息子の結婚式には
夫もキモノで臨むことに。
40年前、
夫の父つまり義父は
私たちの結婚式に 黒紋付を誂え着用した。
その黒紋付は、夫の実家に保管されていて
長男の結婚儀礼に
義妹も承諾し、
黒紋付、羽織、袴、草履、帯・・と
男のキモノの礼装一式、送ってもらうことになりました!
結婚式当日は
美容師さんに着付けを依頼
とはいえ
着こなし方が ある

手元の大島のキモノで
男のキモノ着付けレッスンをしました

足袋の履き方
角帯の結び方
袴の履き方、
袴の紐の結び方等
YouTubeでは丁寧な指導ビデオ発見!
なんとトイレの行き方まで!
ビデオ見ながら、
レッスンしました。
夫は、結婚以来の初めてのキモノ
恥ずかしそうです。

が、
さすが年の功
キモノ姿 悪くない・・
試しに
息子に写真送ると
「囲碁 強そうや!」
娘は
「文豪みたい!」
との評。
「キモノっておかしい!やめてよ!」
の意見は 現れません
これをきっかけに
男のシニアのおしゃれは 
キモノで Go on!
で行きましょうか・・



もうすぐ息子の結婚式
コロナ禍の防止法をくぐりぬけ 
挙式の運びとなりました
マスク姿での挙式・披露宴ということで
新郎の母親は黒留袖を着ることになりました

着付けの練習です


本加賀友禅の「峠」というお題の
友禅絵付師谷崎善治さん落款付きの留袖

中間色でシニアにも合います

ドサっと重く
着物はズレることなく、びくともしません。

着心地いいです。
紋は丸に鷹の羽、実家松川屋の紋です。
帯は

龍村平蔵制作
「鶴寿文金華山」と
帯の裏に字が織り込まれ
「鶴」と「龍」の柄と「壽」の字が
白地に金でデザインされたアンティーク。
豪華で晴れやかな気分になれそうな
日本人のハレの日の正装です。


10月20日、西宮市西安寺で歌の発表会がありました。
日頃練習した歌を披露する出席者のみの会とはいえ一年間練習した集大成の日


仏さまの前でリハーサル
オペラアリア「サムソンとダリラ」より「あなたの歌声に私の心は開く」
この大曲を間違えずに最後までほんとうに歌えるかしら・・?
はなはだ心配な私です。

斉唱クラスから始まり


中島さんは
立原道造の詩より「夢見たものは・・」を歌われました

夢みたものは ひとつの幸福
ねがったものは ひとつの愛
やまなみのあちらにも しづかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある

高校時代好きだった詩、可憐な雰囲気がよく出ていました

山下さんは日本歌曲:高田三郎作曲 高野喜久雄作詞「くちなし」を

あ、亡き父君を想われ歌われている・・
こちらまでジーンとその想いが伝わってきました。

岡田さんはミュージカル「マイ・フェア・レデイ」より「踊り明かそう」を
正確な英語で

笑顔で明るくリズミカルに楽しく

アンサンブルのみなさん

「絵日傘」が良かった。
アンサンブルの声が美しく響きます。

私は、『旧約聖書』より、デリラがサムソンをそそのかす有名なオペラ・アリア
サンサーンス作曲「あなたの声に私の心は開く」を
フランス語で歌いました

衣装は、加賀友禅の色無地をほといて仕立てました

最後までどうにか無事歌い終えることができたのは


ひとえに中村先生の素晴らしい伴奏のおかげです。


コロナ禍でも開け放たれた感染対策万全の西安寺
今年もみなさん無事に歌い続けるここができました。
心より感謝です。



8月31日は
夫と娘の誕生日。


つまり
夫の誕生日と
娘を出産した日は
偶然!
同月同日の8月31日。
無事出産で、

夫へのバースディ・プレゼントになりました。

あ~ぁ、こんな可愛い時代も あったよね~♪


8月30日は 母の命日。
享年89歳。


遺影は、母が仏壇に大切にしまっていた10年若い写真


佐賀の藩祖をまつる松原神社参道に
江戸の最後の時代に開業した旅館の一人娘として生まれ育ち
女将として旅館を切り盛りして一生を終えました。

弟が書いた会葬御礼の弔辞:


松川屋で息を引き取りたい、松川屋から葬式を出してほしい
最期の願いはかなえられ
孫娘にも看取られ


葬儀は、多くの花で飾られ、


母と交流のあった300人もの方々に会葬に来ていただき、
願い通りに見送られ
松川屋に戻ることができて 本望だったことでしょう。


ただ


納骨後

これ以上古い家を維持することはできない
現実を踏まえ 手放すことを望む私

松川屋を遺すことを望む弟
とに齟齬が生じ
徐々に 
私は佐賀に近づけなくなり
10年が過ぎた。
母の命日が来るたびに、
古い生家と
強烈な母の生きざまの最期の日に
思いを馳せるのです。