エリの花 | May1993-2022アーカイブ

May1993-2022アーカイブ

May1993-2022アーカイブ

昨日演劇部でノンアッ(農楽)の話から学芸会の話になって
その延長でMayの過去作である
「エリの花」
の話になった。
2005年の作品で、しかも思いついて書き始めてたのが1997年くらいだったから
計画中断から8年かけて上演した作品。
母校の東大阪朝鮮中級学校をモデルに
その学校の学芸会に向けての物語。
1997年くらいなら、まだチョゴリで学校通ってたのが通常の景色だったけど
上演時にはそんな光景も古くなってて、作りながら戸惑った思い出。
入団してまだ浅いシバちゃんが中3の役で、作中、大人役たちからバッシバシバッシバシ頭を叩かれて
千秋楽あたりで目が虚になっていた。
僕はよく舞台袖の光景を描くけど、この作品が初めてだったと思う。

昨日子どもたちが
「どんな話?どんな話?」
と興味深々に聞いてきたので、内容を説明すると
思春期の琴線にふれたのか、キャーキャーはしゃぎだした。

そうか…
高校生にウケる要素があったのか…

当時ターゲットを間違えてたのかな…

確かに思い返せば甘酸っぱいかもな。

金哲義