2015年の夏にいよいよインドのデリーへお引越し。
前回までのお話:
何万という小さい商店が連なるオールドデリー
思い返してもワクワクする
濃ゆいーインド生活
今までの価値観や常識が全て覆される
インクレディブル・インディア!
さぁ、インド雑貨のリサーチするぞ!
・・・と意気込むその前に、車を持っていないので
移動手段は、オートリキシャとメトロ。
まずは、オートリキシャにひとりで乗れるように
ならないといけません。
オートリキシャとは、自動三輪タクシー。
インドでは、州によっては
メーターを使ってくれるところと
値段交渉で料金が決まるタクシーがあります。
ムンバイのオートリキシャ。ちゃんとメーターを使ってくれる。
デリーのリキシャ運転手は
ほとんどメーターを使ってくれません。
しかも、外国人には、数倍から10倍の
ぼったくり値段を提示してきます。
2歳半の息子のプリスクールの送り迎えも
オートリキシャで、毎日朝と午後の2回使用。
おかげで、インドの値段交渉術も鍛えられました。
まず、道に出て
オートリキシャを捕まえ
すぐに値段交渉が始まります。
私「Can you go to ◯◯◯?」
リキシャ運転手「オーケー、マダム。100ルピーで。」
私「メーターを使ってください」
リキシャ運転手「メーターは、壊れてます」
外国人で、しかも英語だけだと
確実に数倍~10倍の料金を提示してきます。
毎日プリスクールへ行くのに
7−8台の運転手とこのやり取りをし、
遅刻することもありました。
そこで、2階に住む大家さんに話したら、
「オートリキシャとの
ヒンディー語会話文(値段交渉編)」
なるものを紙に書いてくれた。
交渉術1:お得感を出す
「◯◯◯へは往復4キロです。
メーター料金だと41ルピーになるけど、
10ルピー余計に払います。」
教えてもらったこの例文を覚えて、さっそく次の日使ってみたら、
なんと一発OKでメーター料金をもらえたのです。
交渉術2:押されたら引く
これは、野外市場などでよくある光景ですが、
明らかに高い料金を言われた場合は、
背を向けて、その場を歩き去る。
そうすると、
「マダム、ではこの料金でどうだ?」
といきなり半額になる。
首を横に振ると、さらに半額に
オイオイ、
いったい元値の何倍ふっかけてるんだーー
そんなこんなで、
毎日、地道にインド式交渉術を学んでいったのでした。
(続く)
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起業ストーリーと並行して
自己紹介シリーズもよろしく
自己紹介1は、侍な父に育てられた話
自己紹介2は、双子の妹の話
自己紹介3は、ラストスパート派の私の話
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