早々にPTA役員のノルマを果たして安心していた母に嫌な予感しかしない封筒を持ち帰って来た6年生の春学校

 

開封すると「代理抽選により今年度のPTA役員に選出されましたので委員決めの為に指定日時にご来校下さい」と書かれてあった真顔

 

子供ひとりにつき一回のはずなのに?永久免除権を獲得している保護者や他学年で役員が当っている家庭ばかりで、仕方なく2周目の抽選で選出されたのなら引き受けるしかないけれど、ノルマを無視して逃げきる家庭の代わりにもう一度PTA活動をするのは納得がいかないむかつき

 

ミユに同じように封筒を渡されていたクラスメイトの名前を確認すると明らかに一度もPTA活動をしていない家庭の子達が封筒を受け取っていないむかつき

 

コロナ禍以降、立候補がない場合には五役が代理で保護者名の書かれたクジを引いて選出していたんだけれど、ここに闇がある事を漏れ聞いていた母は学校に鼻息荒く電話をした物申す

 

電話に出た雑務担当の教員に、ノルマは既に果たしているのに再び選出された事と、全員2周目の保護者の中から選出されたのなら引き受けるが、一度もノルマを果たしていない家庭が有るのに、なぜ選出されているのかを教えて欲しいと荒ぶる鼻息を抑えて控えめに聞いてみるも「はー、そんな決まり有りましたっけ、、ないと思うんですがね」とのたまう教員に先ほどより強めの語尾でもう一度説明すると「そうですか、、じゃあ確認してみます」とクレーマー対応のような態度で電話を終えられたむかつき

 

教員の態度と選出の闇に腹立たしさを覚えながら待つこと数十分、、ようやく連絡があり「申し訳ありませんでした。確認したところ手違いが有ったみたいです、、」と謝られたが、文句を言わなかったら問い合わせをしなかったら上手く逃げ切る家庭の代わりに、中学受験を目前に控えた小6で再びPTAを押し付けられていたのかと思うと恐ろし過ぎる魂が抜ける