集中治療室体験談③
今回は
ICUでの医療環境

なんて言い表すのが良いのか

良い言葉が見つかりませんが
とにかく
自分で自分の身体を
動かす事も
出来ない時も
色んな検査をしなければならない

ICU の個室
は

個室とは言えども
普通病棟の個室より
大きく

しかも調度品など
何も無い無機質な部屋

こんな状態で
どうやってさ検査などをするのか

実は
動けない患者の為に
色んな医療器具
が

部屋迄入ってくるシステムになってる




大きな機器が
病室に持ち込まれ
専門の技師がやって来て
ベッドに寝たまま
検査をやって行く

1番凄い

と思ったのが
全く動けない患者の体重を
どうやって量るのか

これには、さすがに驚き

何人かの看護師さんが来て
私の身体の下に
4隅に穴の空いてる
シートを入れ込み
その穴に金具をつけ
機材を使って吊り上げて量るシステム

凄い‼️
身体が少し宙に浮きます

ちなみに.....
殆ど何も食べれない数日を
過ごしてた私

絶対に体重減ってるはず

って思ったのに

なんと

あまり減ってない

思わず『えー
どうして
』って


しんどくて身体もまともに
動かせないのに.....
言葉に出てしまいました

看護師さんが、笑いながら
『点滴してたら、減らないですよー』
って

点滴恐るべし

そら、その頃の私
1日10本位点滴してたかも

恐らくICUにいる間中
点滴は
両手に点滴針
が刺さり

ぶら下がってる点滴の数は
凄じい数

24時間中

心電図

血圧計

パルスオキシメーター

(動脈血酸素飽和度と脈拍数)
両足に血栓防止装置

そして当初は
酸素マスク

思いつくだけでも
これだけの医療機器
が

私には付いた

書いてたら
次々思い出すので
次回はICUの個室での
生活環境を書きますね