おはようございます。
さわやかでいい季節ですね
さっそく本題です。
うちの針灸院は、自律神経がらみの症状をお持ちの患者さんが圧倒的に多いです。
初診で来ていただく方とは、形式的な問診もありますけど、針灸治療をしながらいろいろお話しもします。
どうしても時間に制限があるので、聞かれたことも全て答えられなかったり、伝えたいことが伝えきれなかったりもします。
先日も、ある自律神経の症状をおもちの方に
「まずは、一番なにを気をつけたらいいですか?」
と言われました。
そうですよね、いろいろあって困っちゃいますね
やっぱり自律神経からくる症状がある人は「ものごとを焦らずゆっくりやる、ひとつひとつ丁寧にやる」ということから、だと思います。
こういうこと、すごく大事なんです。
チャカチャカとやるクセがついちゃってますよね。
それそのものが、すごく自律神経を緊張させるんです。
すばやい動作は、目の動きもすばやくなるので、視覚といっしょに働く平衡感覚はガンガン揺らされますから、その不安定さが自律神経を勝手に緊張させて、動悸や汗やめまいなどは出やすくなります。
そして、同時進行でいくつものことをこなすと、脳の働きが活発になりすぎて、これも自律神経を緊張させます。
手早く、複数のことを同時にやるのは、自律神経に良くないです。
自律神経の症状に気をつけること、けっこうたくさんあるのですが「まずここから」は、
焦らずゆっくり、ひとつひとつ丁寧に、です。