怒りは「悲しみ」が根底にあります。「暴力(攻撃)」の根底は「怖れ」です。
仙台 カウンセリング 心理セラピールーム Berry's Color
心理セラピスト・心理臨床家 庄司 真弓です。
糖質も脂質もたんぱく質も、全部をバランスよく摂取することが健康のため。
極端にどれかだけを無くそうとしたり、摂取過多にすることは、かえって健康を害すると言われています。
感情も同じです。問題と思いがちな感情感覚を無くそうとせずに、あくまでも、他の感情感覚とのバランスを心がけていきたいものです。
感情は良し悪しではありません
感情は、良し悪しではなく「感じている」その感覚に「名前」がついているだけなのです。
ディスニー映画の「インサイドヘッド」、こちらでは感情に関して分かりやすく描写しています。
自分自身が自分の地雷(出来事、言葉、視線)を踏んだ、他者に踏まれた(言われた、された)時に、適切なピッタリの感情がオーダーされる。
反応する ➡ 感情登場(感じる)➡ 「キャホ~イ」「ガーン」「イラッ」「ショボ~ン」など。
これが繰り返されています。
周りからは、どの感情の登場率が多いか・・それで、「短気」だとか「泣き虫」だとか「明るい」とか・・評価され、あたかも性格のように言われてきたかもしれません。
最近特に「怒り」のお取り扱いが曖昧に、そして「蔑(ないがしろ)に」されているように感じます。
心が健康であれば「感じる」のであって、もれなく「怒り」も感じるのです。
感じていいのです。堂々と「感じる」。そあとの「行動」が適切か、そうではないのか・・ココに違いが生まれます。
ここからは、「怒り」と「暴力」についてです。
怒りは「悲しみ」が根底にあります
「怒り」と「暴力(攻撃)」が混同しているケースがあります。
シンプルに言うのなら、怒りん坊は、暴れん坊ではありません。
エネルギー源が違います。
怒りは「悲しみ」が根底にあります。
「怒り」は生きていくときに必要なエネルギー源です。
大切な何かを守る時に必要な、「瞬発力のあるエネルギー」として活かすことができます。
そして、勇気の一歩を踏み出す時にも、必要なエネルギーとして活かすことができます。
決断するときや、新しく始める時、人生の変化を巻き起こす時にも必要なエネルギー。
それが「怒り」という感情です。
「暴力(攻撃)」の根底は「怖れ」です
一方「暴力(攻撃)」の根底は「怖れ」です。
怖くて怖くて・・・「ヤラれる前にヤッてしまえ!!」
もちろん、わたしたちには「怖れ」もあり、怖れがあるからこそ、守ろうと行動できるわけで、全てが暴力につながるわけではありません。
感情エネルギーは、使い方次第だということなんです。活かし方です。
「今、わたしは〇〇を感じている」
日常の中で、あえて「感じる」ことをしてみると、こんなにも素直に(めまぐるしく)感じている自分自身に気づくことでしょう。
時に、感じすぎて、しんどい時もあるかもしれませんし、日常や行動に支障が出る時もあるかもしれません。
その時は、「感情に折り合いをつける」そして、行動に支障がない程度に「感情」を軽減する。
支障がない程度に・・ココがミソ( *´艸`)。
無くそうとしなくていい。すべて必要だから^^
そして、「感情に折り合いをつける」さらには、行動に支障をきたす「感情」の軽減。これが、リファインド心理セラピーのミッションです。
変化とは「無くす」ことで得られるのではなくて、あくまでも「現状を受け入れ、バランスをとれるようになること」
こちらのほうが心理セラピーにおける「変化」という概念に近いかもしれません。
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わかっちゃいたけど・・暖かくなるってことは、薄着になる。ってことは・・・・・身体、しぼろうと思いますw( *´艸`)毎年、この時期、言ってますな(こらー)
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