6月11日(火)晴れ 強風
ユキワリソウ
サクラソウ科サクラソウ属の多年草
高山植物で日本全土の亜高山帯から高山帯に自生する
山地の湿った岩場に生育し 高さ10㎝程度になる
花期は5-6月
アクセス
駐車場多数あり(有料・無料あり)
コースタイム
八方池山荘(1840㍍)⇔唐松岳(2696㍍)
Total:7時間35分 約9.8㌔
その他情報
2024年 6/1.2 6/8-11/4
往復3300円/片道1900円
八方アルペンライン前売券:コンビニで事前購入2950円
2024年 7/1-10/20運行
運行時間は日によって違うためHP参照
黒菱ライン往復2000円/片道1100円
交通系IC/クレジット利用可能
リアルタイム空車情報・料金など
八方尾根のルート情報
白馬村にある日帰り温泉の情報
過去のお散歩日記
2014年9月12-15日 白馬岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳 縦走
お散歩日記
ミヤマリンドウ 大株
テント泊か東北か
楽しみにしていた3連休は天候不良で
結局甘利山と唐松岳へ
今年は本当に天気運がないなぁ……
2020年の6月末に唐松岳へ登った時
ユキワリソウがとてもキレイだったので
ちょっと早いかと思いつつ唐松岳へ
この時期は黒菱スカイラインは運行前なので
お高いけれどアルペンラインで八方池山荘へ
前売券 350円も安いしチケット売り場に並ばなくていい
行く途中のコンビニで購入できるので
行く方はぜひ事前購入を!!
チングルマ まだまだ花は少ない
見たかったユキワリソウはそこかしこに咲いていた
まだまだ花は少ない
大好きな木道コースはまだ残雪で通行止め
トイレもまだ使用できず
唐松岳頂上山荘も営業前なので
撮影隊がいなかったら静かだと思う
八方池が見えてきたよ
まだ雪のたくさん残る八方池
この日マウンテンドクターの撮影で
朝からアルペンラインは大賑わい
八方池までは大混雑していたけれど
ココを過ぎれは静かなもの
ウスユキソウ
ユキワリソウ
ミツバオウレン
ユキワリソウ群生
八方池までは雪ナシだったけれど
下の樺の樹林を過ぎると残雪が出てきたよ
多分ココだったと思うんだけど 右上に登って行くと冬道がある
夏道の通れる時期には通行止めの×印があるけど
この時期はまだ微妙な感じなんだよね
ヤマレコアプリだと冬道のラインが入っているので
確認すれば冬道に入れる
行きはココ(夏道)をトラバースして向かったよ
ココ自体は問題ないんだけど
この先歩きにくい箇所多数
アルペンライン運行開始から
そこそこ人が入っていそうなんだけど
トレースは薄く
この日の入山者もおそらく雪山慣れてない人が多く
変なトコロを歩いて行くので惑わされる
朝はまだ雪がしまっていて歩きやすかったので ツボ足でも行けたけど……
写真では伝わりにくいかな
先に映っている人の方へ行くにつれて
だんだん斜度がきつくなる
アイゼン履いたほうが良かったかも
夏道は右手の樹林の中
途中入れそうなんだけど
入ったところですぐに倒木や残雪で行き止まり
もう少し歩くと扇雪渓があって
そこからまたルート取りに苦戦する……
動画にはその辺入っているので
良かったらご覧くださいませ
扇雪渓で雷鳥の鳴き声がして
探したんだけど見つけられず
こんな低い場所まで下りてくることあるのね
写真中央あたりが扇雪渓の下で あそこから雪渓を一気に登ってくる
なぜかこの時期にアイゼンを持ってきていない人も多くて
見ていてコワかったよ……
雪ないと思っているのかなんなのか
私もチェンスパだったけど
帰りは雪が緩んで滑るので
12本爪でも良かったかなって感じの斜面
ちなみにさっきのトラバースのトコロから冬道に入ると
左手の尾根を登ってくる感じになる
そちらもおそらく残雪あるけど
コッチから下るよりは安心だと思われる
扇雪渓後も残雪豊富だけど
ココから先は楽しい残雪歩きって感じ
丸山ケルン
晴れてはいるが風が強く寒いくらい
キレイな景色だね
ココから先は最高の稜線歩き
雷鳥いないか探しながら歩くも見つけられず
まだチングルマなどの花も少なく
楽しめるのは展望のみ
後立山の稜線に登り上げると剱岳……
ぼやぁってしてる……
眼下には唐松岳頂上山荘
稜線からはいったん下って登り返す
縄張り争いの時期でめちゃ走る雷鳥さんが
写真ど真ん中に小さく映っている
唐松岳頂上
山頂はかなりの強風だけど
風の当たりにくいところに場所をキープして
景色を堪能
風はいつも白馬村方面が弱いんだけど
剱岳が見たいので強風にもめげずそちら向きで休憩
南側 五竜岳 槍穂高まで見える場所なんだけどね
西側
北側 天狗の大下りのジグザグも映っているけどわかるかしら?
結構下るよね
1時間くらいかな?
のんびり休憩してから唐松岳頂上山荘の裏手のお花畑へ
ハクサンイチゲ
クロユリの蕾が早くも……!
あまりのんびりすると
雪が緩んで歩きにくいだろうなと思いつつ
ややのんびりしてしまった
謎のルートロスト
どう考えても尾根歩きでルートついているのに
途中の急斜面の残雪をトラバースする人がいて
この写真の手前にもう少し緩いトラバースがあるのね
5人組に 後から歩いて行った人が1人かな?
来るとき歩いてないよねって思うのに
たくさんいるからそっちが正規ルートかと思ってしまって
ついて行った先がココ
こんなトコ トラバースする?
5人組が遅くて抜かした先の斜面がコレで
途中で道間違えたなって思って引き返して戻り
上から見下ろしてるんだけど
滑ったら一気に落ちるじゃんね
引き返すときに
若い5人組の先頭にココじゃないと思うと言ったんだけど
「来るとき通ったんで」ってさ
写真は彼らがむりやり雪の斜面に道を作って
雪切したみたいな線がついてるんだけど
私が抜かして先行したときは
1人か2人分の足跡しかなかったんだよね
しかも超急斜面でさすがにココは無理って思ったよ
アイゼン12本でピッケル持ってても滑る時は滑るでしょう
君たち歩いてないよ?
5人も歩いてたら道ができるんだよね
同行しているうちの2人がアイゼンなくて
すごく怖がってて なんだかなって感じだった
ルーファイもできない
人の助言も聞き入れない
仲間?が不安でも耳を貸さない
たまたまこの日落ちなかったから良かったけど
誰か滑落したら誰のせいなんだろうね?
って思ったよ
とゆーか人の事はおいといて
初心者向けの残雪登山道は要注意だなって思った
フツーこんな初心者ばかりじゃないから
こんなところに入り込まないんだけど
正常バイアスっていうのか
人がいると大丈夫に見えるのが本当に怖いよね
まさか下りに想定外の変なルートを歩いた疲労で
いろいろ不安になってしまって
雪渓の下りって全然怖いって思わなかったんだけど
この日は尋常じゃなく慎重になってしまったよ
扇雪渓のトコロから冬道でも良かったんだけど
扇雪渓を降りた少し先から冬道に移動して
序盤にあった急斜面を回避したよ
冬道は雪ナシで快適だった……
最後に八方池に立ち寄り
池の水自体は汚いんだけど
空と雲が映って美しい
いつになく疲労感を感じつつ下山
終わってみて思うのは
この前の蝶ヶ岳登山は雪道でも
全然危ないって感じるところはなく
楽しめたんだよね
山小屋営業していると
ルートを整備して下さっているので
安心して登れるなと
不安な方は頂上山荘が営業開始してからの方が
よろしいかと思われます
残雪期ならではの難しさがあって
唐松岳は2月とか5月とかにも登っているけど
この時期が一番難しいかもって思ったよ
あ~疲れた~
唐松岳 八方池はもうすぐお目覚め
ユキワリソウ咲く登山道を歩き 山頂からの景色を楽しんできました
残雪豊富な八方尾根の動画です
写真よりも動画の方が伝わりやすいと思いますので
良かったらご覧下さいませ