亡き夫と、亡き父の思い出 | 35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

 

 父のお墓参りで気づいたこと


先日受けた占いで提示されたミッションの一つに「父の墓参り」がありました。

 

「解消していない自分と父とのわだかまり」をクリアしないと、さらなる幸せには行きつけないとわかり、私は父に対して謝らなければいけない想いが溢れたからです。

 

父のお墓参りに行くと母に伝えたら、母も妹も一緒に行くと言い始めました。

 

一人でゆっくり行きたかったなと思いつつも、みんなで行くことにしました。

 

母、妹、私と三者三様それぞれ立場も生活環境も違います。

父に対して、それぞれの角度から、父の苦労や父の偉大さを語ることで、父の良さを改めて気づくことができました。

 

私が父に対して意固地になっていた気持ちも、三人で話すことで解消することができ、やっぱり私にとって必要必然だったのだと改めて感じました。

 

父へのわだかまりは解消して、スッキリした自分に気づきました。

 

 故人を語ること


たまに、故人を語ってみることは大事です。

父のことを語り合うことで、父へのわだかまりが感謝に変わりました。

なぜなら、夫と父とのエピソードを思い出したから。

 

私が夫を初めて家に連れて行った時、父は胃がん(初期)を宣告されていました。

 

初対面の夫に対して、父が「自分は癌を患っているから、早く結婚してほしい」と、かなりのフライング発言をしたわけです。

(その後父の胃がん手術は上手くいきました。)

 

もちろん私は、夫と真面目に交際していましたし、結婚するつもりでいました。

夫もきっとそうであったと思います。

 

交際した手の私たちの気持ちとしては、結婚はまだまだ先で、交際をゆっくり楽しみたいと思っていました。

 

でもせっかちな父の一声で、私たちは一気に結婚モードになり、スピード婚に至ります。

 

夫はかなり慎重な人で、決断力は低い人でしたから、あの父の一言がなければ結婚まで相当時間がかかっていたと思います。

 

夫とは死別することになりましたが、子供達と出会えたことを思うと、父には本当に感謝です。

 

父は夫のことをとても可愛がっていて、夫も父を慕ってくれていました。

 

あの気難しい父と夫との関係は最初は謎でしたが、その二人の関係から、私と父との関係も緩んで良くなったのも確かです。

 

 亡き夫と関わった父を通じて気づいたこと

 

こんな風に父を通して、久しぶりに夫との結婚がいかに幸せだったのか、改めて思い出しました。

そういう幸せな時間があったのは、父のおかげでもあったと思い出しました。

やはり今回のお墓参りは意味があったんだなと思います。

 

いかに自分が幸せだったのか、それは夫のことだけを考えては限界があるのかもしれません。

夫とのエピソードに登場している人物を通して振り返ることで、また新たな自分の幸せを思い出すことができますね。

 

幸せだった土台があるからこそ、今の幸せを掴むことができます。

 

あんなに幸せだった私だから、また幸せになることができるという理論が成り立ちます。

そうやって、いろいろな角度から、自分の幸せだった時を思い出してください。

辛い最中は、幸せな過去を思い出すことは辛いかもしれません。

 

でも、幸せを経験しているから、「幸せ」という感覚は、体が覚えています。

だからまた幸せがやってくるし、それがやって来た時にキャッチできます。

 

今日の私は、幸せだった時間を思い出せて幸せでした。

だから、父に感謝ですね。

 

 

 

講演会やりました!

視聴ご希望の方はこちらから

 

 

公式LINEのお友達はこちらからお願いします。

お友達登録した方には、「死別の心を癒すワーク」をプレゼントしています。

友だち追加