スクールカウンセラーの先生が新しくなりました。
前年度の先生とはかなり意気投合していたので、退職されてやや不安に思っていたのですが、また違った視点を与えてくれる先生でした。
このご縁も大切にしながら、私の新たなカウンセリングが始まりました。
今後が楽しみです。
スクールカウンセリングの利点
私は、子供たちが小学生の時からスクールカウンセリングを利用しています。
個人的には、スクールカウンセリングはお勧めです。
「母」として頑張っている自分を語る場としては、最適だと考えています。
お母さんとして頑張っている自分を受容してもらうことで、子供への接し方が穏やかになることも往々にしてあります。
ついつい頼る夫もがいない中で子育てをしていると、子育てに躍起になり、子供への不満がたまり当たってしまうことはありませんか?
しかも、夫がいないから、子供とぶつかったときに「まぁまぁ」と仲裁しくれる人がいません。
子供の逃げ場がないなと思うことはよくあります。
そこで自己嫌悪に陥り、負のスパイラルがずっと続くなんてことが私はよくありました。
でも、こういう場で母とし需要され、自分を客観的に見ることができると子供との関わりが変わります。
子供への視点も一般的なその世代の子供の現状を知っている先生と話すことで、視野が広がることもあります。
私も頑張っているし、子供だって頑張っていると気がつくと、子供のことを需要する心の余裕が生まれます。
やっぱり日々の「ガス抜き」効果のあるカウンセリングを日常に取り入れる事で、私は自己嫌悪時間が格段に減りました。
また、お子さんご自身が親には語れなくても他人には語れることもあるかもしれません。
お子さんの語る場として利用することはできますし、それによって共有してもらえることもありますから、お子さんの心のケアとしても利用できます。
自分を開示する
新しいカウンセラーさんになったことで、夫との死別を久しぶりに一からお話をしました。
この感覚が軽いこと、軽いこと。
こんなに軽く、ポンポンと自分の死別体験を話せるようになったな〜と、話しながら自分に感心していました。
やっぱり数をこなすことで、自分の死別経験は形が変わりますし「感情」と「事実」は分離していきます。
「夫が亡くなった事実」で感情を揺さぶられることもなくなりました。
それがすごく楽。
過去の夫との課題はとことん向き合ったので、そこは完全に自分の中では解決したものだという認識が持てました。
先生にも、今回話をしてみてどうか?と問われ、私はこのタイミングで夫のことを久しぶりに語ることができて良かったと答えました。
夫との死別経験が「過去の事実の一つ」となって存在しているという気づきは、とても大きかったし、よく乗り越えたなと自分に感心しました。
夫を思い出し、懐かしく色々な感情が湧き起こる日は、今もあるのは事実です。
でもそれは「課題」ではない。
その切り分けと認識が持てると、乗り越えた自分に自信がさらに持てます。
死別体験を語ることで体のこわばる感覚があるのなら、まだ課題かもしれません。
それは語ることで気がつく事でもあります。
カウンセリングを利用してみてください。
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