羽生結弦「Hope & Legacy」の音源編集④ | 大和田真由 official blog

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不自由気味な日本語でほどほど自由に書く個人垢です。
パトロールご遠慮です

こちらお読み頂いてどうかお手柔らかに

とお願いして続きます。

 

2017年世界選手権のFS

 

「View of Silence」

 

1分以降「Asian Dream Song」

が使われていましたが、ここから先は

「View of Silence」に戻ります。

 

冒頭〜1分はこちら

1:00〜1:49はこちら

1:49〜3:01はこちら

 

 

演技動画3:013:53辺り

「View of Silence」2:153:08

ここも割とまとまった長さで使われていて

サウンドも広がりを見せます。

 

その間に3アクセルのコンビネーション×2本

曲調に合わせて畳み掛けてます。

圧巻ですね。

 

ここから先の大まかなパーツは

「View of Silence」4:05〜ラストまで

なのですが、

その間もちょいちょいカットしていて

 

 

演技動画3:533:55辺り

「View of Silence」4:054:08

1小節だけ音楽的助走系のフレーズを挟みます。

こういうのも

 

kokoro-Neが

「Hope & Legacy」

を演奏できなかった理由

 

というのも、⑨の終わり3:49辺り

このピアノも音楽的には助走系。

本来、続きはこうなっていて

 

この曲のサビメロに入るためのフレーズ。

 

の終わりから繋げると、演奏者としては

立て続けに違う方向に

助走してる感じ

ll

進めない(飛びにくい)感覚なのです。

 

でも、「View of Silence」

のクライマックスを経て

プログラムを締めくくるには

いきなり次の(11)に入る訳にもいかず

なくてはならない要素なので

ここも止むを得ずなんでしょうね。

 

 

 

(11)演技動画3:554:32辺り

「View of Silence」4:154:57

 

 

このパターンが4:08〜4:15の間に

もう1回しあるんですが

こういう繰り返し

ll

典型的なcutの対象ですよね。

 

でも、2回畳み掛けることで

次の盛り上がりを呼び込む

 

という音楽的な効果もあるので、

ニヒヒ繰り返し or 似てるは

絶好の編集チャンスニヒヒ

 

本来いい意味での工夫も

kokoro-Neで出来なかった理由

かも知れません。

 

音楽面が犠牲になっているだけに、

キラキラ演技とはすごく合ってますキラキラ

4:02からのコレオ

このソーのロングトーンと

ぴったり寄り添うように

ハイドロで綺麗な弧を描いて

 

4:14のイナバウアーは

1拍ずつ腕の動きを合わせてきて

 

4:21大サビのクライマックスで

3回転ルッツ。

 

もう、これだけ魅せられたら

継ぎ接ぎの編集とか

どうでもよくなりますねニヤニヤ

 

 

(11)演技動画4:324:41辺り

「View of Silence」5:025:10

 

(12)演技動画4:41〜ラスト

「View of Silence」5:17

のロングトーンをくっつけて終わってます。

 

(11)(12)に関しては

 

本来こうなってるのを

半分ずつcutして、

ラストにロングトーン付けた。

という感じです。

 

以上!

 

2曲から抜き出された12箇所の音源が

演技によって滑らかに繋がって見える

ほんとに素晴らしいプログラムです。

でも、羽生結弦選手だから出来たんだろうな

と思います。

 

で、3/31にやります。

いつも久石作品の時は説明してるけど

 

オケ+久石さんの編成を

kokoro-Neでやるとどうなるか。

フルートは2人で2つしか音出せませんニヤニヤ

なつきさんがオケ+ピアノ

を再現する事になります。

 

なかなかいないですよ。

ここまでやってくれるピアニスト。

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