【複製】♪num bao-saao paan(若者のカラバオ 娘のパーン) | 迷えるオッサンの老惨禄

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チェンマイ18年の日誌を中心にやってきましたが、2021年9月帰国、タイトルを変更したいました。

さて本日は8年前のブログ草創期に書いたタイの国民的歌手カラバオの歌再掲、当時はアクセスも含め反響はほとんど皆無であったことを思い出す。

 

 ♪ヌムバオサーオパーン(若者のカラバオ 娘のパーン)
YouTude→https://youtu.be/VnSiLKQesgk(カラバオ&パーン)

 

歌詞訳・オッサンのタイ語のセンセ歌を聴きながらご覧下さい)

 

♪南部でのゴムに切り込みを入れる仕事は危ないので モトサイ(バイクタクシー)の運転手になるためにバンコクにやって来た
私は南部ではタクシン(人気の元首相)と呼ばれたハンサムボーイで ハードコアの音楽は嫌いだけど カラバオの歌が好きなんだ

 

若くてセクシーな服を着た恋人が出来た でも一緒にいると彼女はすぐに「腐った水」になった
「一緒にいても食べられず死んじゃうよ カラバオにはもう飽きた Moderndogが好き」と去っていった


“貧乏人はちっぽけな存在 涙を隠して 私の愛は終わった”
♪雨季の約束はさようなら 恋人の去った若者は嘆き悲しんだ


イサーンの田舎から出てきた若い娘(パーン)は 幸運を求めて運命を賭けてバンコクにやって来た
中学3年が終わり4年を修了しないまま セックスサービスを提供する職業(プーインカラオケ)を選択した

 

お金持ちの愛人になったが 彼は何故娘がパーンの歌が好きなのか分からなかった
パーンの歌は一日中浮気な男をののしる歌で お金持ちはそれが耳障りで彼女が嫌になって別れた

 

女は皆自己中心的涙を隠して一人で手を合わせるだけだった
簡単なことだけど男は知らない 
女は皆知っているのに男は関係ない

寂しさは陽極と陰極のように 心が張り裂けそうに痛む夜に カラバオ若者と娘パーンを出会わせた


孤独な人は 孤独な人の心を 理解しようとする 憂いを含んだ視線で見つめ合い 目で挨拶を交わすと 若者はカラバオの歌を 娘はパーンの歌をリクエストした

 
若者はカラバオの歌を歌い 娘はパーンの歌を歌う 

 二人の愛が タワンデーンで 花開く


若者と娘は 二人の愛を紡ぎ 互いに理解し合い 

 共に生活するようになった
 

昼間はパーンの歌を共に聴き 若者がモトサイの仕事から帰ってくると カラバオの歌をかけた
 

二人は固い絆で結ばれ 助け合い やがて 昔よりもずっとうまくいき この世の楽園が 永久に続くよう 願った.
 

そして居酒屋をオープンし ”バオ、パーンの店”と命名することを 夢見た


若者のカラバオ娘のパーン 若者のカラバオと 娘のパーン
二人は 身も心も一つにして 不屈の愛の伝説を 築き上げていく

 

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★画像は現カラバオメンバー9人
 
タイで最も有名で人気のある歌手といえばカラバオである。

とにかくタイ人なら老若男女カラバオを知らぬものはなく、日本で言えば北島三郎とサザンオールスターズを合わせたほどの絶大な人気を誇り、テレビでは毎日CMが流れ無論カラオケもリクエストNO.1でデビュー以来35年間不動の地位を保ってきた国民的歌手である。

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■カラバオの名はタガログ語(フィリピン)の水牛を意味するが、リーダーのエートとレックがフィリピン留学中に知り合って結成したバンド名に由来する。

 

なお、水牛はタイ語ではクワーイと呼ぶが、クワーイは同時に男性器を指す隠語のため、タイ語ではクワイ(具合)が悪く使用される頻度はきわめて小さい。

カラバオの歌は愚鈍・忍耐・農民の象徴という水牛に由来するように、音楽ジャンルではプアチウィット(生きるための歌)と呼ばれ、タイ演歌モーラムに発祥する特有のリズム(サムチャー=3chaa)とロックを掛け合わせたタイ土着のサムチャー・ロックの創始者として知られる。

デビューは1981年の「キーマオ(酔っ払い)」であるが、カラバオの名を一躍有名にしたのは1984年のアルバムMadein Thailandで実に300万枚を売り上げて人気を不動のものにした。。

★日本の歌なら解説だけでよいが、とにかくどんな歌なのか1曲聴いてもらいましょう。

 
先ずは表題の歌、タイ土着サムチャー・ロックの代表曲num bao-saao paan(ヌムバオサオパーン)」をどうぞタイのどんな土田舎の祭りでも流れる歌で、オッサンが歌える唯一のタイ語の歌でもあります.
 
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★上画像は親指と小指を立てた拳を振り上げるリーダーのエート
コンサートでは観客が一斉にこのポーズをしている(ビデオ参照)
 
■歌詞の訳は上記の通りだが要約すると・・・
「金を稼ぐためにバンコクに来た南部のゴム農園の男とイサーンの農家の娘の恋物語だが、男はセクシーな女と出会い、娘は金持ちの愛人になるが男は田舎臭いカラバオの歌が好きで娘は浮気男をののしるパーンの歌が好きなためどちらも失恋するが、ある時カラバオの店タワンデーンで偶然出会って恋に堕ちて意気統合,将来は二人のお店<バオ・バーン>を持つことを 夢見るという内容」である。
 
♪『二人の将来に乾杯うまく行くとイイね。』
 
 


 

 
 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちゃんちゃん