はじめに。
フィギュアも久石さんも好きだけど
ヲタとかマニアじゃない程度のフルーティストが
編曲の過程で見つけた使用部分を紹介する
という前提です。
演技や楽曲に関する細かい事はご容赦を。
2017年世界選手権のFS。
当時の世界最高得点で大逆転した演技です。
フリーなので当然4分半ですが
「View of Silence」約5分半
1989年発表の久石さんオリジナルアルバム
『PRETENDER』に収録されてます。
「Asian Dream Song」約6分半
長野パラリンピックで使われてます。
両方で12分もあるので編集、
というか
使われない部分の方が多い
なので、この曲に限らず、
試合の時間制限や振付の都合上
泣く泣くカットしたであろう部分も
kokoro-Neのコンサートでは
聴けるように!
(チケットのご購入はこちら)←今日は控えめに。笑
とフルの尺で演奏する事が多いです。
でも、短い曲の方が演奏機会も増えるので
↓
「Hope & Legacy」バージョンも
やってみよう
↓
フィギュア好きな人は楽しいかもね
↓
なんて言って同じように編集して
↓
リハ1回でボツになった
という過去があります。
そこで。
何でkokoro-Neは
「Hope & Legacy」
と同じサイズで
演奏できなかったのか
という視点も含めてお伝えしようと思います。
【はじめに】
2曲から12のパーツを繋いで
編集されています。
①演技冒頭〜0:59頃まで
「View of Silence」冒頭〜0:56辺り
久石さんが奏でるピアノの分散和音。
ここは知ってる人多いですね。
聴いた瞬間「あ、ゆづだ」
て方も多いんじゃないかと思います。
冒頭から久石ワールドぷんぷんで
Cm add9て言うんですかね。
暗いドミソにレを足した和音(↓左)
で、その土台のドと付け足しのレの
ベース音をひっくり返してます(↑右)
そこから8小節かけて近い音への移動で
少しづつ和音が変化する事で
緊張感もジワジワと高まり
演技動画0:22辺り
弦楽器が入り始めるタイミングで
4回転ループ
演技動画0:45辺り
ピアノの低音がゴーンと鳴ってからの
4回転サルコウ
ニクいなと思います。
ただ、忘れちゃいけません
4分半しかないのに
ここまでで既に1分弱
ll
残り3分半で11パーツ
ll
ここから先が大変な事になります。
コンパクトに纏まる気なんて
一切しなかったけど
それにしても既に長いので
つづく。