1年で19キロ痩せた話

この記事は一斉ワーク「願いを叶える自分になる最初の3ヶ月(生きづらさを超えるワーク)」のワーク構築記事です。ワーク構築記事はもうひとつあります。願いを叶える自分になるプロセスをやり切りたい

昨年5月からダイエットを始めました。1年経った今、19キロぐらい痩せました。1年で最終目標(あと約2キロ減)を達成できたらいいなと思っていましたが、それはもう少し先のようです。

1年で19キロも痩せて我ながらすごいと思います。よくがんばったなぁと思います。だけどこの1年、私が最も印象深く感じていることは願いを叶えること、癒されること、自ら願った方向へ変化することに関して自分がいかに頑強に抵抗し、そうなることを受け容れないかでした。

私なんてどうせ変わりっこないという思い込みをどうしても拭えず、痩せたいと思っているのにちょっと痩せたら「やばい！」「痩せちゃった！」ととっさに思い、痩せた自分にいつまでもとまどっていました。むしろ少し太ったらホッと安心したりして。この1年、私の内側はそんなことの繰り返しだった気がします。

これは何なんだろう。なぜなんだろう。この1年ダイエットを続けながらずっと考えてきました。今のところの考えを書きます。私の内側で起こっている成り行きは、もしかしたら母が私を育ててくれた過程において母がほとんど無意識に、あるいは母が私を思って働きかけてくれたことと関係しているのかもしれない……と考えています。つまり私は母からの愛を(愛にまみれた)呪いとして受け取ったからなのでは。何の根拠もないですが。でも思いついたとき、あぁそうなんだ、だからなんだと思いました。

私が母からの呪いとして受け取ったと感じているものを言葉にしてみます。「愛される存在になってはいけない」「魅力的な存在になってはいけない」「楽しそうに幸せそうに生きてはいけない。自分の思い通りにのびのびと生きてはいけない。そんな図々しいことは許されない」「我慢や苦労などの犠牲と引き換えに何かが得られる」「願いはほとんど叶わない。幸せにはなかなかなれない」……たとえばこんな感じです。母にしてみれば言いがかりみたいなものです。でも娘の私はなんかすごいそう思うのです。とにかくそういう呪いのような何かが自分の中に根強くあって。私はこれらを体重と共にちょっとずつ手放していっている……それが私にとってのダイエットだなと今、思っています。

私たちはみな愛されて生まれてきたんだと思います。その一方、人は深いレベルで「生きることはつらいこと」「簡単には幸せになれない」「この世界はおそろしいところ」みたいな恐れや何かが前提になっている部分もあるのかもしれず、私が母からの呪いとして受け取ったものは一個人のというよりも、母性や愛の一側面に根ざした普遍的な何かであるのかもしれません。

一斉ワークのご案内で「闇のグレートマザー」「母殺し」などという言葉を使ったのはそういう経緯があったからです。私のような者がそんな言葉を使うと誤解を招きそうなのですが、このワークは「母」や「娘」「子」、または「母」でもあり「娘」「子」でもある人が幸せな存在として成熟へ向かうために行うものです。自分が生まれてきたこと、今ここで生きていることを肯定して幸せを感じ、そんな幸福感が母や養育者にも届いて、みんなそれぞれが幸せになるためのワークです。

この1年、自分の中の愛にまみれた呪いをゆっくり溶かして癒していった気がしています。余計な恐れや抵抗が生じない程度にじわじわと。その結果としてたまたま痩せたんだと思います。つまり「もう痩せてもいい」＝「みんなに愛される魅力的な存在になってもいい」「のびのびと生きてもいい」「願いを叶える自分になってもよい」と私が真に受け容れた分、じわじわ痩せていったんだと思います。この1年、表向きにはダイエットではありましたが、私は結局それを通して何を経験したかをずっと考えていました。こういう感じのことかな……みたいなのがまとまってきましたので、皆さんと共有したいと思いましてワークを作ってみました。

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