来週から、通信大学三年生としての生活が始まります。仕事も変わらず続けます。
快適な学習時間を過ごすために必要なものは買いそろえました。
よろしかったらこちらをご覧ください。
残すは筆記用具。
お気に入りの筆記用具って、あちらこちらに連れて行ってそのまま置き去りにしてしまうことってありませんか?
筆記用具はたくさん持っていますが
本当に使いやすいものが数本になってしまっていたので何とかしなくては。。と思っていたところ・・
不思議なことってあるものですね。今まで思い出しもしなかった「父の愛用していたボールペン」をふと思い出しました。
それは私が父の90歳の誕生日にプレゼントした「ちょっと高価な筆記用具」です。
パイロットの「MIYABI EMAKI」シリーズ。
父は兎年でしたので、月と兎がデザインされた絵巻をプレゼントしたのです。
「真弓、これは使いやすいよ!」と、以来、父は替え芯もそろえ、そればかりを使ってくれていました。
実家の遺品処分はずいぶん進んでおり、果たしてまだあるかわからなかったのですが、買い物に行く前に探してみましたら・・・
あった!のです。
筆記具が雑多にまとめて置かれている(次に捨てるもの箱)そのなかにMIYABIはありました。絵巻はかすれていましたがすぐにわかりました。
早速購入した店に行き、壊れていないかみていただき替え芯類も買ってきました。
病床でも使っていましたが、弱るにつれ、字が書けなくなり、このボールペンは持ち主から遠ざかっていました。
達筆の父はいつもこんなことをやっていたんですよ。これは3年前。去年の今頃は、もっと素晴らしい字になっていました。
父が「これを使えばいいよ、書きやすいよ」と導いてくれたに違いありません。
親友も明日から56歳の女子大生。
残念ながらこの型番は廃盤になっていたので、違うMIYABI EMAKIをプレゼントに購入しました。
きっと私たち、ちゃんと学士をとれるはずです。