繋がりの繋がりは… | 叮叮叮繭虫ブログ

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日々の暮らし、一緒に暮らす猫・・・綴っています。

今、通っているジムのサウナで、一筋縄ではいかないお人がいる。

ワタシが入りたての頃、サウナの常連さんから

「あの人がいる時は話しはしないよう」

と言われた。

彼女がサウナに入っているとシ~ンとしているし、いなくなると会話が始まり、戻って来るとまたシ~ンとなるを繰り返す。

「孤独が好きなよう」

だとか

「人が嫌いみたい」

だとかまことしやかに言う。


ワタシはややこしい事が嫌いだ。

その彼女がサウナに入ると

「今日は腰湯」

と決めサウナには入らない。

面倒臭いからだ。


昨日、その彼女がサウナに入ってきた。

不思議であるが、彼女から「気」がトゲトゲしていないのをワタシは感じ取ったのだ。

いつも目を釣り上げトゲトゲしておられる彼女がだ。

話すいいチャンスかも…

とワタシは彼女が運動している事を知っているので声掛けた。

すると別段普通に話しができる。

なんでもマシーンで少し歩いてからサウナに来ると言った。

「ワタシも月に2度、パーソナルトレーナーからウォーキングレッスンを受けているが、あの羽田空港ベルトに歩くのは苦手である」

というとサウナの中にいた方々皆さん「???」という顔だ。

「羽田空港にある歩く歩道だよ」

というと笑いが起こった。

酔うのと己とのタイミングが合わず怖いのだ。

女性同士の会話がどんどんズレてゆく。

歩く歩道から酔うの話へと移行して言った。

彼女が帰り際、手をこちらに振ってくださったので

「またね~」

とワタシも手を振った。


「なんだフツーに話しできたね」

とサウナ仲間で皆さん胸を撫で下ろす。

「マユさん凄い!人見知りしないから」

と言ってくださったが、そうではない。

たまたま彼女から壁のある「気」を感じなかったし、この挑戦(?)で白か黒かわかるいい機会と思ったのだ。

そして、彼女が来る度にサウナに入れないというのも面倒である。

懐に入ってみて良かった。


懐に入れない…。

ああこれだ!

これなんだ!


ワタシには変な癖がある。

初めから

「こりゃ駄目だ」

と諦め、また今まで執着していた事も意図も簡単に捨てられるキモチもある。


「もうお手上げ」

というモノに挑戦したくなる。

男脳がそうさせるようだ。

だが、女性脳も持っているので、挑戦するが刃が立たぬとわかれば早々に尻尾を巻いて逃げる。

多分、そのあたりの加減なのだ。

「ややこしい性格」

己の性格も直せぬものが、他人の性格など直せるワケなどない。

それが出来ればノーベル賞というよりも最早、己都合にしたいという傲慢さからである。

そおなると人との付き合いはできない。

特に恋愛であると目的を持った時点でそれは恋愛ではなくなり、支配となる。

そこんトコだぞ、ケンタッキー青年!(どんどん話しがズレる)。

何度もいうがケンタッキー青年は性格がとてもいい。

ババアのワタシへの気遣いから人をみて対応できる柔軟性も持ち合わせている。

だが、恋愛となると「…」だ。

ボーイフレンドの好みに合わせてしまう。

マッチョな身体も今は韓流スターのように細いが筋肉のあるそれだ。

そして

「ムラムラするとタトゥーを入れたくなる」

と腕から始まり今は服を着ているように身体に纏っている。

自己肯定感が弱い。弱すぎる。

彼がワタシを好きと言ってくれるのは、自己肯定感が強いからだと言った。

「マユさんは僕に持っていないモノを持っている」

と以前言った。

ワタシはその言葉を忘れることができない。

今どきマイノリティなど関係ない。

だが、幼少の頃から色々な期待をかぶされ家族とのズレ。

隠し通せねばならない自分の本当の気持ち。

男前で生まれ高学歴でなんの申し分もない。

今どきそんな事もどうでもいい。

だが現状は、母上様の彼への落胆はワタシがその現場にたまたま居合わせてしまったので知っている。

そうやって素直に生きてゆけなくなり囲いを作ってしまうのだ。

マイノリティなど多種多様の昨今であるが現状は、そんなに甘くもない。

結局は

「私はあなたを受け入れます」

という人とだけでいいではないか。

ケンタッキー青年よ。

ワタシはあなたが大好きだ。

その男前がどんなジジイになるのかも楽しみにしている。

その時、あなたからの告白は受け入れる。

よろしくどーぞ。





今朝6時前





薄っすらと朝日






九龍の見回り





暫くここ





そしていつものここ。


諸君!

「〜ハラスメント」

と聞かぬ日はない程だ。

「マユハラ」

と友だち内でできている言葉である。

最早説明は不要。


今日で2月が終わる。

早い!