今日は暖かくなりそうですね。
上のハーダンガー刺繍のピンクッションは吉祥寺第一木曜クラスの生徒様による制作です。
角にあまり糸で作った房も付けて頂いて、とても上手に出来ていますね!
このデザインは全クラス共通の初回必須課題になりますが、この回お渡しする資料は必ず熟読しましょう。
とても小さなデザインですが、超重要な技法が詰まっています。
ドロンワークは最初(初期)が肝心なんですよね。
昨日は別の方もドロンワークをされていましたが、頻繁に出てくる技法であっても、皆さんなかなか定着しない、という現実があります。
そして初期の段階で誤って覚えてしまう、または曖昧なまま進めてしまうと、その後の作品にもずっと影響を及ぼしかねず、後からじっくり作品を見てみて「間違えてる!」ってなることが多いんです。
そのショックは計り知れないものなので、いつも生徒様の手元と制作中の各段階で、おかしい部分がないかを確実にチェックしています。教える方にとっても、責任重大です。
また裏面も確認します。
裏の糸の流れを見ると、作業が正しい手順で進められているかどうかが判るので、欠かせない指導の一環ですね。