げげげげげ原稿ぅオオオオ!!!
原稿追い上げの大川です。こんちは!
ベクトル更新したいな、と思いつつちゃんと毎日8時間寝ています。ベイベー。
さて先日さぎりんが僕んちに追い上げ泊まり会しにきたのですが、僕らスゲェだらけっぷりでした。
今月知り合ったばかりで(しかも会って五度目)で泊まりに誘う俺もどうよとか、乗るさぎりもどうよとか互いに突っ込みつつ、泊まり会。
フツーにお互い遠慮なしだった。
速攻で本棚を漁るさぎりん。ほっといてゲームしてる俺。
二人して自パソ開いてネトサフやらチャットやらしてる俺ら。
挙句、俺は客ほっぽっていつの間にか寝てる。
それを起こさないさぎりん。そして勝手に寝るさぎりん。
起きて二人でゲーム。ダラダラ昨日の残りの麦チョコやら剥きタラやらを貪る。部屋が魚くさ・・・('A`)
俺は昼過ぎてもパジャマ、さぎりんは帰る直前までノーブラ。
初めてのお泊り☆とはこういうものだっただろうか、と今一度自分に問いたい。なんだこのもう腐れ縁だからいいやぁーみたいなノリは。
はじらいとか、ないもんね・・・。いや、さぎりんには元々ないけど(酷)
さぎりんは『第二の実家を見つけた』と言って帰って行った。そうか・・・。
帰る間際までダラダラしていたさぎりんが、
『帰りたくない~。ヨシッ、帰るぞ!っていうモチベーションがない~』
と言っていたのが印象的。
つーかそれって『え?むしろここが俺んちだし』ってことか?出掛けるのって気力いるよね・・・。
あ、今週のアイシーは相変わらずのキッドvsヒル魔っぷりでしたね。
セナは沢山出てたけど、あまり活躍してなくって寂しいなぁ。
モン太は大活躍・・・なの、に・・・_| ̄|○
原稿、今日中にやっちゃいたいよ・・・・。そんで更新を・・・。ゲファ。
アニシー感想~vvv
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
ヒルセナ!ヒルセナ!キタああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼(落ち着け)
なにあれ!なーにあれ!ひゃっほう!
妻ッぷり見せつけてねぇ!?つーかもうデキてるよあいつら!
文句言うモン太に対してヒル魔への信頼と愛情をぶつけるセナ!そーりゃあモン太は当てられて『やってらんねー!』って思いますよ!
旦那は満足げだし・・・・・こーのバカップル!(*´∀`*)ニコ!!
二人は多分あの後走って帰って二人で焼肉屋に行ったと思う。
それで二人でラブラブ焼肉デートしたんだと思う。
とりあえず13巻のセナはヒル魔のひざで焼肉食べたらいいと思う(何)
いや、膝にちょこんと座っちゃったりしてさぁ~。照れ照れ(照れるな)
そんで、高見とカマの掛け合いしてる蛭魔をよそに、セナはんぐんぐ焼肉喰ってるのvヒル魔もたまに肉の焼けてるヤツセナの皿に乗せてやったりしてさぁ・・・うふ。
そんで満腹になって寝ちゃったセナのほっぺについてる食べかすとかを取ってあげてる蛭魔さアリエネェえええええええええ!!!!!!('A`)でももえ!はあはあはあはあはあ。
ラブラブなヒルセナがお腹いっぱい食べたいなぁ。
さて、アホの妄想はともかくとして、再びさぎりんからバトンが回ってきたので回答ー。
今回のバトンは萌えバトンだぜ!
■属性を正直に告白せよ(妹属性とか、眼鏡属性)
兄弟属性、歳の差属性、不幸属性・・・とか?
なんか、カプ傾向に属性つけただけみたくなった・・・(汗)
■萌え衣装を答えよ(メイド服とか背広とか)
特にこの衣装!ってのはないけど、フォーマルぽい物が好きかも。ゴスロリとかも好き。あと最近は攻めにギャルソンエプロンを着せたくてたまらない。腰がィイ・・・!!!
■萌え小道具を答えよ(包帯とか首輪とか眼帯とか)
ギャルソンエプロンはこっちだったのか!?(汗)ネクタイとか、すごく好きかも。
■萌え仕種を答えよ(受け攻めどっちでも良い、ときめく仕種)
攻めだと、やっぱりネクタイ緩めたり解いたりする仕草が色っぽくてセックスアピール感じますね。
受けは何やってても萌えです(笑)あ、何か食べてるとことか、いいですね。
■萌え場所を答えよ (海とか山とかその二人がここにいると最高と言う場所)
二人がいるだけでどこでも舞台ですからvvv
■バトンを回す5人
お馴染み相方笹凪タン、卯月さん、きりりん、柚木さん、最近チャットでお知り合いになったユウキさん!
もし暇があったら受け取ってやって下さい~。
私、そーとーネクタイ好きだな・・・・!!(苦笑)
ベクトル4
君の胸には何がある。
そんな顔をして、私にこれ以上何を望む。
君の望みどおりになったはずだ、全て。あの日の君の願いを、私は叶えたというのに。
重いのではなかったのか、この想いは。君にとって邪魔なだけでは。
そうでないと言うのなら、せめて。せめて、微笑んで。
ベクトル
(追いかける事が出来なかった、結局)
ロイはデートから帰宅した後、一人ベッドに沈みこんだ。酷い脱力感。
何を話したのか、何を食べたのか。何一つ覚えていない。
デートの相手として最低の男だったと自嘲しつつも、ロイの思考はあの金色に支配されていく。
「エドワード・・・・・」
君の考えている事が、わからない。私の想いは君を傷つけるだけの物ではなかったのか?
今にも泣き出しそうだったあの瞳。笑顔を無理に作るような強張った表情。
追いかけたいと願う両足を必死で押し留めて、その背中を見送った。
あの選択を、後悔する。例え勘違いだったとしても、エドワードの本心を確かめる事ができたなら、今頃はもっとましな心地でいられただろうに。
また同じ夢を見そうで胸がむかつく。エドワードを抱く夢。
叶えられない現実から逃避するような夢の中には、自分を受け入れるエドワードがいる。自分には向けた事のない表情で笑うその微笑みの情報は、一体何処で得たものだ?
弟と――アルフォンスと居る時。エドワードはそんな顔で笑う。それをそのままトレースしたようなそれは、自虐以外の何物でもなかった。
(少しは憐れんでくれないか、鋼の)
憐れみでも構わない。私が君の微笑を願うそれとは言わないまでも、ほんの少しこの苦痛に心を傾けてくれたら。そう願うのは愚かなことだろうか。
眠りに落ちるのが嫌で、ロイはベッドから起き上がり、ワインの栓を抜いた。
適当なグラスに注いでくちに含んで飲み下す。安いだけが取り得のそれは少しも美味しくなかったが、腹を温めるアルコール特有の性質は特別変わりは無かった。
テーブルに放られたシガレットケースを開け、一本銜えて火を点ける。ぽうっと煙草の先が橙に灼けて、暗闇に色彩が灯った。
ジジジ、と耳を澄まさなければ普段は気付かぬような音が耳に届く。胸の奥まで吸い込んで息を吐き出すと、ほの白い煙が細く立ち昇った。
そうしていると、煙草の作用か段々と心が落ち着きを取り戻してくるのがわかる。
ロイはぼんやりと暗闇を見つめて、昔の事を考える。
士官学校時代の事。イシュヴァールの地獄。その後軍で昇格し、軍の変革を誓ったこと・・・・。
(そして、君と出会った――――)
幼いながらに昔の自分と同じ目をしていた君。場所は違えど、見た物は同じ地獄だったに違いない。
出世の道具として利用したいと思うよりも、そんなエドワードをどうにかして勇気付けたかった。もう一度前を向いて、立ち上がれと。
同属を憐れんでいた筈が、いつの間にやら恋するようになっていた。自分ではどうにもならないほどに。
(結構な事じゃないか・・・・昔はイシュヴァールで覚えた血の香り、死の余韻、全ての物への罪悪感・・・そんなものに苛まれていたものを・・・・今は色恋のことぐらいで悩んでいるんだからな)
せせら笑おうと唇の端を上げようと思ったが、出来なかった。
痛みが変わらない。たかが恋愛と思おうとしても、胸の痛みだけは隠すことも誤魔化す事もできない。
例え誰を欺く事が出来たとしても―――自分だけは。
逃げ場がない。逃げても、逃れられない。
どうして誰かを愛おしいと思う気持ちは、同じ強さで自分を傷つけるのだろうか。愛すれば愛するほど、想えば想うほどに、痛みは止まる事が無い。
『忘れて――――全部』
(忘れられる、ものなら。忘れたいよ、鋼の)
忘れて、何も無かったことにできるなら。愛するほどに痛むこの傷が塞がるのならば。
(だが、君は―――君は、それで)
君はそれで満足なのか?
きよあゆもえぇええええええ!!!!!!( ´Д`;)
ガンガン読んだ・・・・。
ついにフルフェイス御開帳かよ・・!!!個人的にはちょっとはやかったんではん?
いや、なんつーかもう引っ張られてた時間が長すぎて・・・ちょっと言っていい?
清隆様って黒髪だったん・・・・・・!!!!!Σ(´□`
いや、マジそれ一番ビビッた。あとホーエンハイムのパクリみたいな髪型なってたのも驚いた。
この黒髪、むっちゃ違和感あるわぁ・・・。
肝心の顔はバッチリ鬼畜そうでよかったけど・・・!(*´∀`*)ニコ!
なんか設定ではあゆ君と似てるらしい・・・つーかクローンなんだから同じ顔の筈なんだけど、私はあんま似てるとは思わんかった。あゆ君も将来こうなんのかなとか思ったら正直へこむかもわかんないけど、あゆ君は永遠の少年になるんで☆(痛いよ)
あゆ君ってとことんおいしい受け設定だよなぁ・・・。うーん、たまらん。
清隆さんはあゆ君を失って生きて行くのが耐えられないから殺して欲しいんだと思います(*´∀`*)エヘヘ。
あーやだ。なんなのこの人達。なんなの。もえもえ!久々に清あゆも爆発だよvvv
なんつーか私は兄弟に弱い。兄妹にも弱い。
なんつーかこう、兄の独占欲とか・・・そーいうのがたまんない。みたいな。妹からの独占欲も最高に好きだけど。
『私の弟』とか、公然と所有格で言えるのがいい。私の萌えワードは『私の可愛い弟』です。このセリフ言ってくれたら兄弟カプでは萌え死に寸前。
ちなみに清隆はかの『ライフイズスパイラル』特典ドラマCD内で、魅惑の井上和彦ヴォイスで
『さすがは私の弟だ』
『可愛い弟のために』
と惜しげも無く直球ストレートかましてた。ああん。
でも清隆の顔を見て『あ、議長』と思った私はどうなんでしょうか・・・。今週のギルシンぶりはこの予兆・・・????(でもレイシンはあり得ないぐらいの暴走だったけどな!!)
みつけたんだ、守るべきものを
そんな秘書ヒル魔×社長セナを書きたいよ、大川です。
昨夜から今朝に掛けて、凄いメンバーと内輪チャットに参加。ギャー後衛。じゃなくて、光栄。
その割にかなりはっちゃけリラッグマ全開だった大川ですが、皆引いてないといい・・・ね!(笑顔)
そのチャットで最後の最後に秘書ヒル魔×社長セナの妄想が繰り広げられ、かなり話が進んだところで、半分眠気に襲われてた自分に矛先が。ギャフォ。
え・・これを書けっつーんですか。そんな萌えを俺なんかが台無しにしちゃっていいんですか。
今考えるとみんなアドレナリンの出すぎでもう何でも良かったか、実は皆眠気に襲われて正常な判断能力を失っていたのかもしれないという有力な候補が自分の中で上がってるんですが、これを書いたらそれを素敵絵にしてやるという約束も取りつけたので、そのご褒美を強請り取るためにも(最低)俺は頑張ってこれを書こうと思います。
自分の中でもうなんかすごい超大作、ならぬ長大作(無駄に長い)になりそうな予感です。
あーあ、きっと誰もそんな大作具合俺に求めてないのに。あーあ。
つーか自分、エロ書けんのかな・・・。みんなエロ過ぎるよ。
自分がエロいからってエロ書けるとは限らないんだよ?そんなんなら世の中の夢見がちな思春期男子高校生はとっくに皆団鬼六だよ('A`)あんまり期待しないでね。
あ、いっときますが別に書くのがイヤンな訳でもなけりゃーエロが嫌いな訳でもないですヨ?
ふつーに楽しい。でも能力が着いて行くかは・・・不明☆ってだけで(*´∀`*)ニコ!
自分なりに魂削ってガンバロウ・・・・!
web拍手お返事ー。
23日17時の方ー。
>今月のガンガンで清隆様が~
Σ(´□` ついにそんなことになってんだ・・・!!!先月いい加減にコミックス派になろうと思ったばかりでそんな・・・。買 っ て き ま す。
拍手だけの方もありがとうございます!励みです。
手が空けば拍手御礼用の小説とか書きたいかも。
ベクトル3
あの日も、雨が降っていた。
あの雨が、俺の足を執務室に止めさせて。
その時はよくわかっていなかった。この行為が、俺とあんたの距離を狂わせることになるなど。
「雨降ってる」
「少しすれば止むさ」
「そうかな」
「ああ」
雨が降っている。それが理由。
くだらない理由を言い訳に、触れ合う。それはとても自然な流れで、そうならない方がむしろ不自然なことのようにも感じた。
臆病な二人は、理由さえあれば強く。躊躇うこともない。
唇を合わせ、ソファに沈みこめば、あとは熱だけが物を言う。
素肌を撫でる掌の熱さ。掴んだ背中の広さ。交わされる吐息と、真実味のない愛の言葉。
リアルなのか虚実なのか図れないまま、あんたに抱かれた。
それはとても卑怯でとても気持ち良くて、犯した罪さえ忘れるほどに。
ベクトル
朝だった。エドワードが身体を起こすと、そこにはもうロイの姿はない。
あの男らしい、とエドワードは思う。ロイが女にするような情緒を求めるつもりはさらさらなかった。
少し、じゃれただけ。あの男にとっても自分にとっても、遊びですらない。
ただ雨が降っていたから、戯れに暇潰しをした。それだけのことだ。
ロイとこうした事をするのは初めてではない。かといって、そう頻繁に行為に及ぶかと言われると、そうでもない。
昨夜で三度か、四度か。その程度の回数しか経験はなかった。
勿論、互いに愛だとか恋だとか甘ったるい感情を持っているわけではない。
お互いにお互いを信用しているのだ。この相手ならば、間違える事はないと。
エドワードは手早く服を整えコートを羽織ると、立ち上がる。
もうすっかり外は晴れていた。
「もう帰るのかね」
突然降った声に振り返ると、ロイは軍服の前を開けたままコーヒーを持って立っていた。
この格好で職場をうろつくなど、大した度胸だとエドワードは苦笑する。
「少しの雨宿りが、長引いちまった」
差し出されたコーヒーを受け取って熱いそれに口を付けながら言うエドワードを、ロイは黙って見下ろしていた。
「・・・・君は」
「ん?」
ロイの少しかさついた手が、エドワードの髪を梳く。その手がとても優しくて、戸惑うようにぎこちなくて、まるでとても大事なものに触れるよう。
「君は、私をどう思っているんだね?」
「どう、って・・・・」
エドワードは言葉に詰まった。なんだろう、この居心地の悪さは。
自分とロイは、そんな間柄ではない筈だ。相手が不機嫌だろうと機嫌が良かろうと、殴り合いの喧嘩をしようと、セックスしようと、互いに気まずさを感じる事などない。
そこまで深い場所まで心を許してはいない筈だ。だから、相手の影響を受けることなどあり得ないのに。
なのに、今エドワードは気まずさなどという不可思議な感覚を覚えている。そのことにまた、戸惑った。
「いつも言ってるじゃん?あんたみたいないい加減で遊び人で意地の悪い男は大嫌いだってさ。今回だって、何も用事なきゃ会いたくなんかなかったし―――」
「私は」
マシンガンのように言葉を吐き出し続けるエドワードを、ロイが制する。
エドワードは言葉を止めて、『あんたが言わせたくせに』と心の中で罵った。
心の中でしか言えなかったのは、ロイが酷く真剣な表情だったからだ。見た事もないほど真剣で、何かを必死で繋ぎとめているような、苦悩の瞳。
(あんたがこんな目をするのを、初めて見た)
それを憐れだと思ったわけではなかったけれども、エドワードはじっとロイを見つめていた。単純に、ロイのそんな表情に興味があった。
この男は何故今そんな顔をしている?
自分が目の前の相手をどう思っているかなど、当の昔にわかっていた筈。
何度も言っただろう。嫌いだ、と。相手だって、子供は嫌いだし、深追いする気はないと言っていたではないか。初めて身体を重ねた時すら、その確認は違える事がなかった。
なのに、何故。
ロイの手がエドワードの髪から離れ、かわりに肩を摑まれる。
「私は、君が好きだ。君が私の事をどう思っていようと」
口付けの意思をもって近付いてきた唇から、エドワードは逃れようと身を捩る。
ロイの言った言葉が信じられなかった。想像もしていない言葉。
「あんた、何言ってんの?新手の嫌がらせのつもりかよ」
「ひねくれた見方をするな。すぐに人を信じるのは愚かなことだが、無闇に人の好意を否定するのは子供のすることだ。そうやって、人の気持ちを簡単に試したがる」
此方の気など、知りもしないで。
「なんだよ、それ。別に俺はあんたの気持ちを試したいなんて思わない。そんなことには興味がない。あんたの方こそ、セックスしたぐらいで人の気持ちが簡単に変わると思うのはやめた方がいいんじゃないの?」
ロイの表情が硬くなったのを、エドワードは見逃さなかった。
自分の勝ちだ。そう思う。
そしてそれは当然の事で。何故なら、ロイだけがエドワードとの距離を近付けているのだから。
ロイにどれ程罵られやりこめられようとエドワードは深い所まで傷付いたりはしない。しかし、ロイはそうではないだろう。ロイがエドワードを好きだと思うならば。
自分の勝利を確信し、そのままロイの横を通り過ぎようとしたエドワードの腕を、ロイが掴んだ。
まだ何か言いたい事があるのかと言う前に、凄い力で引き戻される。
手荒にソファに投げ飛ばされ、僅かな衝撃に息を詰める間もなく、知った重みが圧し掛かった。
「セックスしたぐらいで君の気持ちが変わるなら―――」
その時までは、ロイは本気ではなかった、のだと思う。
その次の瞬間からだ。ロイの気が変わったのは。
「・・・・・・・本当にそうか、試してみようか。鋼の」
君の意思が本当に変わる事がないのか。幾度、どんなことをしても同じ事が言えるのか。
黒い眼の奥の闇色に、エドワードはぞっとする。
ロイは本気だ。本気で―――自分を。
「ふざけんな、テメ・・・んっ」
怒鳴るエドワードの口に、ロイは強引に手袋を押し込んだ。
「少し、黙っていたまえよ」
苛立ちを含むでもない口調で、ロイが言う。それは上官としての命令かと揶揄したかったけれど、口を塞がれていては出来ない相談だった。
かわりにキッと相手を睨みつける。その視線を受けて、ロイはうっすら微笑した。
「いい眼だ。あの時と同じ、金色の焔だ」
首を締められるんじゃないかと思うほど手荒に首の留め金を外され、前が開かれる。エドワードは喉の奥で不快感を殺して目を閉じた。
ロイは構わずにタンクトップの中に掌を滑りこませ、昨晩散々嬲り貪った右胸の花蕾を探り当てると、撫で、押し潰し、覚え込ませた快楽を引き出そうとする。
エドワードは僅かに身体を震わせて、その感覚に耐えた。これは意地だ。
その反応が、ますますロイを高揚させる。『相手を犯している』という現実をよりリアルに感じた。
それは背徳的で、好きな相手に拒まれているという痛みがある一方、男としての何かを掻き毟り、駆り立てる何かがあった。
タンクトップを捲くり上げ、左胸を弄びながら、右胸を唇で蹂躙する。歯を立て、宥めるように舌を這わせ、時には吸い上げて相手を欲した。
エドワードの身体がうっすらと朱を帯び、塞がれた口からも次第に切なげな呼吸が漏れ始める。
「感じているようだね、この状況で、君も物好きだ」
エドワードは目を開いて、ロイを見る。ロイはようやっとエドワードが自分をみたという事実に満足していた。
「なあに、恥じる事は無いさ。私だって興奮している」
わかるだろう、と腰を押し当てられ、エドワードが身を捩る。ロイのそこは服越しからでもわかるほどに硬く立ち上がり、熱を持っていた。
「君は―――嫌いな男に犯されても、そんな魅力的な表情で抱かれるのだね」
エドワードは目を見開く。けれどもそれはほんの一瞬の事で、すぐに薄く目を細めるとそのまま目を閉じて黙って身を任せていた。
身体から抵抗の意思が全く伺えなくなり、『好きにすれば』とでも言うような褪めた諦めだけが残っている。
興奮していた心が冷えていくのを、ロイは感じた。たとえ怒りと言う感情でも、強い力で自分に向けられていたベクトルが、完全に逸れてしまったことを悟ったからだ。
エドワードは自分に興味を失った。エドワードを傷つけることができるポジションを完全に失った。
エドワードの愛する弟であるアルフォンスが今のロイと同じ事をしたなら、エドワードは死に物狂いで抵抗するだろう。好きだから。大切だから。アルフォンスにはエドワードを容易く傷つける事ができる。
けれども、自分は違う――――。それを、目の前に突きつけられた気分だった。
「・・・・・・もういい」
唐突に引いた重みに、エドワードは怪訝そうな顔をする。
ロイは行為の余韻など感じさせることも無いほどに手早く自分の服を整え始めた。
エドワードはそれをぼんやりと眺めながら、唾液を含んで塗れた手袋を応接テーブルに放り出す。
「俺を犯して、キモチが変わらないか試すんじゃなかったわけ?」
「もういい、と言った。初めからわかっていたよ――――こんな事には意味が無い、と」
エドワードは沈黙する。それがどういう沈黙なのか、ロイにはわからなかった。
(これでよかったんだ。きっと・・・)
エドワードは心の中で呟く。
昨晩ロイと身体を繋いでいる間、エドワードは縮まりつつある距離感を確かに感じ取っていた。
触れる指のぞんざいさが、行為のたびに優しくなって、吐き出される溜息にも似た吐息は幸福な甘さを含みはじめて・・・・・それを感じないエドワードではない。
そして、同時に新たな理由を手にした事もわかっていた。『相手に好きだと思われている』など、この上も無く都合が良くて、強い理由は滅多に無い。
その理由を、はっきりと手にした時に自分がどうなるのか、それを考えたくなかった。
もう二度と離れることなどできないと思うほどに溺れてしまうだろうか。相手の全てを独占するためにはどうしたらいいか考えるようになるのだろうか。
そして、相手の気持ちが変わらずにあるか試すためだけに――――ロイを。
ロイの事を好きだと思っているからこそ、こんな乾き飢えた感情に巻き込むのが怖かった。
こんな自分を知ったら、ロイはすぐに幻滅するだろう。そうしたら、自分は立ち直れないほどに傷付くかもしれない。
ロイの言葉を拒んだのは、きっと正しい判断だった。あれでよかったのだ。
国家錬金術師とその上官という関係まで経ってしまえない現状で、きっと幾度も距離を誤ることがあるだろう。だから今は、近付きすぎた距離をもう一度測るために、一度遠く離れる必要がある。
蹂躙されている間、全てをロイのせいにして身を委ねたいと思っていた自分を、エドワードは醜悪だと感じた。
「・・・・そう」
ぽつりとエドワードが答える。その響きに憂いがあるように感じて、ロイは視線をやった。
エドワードは、まだ乱れた服装のままで立ち上がる。
「待ちたまえ、鋼の」
どうしてそんな顔をする。自分にはエドワードを傷付ける事は出来ない。そうではなかったのか。
わからなかったけれど、もしもエドワードが自分に突き放されたことに傷付くのならば。傷付く程度には心を傾けているならば、それを手放してしまいたくはなかった。まだチャンスはある。
扉を開けて出て行こうとする小さな身体の腕を掴んで制止した。エドワードは振り返らない。
「君は・・・・何を考えているんだね。私の事など何とも思っていないのではなかったのか?」
こんな風に相手の心を問い質したことなど、ロイには始めての経験だった。そこまで深く、誰かを好きだと思った事が無かったのかもしれない。
ずっと適当に、後腐れなく付き合ってばかりで、相手が別れたいと言った時でさえ此方も後腐れない男として笑って受け入れることが出来たはずだ。
なのに、どうしてこの相手にはそれができない。付き合ってすらいないのに、ほんの少しでも好意があるならばと望みを持ってしまうのか。
「君の望みを聞かせてくれ。君は私にどうして欲しい?どうしたら私を好きになってくれるかとは言わない。せめて・・・・・・そんな顔をしないでくれ」
罵られたほうが、声を上げて泣いてくれたほうがましだと思えるような、そんな表情だけは。
「・・・・・・・忘れてよ、大佐」
エドワードが少しだけ振り返って、ロイを見る。
苦笑しようとして失敗した。そんな表情を浮かべたエドワードを見たのは、ロイにとってこれが初めてだった。
今までのどんな大人ぶった表情よりも、大人に近く感じる。
「俺の事好きだってことも、俺が大佐を好きかもしれないって事も、全部忘れて。・・・・・多分全部気のせいで、間違ってるんだ」
正しい距離はここじゃない。この距離じゃ、息が出来ない。
「鋼の。私の気持ちは気のせいではないよ」
「でも俺には――――応えられない」
ロイの手を振り払って、エドワードが駆け出す。ロイはそれを追い掛けたけれども、廊下を三度曲がったあたりで足を止めた。
例えこの想いが届くのかもしれないとしても、その結果エドワードだけがその距離感に息苦しさを感じ、苦しむのならば、それは好意を盾にしたエゴに過ぎない。
(忘れる事が―――本当の君の願いなのか)
あの赤いコートを暫く見る事は無いだろう、と漠然と確信する。
そして思った。彼の望みを叶えることが、本当にできるだろうかと。
( ´Д`;)
昨日は失意に呑まれっぱなしな俺でしたオーイェイ(虚)
辞めるー言った時には『次の出勤日には○○さん(ババア)いないし、私も出勤するから』と言っていたはずの上司がお休みですよ。
というか、いないはずのババアが来てますよ。二人っきりですよ。
もーどうしようもない。笑うしかない。ハハ(乾)
バックの倉庫でこっそりと泣き濡れる俺に(マジ泣きした)更に追い討ちを掛ける事実がババアの口から告げられたんですヨ。
『○○さん(仲いい同僚の人)辞めたから。もう来ないから』
は?
え?それってどゆこと?辞めるって即日?
俺だって即日で辞めたい・・・・!!!!アリエナイィィィィイ!!!!!
しかもなんかよ、このババアと更に密着度の高いスケジュールで俺は働かないといけないのかよもしかして?辞めるならすぐ辞めれるとか言ってたのは嘘だったんですか。
つーか何故に俺を引きとめたのですか。俺のが先でしょ?
仮にあっちのが先に申請してたんだとしても、何故それを黙ってたんですか。
自分の中途半端なお人よしさ加減、裏目に出るとはわかってたけどまさかこんなすぐ後悔とは('A`)
あー世の中って世知辛い。俺もヒル魔さんみたく雑草のように颯爽と生きたい(OPはヒルセナだ)
しかもアメブロは『只今混雑中』とか言いやがってブログ書けねぇ死・・・。ベクトルの更新したかっt orz
あー、あー、あー。ついてねぇ。俺もう生まれ変わりたい。いっぺん死んで生まれ変わりたい。
乾きますなぁ・・・・。
愛してるなら言葉よりその唇で
そんなヒルセナが好物です。
今日はさぎりんとまた逢瀬しちまった・・・。そして着々と決まっていく予定。おおう。
ごめん、さぎりん。さぎりんをエロいエロいと言ってたけど、さぎりんはオヤジだったよ。エロオヤジ。
オヤジに失礼なぐらいすごいエロさだった・・・。うん。
後でなんか勲章あげるね。すごいやつ。
埼玉と千葉にもかかわらず、激近くに住んでいることが判明。ますますスケジュールが過密になる予感。
俺らマジで運命かもね・・・!!!!
つーかまた体調微妙・・・ぶっ倒れの予感。ぐおー。
寝 よ う・・・。
明日またベクトルの続き書けたらいい・・。
アニシー感想!
あ・・・えー、これって、あれなんだよね?なんつーか
ルイセナ。
なにあれ。なーにあれ。つーかルイのヤツ、いつの間に旦那化してんの。
あんなうるうるした目で食い下がられて、照れ隠しに突き飛ばしたのはいいものの
『チッ・・・』(なんだよこら、可愛い目しやがって仕方ねぇな、畜生の意/notパワフル語)
とか言っちゃってよ!!!!そりゃあいつものヒル魔とセナのやりとりじゃねぇーですか!??
実際ヒル魔はセナに対して『可愛いな畜生、チッ』とか『仕方ねぇな・・』とか思ってばっかいると思う。
あー、新婚さん。こーの夫バカ!愛妻家!
セナもあんな可愛い目で懇願しちゃだめだと思う。そりゃあルイの野郎も紙ヒコーキ投げちゃうよ。俺の想いアイツに届けだよ(え)
あー、セナっ子はどれだけ男どもをたぶらかせば気が済むかね。天然だけどね。無意識。イヒ!
今回のセル画も大変あいらしゅうございました。まんぞくvvvv
来週はあれ、どうなの?原作折り詰めコースなの?なんにしてもオリジ展開に変わりなし。
つーか、あのシュークリームエピソードの扱いヒデェよ!あんな笑い話じゃねえんだよ!ふつーに泣けるとこなんだよ・・・・・・!!!!!!
しかし、栗田のゴジラ扱いは普通に笑えた。コミカルはまあまあなんだけど、シリアスが軽くなるのはいただけない。ヒル魔より三兄弟のが出番が多い気がする今日この頃(遠い目)
ベクトル2
またこの東にやって来た。乾いた空気のこの土地へ。
列車がこの街に近付くたびに、胸が震える。
心のどこかでここを宿木のように大切に思っている自分がいた。
それは、たった一人の男に向ける感情に酷く似ていて、いつも本当は頼りにしていたのかもしれない。
苦手だ嫌いだと罵りながら、距離をはかる。どのぐらいの距離なら俺は楽に呼吸ができますか。
(あんたといると、胸が苦しい)
「やあ、来ていたのか。――久しぶりだな鋼の」
「ああ、そうだね。俺は、あんたなんかに会いたくなかったけど」
会いたいけれど、会いたくなかった。
この距離感を、壊さないためにも。
ベクトル
東に来たからと言って、何をするというわけでもなかった。
いつもと同じように図書館に篭って本をめくり、日が暮れたら宿屋に帰る。
いつもと違うのは、この空気の匂い。東の匂い。
そしてこの土地に、ロイがいるということ。
「今日も結構遅くなっちまったな。アルのやつ、今頃怒ってるかもしれねぇ」
急ぎ足で宿屋に戻るエドワードの足が不意に止まった。宿屋の手前の角で壁に背を預けて人待ちしている者の姿を見つけたからだ。
(あれは・・・)
エドワードは声も上げずにその姿を見つめる。
もしかして、自分を待っているのだろうか?
一瞬錯覚しそうになった自分を、エドワードは恥じた。沈黙が重く胸に圧し掛かる。
ロイの凭れている店は、最近オープンしたばかりのカフェレストラン。今女の子に一番人気の店だと、宿屋の亭主が言っていた。彼女でも連れてぼうやもどうだい、と。
大方ロイはここで女と待ち合わせでもしているんだろう。自分なんかが声を掛けても滑稽なだけだ。
きっと、迷惑そうな顔で見られる。『何だ君かね、折角いい気分で人を待っていたのに。何の用だね』とでも言うだろう。
(バカみてぇ)
何を期待してた?わかっていたはず。
この距離を選んだのは自分だ。一度は触れ合った手指を、振りほどくことを選んだ。
傷付く権利すらない。
エドワードの横を、白いロングスカートが通り過ぎた。
「マスタングさん、お待たせしてごめんなさい」
女性が優雅に手を振る。ロイが視線を上げた。
「いえいえ、私も今来たところ――――で・・・・」
女性の後ろにエドワードを見つけて、ロイは驚愕の表情を浮かべる。
エドワードは目を逸らして、駆け出した。とにかくもう、この場から消え去ってしまいたくて。
邪魔をしたくないのだ。ロイのデートの時間を。
ロイは自分を忘れて、元に戻ろうとしている。それを台無しにしてしまいたくない。
そんな自分勝手な真似は、許されないだろう。今更。
(俺が、あんたの手を離した)
離さないと力を籠めるその手を。
裏路地で、エドワードは荒くなった息を整えた。足から力が抜けて、ずるずるとレンガの壁に縋りつく。
「はは・・・・逃げちまった」
本当にロイの事を思うなら、なんでもないふりで挨拶すべきじゃなかったのか。
あれはロイのためなどではなかった。自分が耐え切れなくて、逃げだしたのだ。
(どこまで卑怯なんだよ、俺は)
いつだって、自分の事ばかりで。他人の気持ちなんて、わかろうともしない。
『あんたってさ、ぜんっぜん人の気持ちなんか考えないのよね』
(ごめん、ウィンリィ・・・)
ウィンリィも、本当は傷付いていたのかもしれない。何度も何度も。
自分がウィンリィを巻き込みたくないと遠ざけるたびに、寂しい思いをしていたことは気付いていた。
ウィンリィが同じ痛みを背負いたいと思ってくれていたことも。
それを優しく拒んだのは、本当に正しかったのか。
(やっぱり俺には、わかんねぇ・・・・!)
唇を噛みしめて俯いた。たった今雨が降って欲しいと願う。
どうか冷たい雨がこの熱を冷やしてくれるよう。
まだロイが追いかけてきてくれるんじゃないかと馬鹿な期待をしている心を。