前回までのお話：
インドへ引っ越す前に、ライフコーチのセッションで
出てきた3つのキーワード。
①教える
過去の経験を生かして、それを必要な人に教える。
英語？ナレーション？ ハワイ語＆ハワイ文化？
②売る
インド雑貨の輸出入
③物を作る
せっかくインドなので
アーユルヴェーダの自然派ソープを作る？
まずは、インドにいるうちにできること、
②インド雑貨と
③物を作る
で可能性を探ることにしてみました 
ちなみに、アメリカでは、ナチュラルソープは大人気で
手作りソープを店舗やオンラインで
販売している人たちがかなりいます。
さてさて、オンラインで
「デリー、石鹸教室」と調べたら
検索結果1件！
さっそく住所を書き写し
そのスクールを訪ねてみることにしました
オートリキシャを降りて歩くこと30分。
探しても探しても看板が見当たらない。
そして、上の写真の繁華街を通り抜けて行くと
裏路地にその住所の建物がありました！
しかし、何の看板もないし
戦後の日本を彷彿させる
怪しげなオンボロなビルが・・・
不信感、全開 
恐る恐る建物の階段を上がって行くと
日焼けした紙に手書きでお教室の名前が書いてありました。
ますます怪しい・・・
細長い建物の奥に入っていくと
受付？らしい机に
インド人受付スタッフと
オーナーらしきエネルギッシュなインド人女性が。
話を聞くと、彼女は
インド版無印の某ショップやホテルのために
化粧品や石鹸を作っているとのこと。
女性の起業支援で
石鹸作りとチョコレート作りを教えていて
労働者階級でお金が払えない人には
奨学金制度も出しているそう。
6回の半日石鹸起業コースがあり、
来週にもスタートすると言うことで、
値段を聞いたら、インド価格にしては
かなり高めの数万円。
ここまで来たので
思い切って申し込みをすることに。
そして一週間後にスクールへ行くと
なんと、生徒は私一人
マンツーマンレッスンです。
「オーナーは渋滞で遅れてるので、私が代わりに教えますね」
と、19歳くらいの若いインド人女性が
流暢な英語でクラスをスタートしたのでした。
1時間くらいしたら、オーナーがやっと来ました。
若い先生が、手順を教えてくれている中
オーナーは、クラスの模様を横で見守っています。
私が、黙々とオイルと苛性ソーダを混ぜていると
インド人のその若い先生、
オーナーに対していきなり売り込みを始めたのです。
「私、この石鹸作りコースの授業内容に
こんなことやあんなことを付け加えて
授業にどんどん価値を加えていきたいんです
」
彼女が、かなり熱く語っている横で
私は、まだオイルと苛性ソーダを混ぜています。
オーナーが、そうねそうね、と頷いていると
「このインターン期間が終わったら
もう3ヶ月雇ってください
」
えっ？ インターン？？？
私、インターンに石鹸作り習ってるの？？
（続く）
＊＊＊
起業ストーリーと並行して
自己紹介シリーズもよろしく
自己紹介1は、侍な父に育てられた話
自己紹介2は、双子の妹の話
自己紹介3は、ラストスパート派の私の話
＊＊＊
＼ハワイよりリアルタイムで配信中／