先日、友達と集まって話していた時


この世代あるあるの、実家の親の話になりました。



年齢を重ねると、愚痴って多くなりがちですが


それを気兼ねなくぶつけらるれのは

なんだと思います。


今回は、

そんな高齢親との距離感の話です。


私はブログでも何回か書いていますが


母(80歳・要介護2・独居)からは、私にしかぶつけることができない愚痴をよく聞かされています。

最近は、ヘルパーさんや支援に入ってくれる方達への愚痴が多いです。


こんなに介護保険のお世話になる前から
ネガティブな母は、何かと愚痴やネガティブワードが多かったです。

「なんの楽しみもない」

「他の人は(金銭的に)余裕があるのに」

「自分だけがこんな体で…」

「もう自分はできないから」

などと


自分を周りと比べては羨み、落ち込み、愚痴る… 

そして自分から友達に距離を置いておきながら
かまってもらえないと←気を遣ってくれてるんだと思うけどね?

「結局、友達なんて他人、そんなものよね」
と更に落ち込み

「最後はやっぱり娘よね!」
と依存してくる…重いもやもや

私は友達の愚痴を聞くのは全然苦ではないのですが、それは、仲が良かったり気の合う人だったりするから。

私は母とは気が合わないというか、友達にはなれないタイプだと思っていることもあり


そういう人から発せられるネガティブワードは、聞いている方にもダメージを与えるものです。


悲観する気持ちも、寂しい気持ちも理解はできますが


それ故、つい距離を置きたいと思ってしまうことも多いのも事実…。


私の友人は、割と母親と仲良しな人が多いのですが


そんな中の一人が、昨年、お母様が要介護となり

家族みんなで寄り添っているものの


自分の体を悲観し

みんなに迷惑をかけてしまうことを気に病み

よく泣かれてしまうそうで


その姿に辛くなり


何を話したらいいのか

なんて返したらいいのか

自分はどうしたらいいのかと


悩んでしまうそう。


そういった状況が続くことで

元々仲良し母娘の関係であっても、

距離を置きたいと思ってしまうこともあるそうで


友人の辛そうな姿にこちらも切なくなると同時に


元々好感を持っていない母に対して

私がそう思ってしまうのも仕方ないよね?


なんて思ってしまうのでした。

ごめんなさい。でも、やるべきことはやってるので…



私も含め、息子しかしかいない人達は

みんな言ってますが


「娘さんがいて良かったわね」

「娘さんがいると色々頼めるし、話し相手になるし、心強くていいわね」


などと自分の親が言われているのを見たり聞いたりする度に、


私には娘がいないけどねと

モヤモヤしてしまうのですよね。。。真顔



あと、すごく大好きだったお母様を十年以上前に

病気で亡くされた友人がいるのですが


当時は、

本当に毎日悲しくて、

ちょっとしたことで涙が出てきてしまうとのことで

「生きているだけでもいいと思うよ」

と、言っていましたが


今、周りにチラホラ出てきている

親の介護を抱えて苦労している人を見て


「自分の母のように、周りが負担だと思わないうちにみんなから惜しまれて亡くなるのが一番いいと思うようになった」

と言っていました。

彼女とは安楽死についても話題に…



だんだん話がそれていっていますね…驚き



介護って、ただでさえ心身が疲弊する上に

ふとした瞬間に

自分の黒い部分にたくさん気づかされて

自分は冷たいんじゃないかと悩んだり

罪悪感を覚えたり落ち込んだりします。 

そんなことない奇特な人もいるかもですけど…


以前も記事にしたのですが



結局、自分が幸せな老後を送れるようにして、実子とも適度な距離感を保つことで


実子への負担は確実に減るし、良好な関係も保てる気がします。


全てが予定通りにいくわけではもちろんないけれど


自分の老後や死後の身の振り方をきちんと考えて


子ども達には

自分の人生を大切にして欲しいので


必要最低限のこと以外は依存しないように

(特にうちは娘がいないので、子ども達が幼少の頃から、寂しいけど覚悟しなくちゃと思ってきました)

余計な悩みを抱えさせないですむようにしたいものだと思います。