躾として
子どもが社会に適応したり一人前になるのに
とても大切なことだからです。
でも、
子どもにはそれが分からないし
思い通りの反応をしないことしか見えていないのです
もう一つ知っておいてほしい愛があります。
それは、子どもに反抗されたり迷惑をかけられても
親は毎日変わらずご飯、掃除、洗濯
時には送迎、看病、学費、旅費を出したりして
育ててくれています。
②嫌な思いをさせられても
子どもに何かをしてあげたい気持ちがあるのも親の愛
です。
だから、あなたが大人になっているのなら
十分親の愛をもらっているはずなんです
こんな愛の認識のずれがあるために
親の愛が見えず
「親に○○してもらえなかった」と不満が募って
抜け出せなくなってしまいます。
でも、このシンデレラ願望
実はメリットもたくさんあるんです!
こんな風にメリット(旨味)を感じていると
この状況を止められません。
エスカレートすると
悲劇的な状況(病気やケガ、トラブル等)を
創ってしまいかねないんです。
私もかつて悲劇のヒロインタイプで
まっとうに努力もせず、かわいそうな自分となり
みんなの気を引こうとしていました
こんなんじゃ人生うまくいかないですよね…。
だから、シンデレラ願望を止めるには
メリットなんて全~然ないんだ!
デメリットばかりじゃん!
と気づくことなんですよ
長くなりましたので
悲劇のヒロイン、シンデレラ願望が手放せない時②
へ続きます。
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