ご訪問ありがとうございますおじぎ

 

下野八幡大神社から神話アグリロードを走行

高千穂の町を東に横断しまして八大龍王水神へ。

こちらは思うところがあって、もう行くことはないかもなーと

思っていたのですが友人のリクエストで行くことになりました。

新たな発見というか新鮮な気分になり、温かい出会いもありで

結果、行って良かったのですけどねキラキラ

本堂手前の御神木(えのき)は相変わらずのステ木さんですグリーンハーツ

 

本堂側から見たところ。

こちらを管理されている氏子の総代さん

(長靴を履いてカゴを持っていらっしゃる方)が写り込んでいました。

✱本堂✱

人気の神社なので、やはり日曜日は人が多いですね。

境内が狭いので余計に人が多く感じるのかもしれません。

 

御祭神は八大龍王神(はちだいりゅうおうかみ)

 

八大龍王神は観世音菩薩の守り神、水神、

天龍八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)(仏法を守護する8神)に属す竜族の八王、

雨乞いの神といわれています。

 

蛇神様と勘違いされて、こちらに卵をお供えする方が多いようですが

総代さんはそれを推奨されている訳ではありません。

「お供えするものは、その人の気持ち(心)」というのが

総代さんのお考えのようです。

 

御由緒などは過去記事に書いています☟


友人がいただいたお札などを本堂に上げ、お参りしていると

氏子の総代さんがお線香を束で上げるときの方法などを教えてくださいました。

(私たちはお線香は上げていません)

帯を解くと途中、火が消えにくいそうです。

とても気さくな総代さんで、「普段百姓しながら管理してる」と

話されていました。お父様の代から合わせて47年間管理されているのだそうです。

素朴な方だったので安心しました。

(こういうお方が総代さんだから、神様も応援して下さるという意味です)

総代さんが御神水を湛えた境内の井戸横を示し

「その場所から木を見上げるとどう見える?」と仰いました。

タブの木です。

昇り龍のように見えた私はすぐさま「龍ですか!?」と答えました。

「こういうのは女性の方が感覚が鋭いからね」だそうです。

「その場所は俺しか知らんからね」と仰りながらも

私達に惜しげもなく教えて下さった総代さん。

「ほかの人にも教えてあげてね」と仰ったので、私はその場で手を上げ

「この場所です」とその時近くにいらした方々にお教えしました。

ここでたまたま居合わせた知らない人と情報の共有、いいですねこういうの。

 

「自分達だけ豊かになれば、自分達だけ上昇すれば」

こういうのホントいらない。

 

なんのこっちゃ?ですね

 

実は、冒頭に書いた「思うところがあって、もう行くことはないかも」は

こちらの例大祭参加をめぐって、

同じグループ内(私は無所属)で誰々は誘うけど誰々は誘わない(一人だけ仲間外れ)というような話を小耳にはさみ、醜いなぁと思ったことがありまして。

私が誘われていた立場であったとしても、そういうの聞くと「私も行かなくていい」ってなる。どうして、そこに居合わせた人は誰も「○○さんは誘わないの?」って

言わないのだろうか。自分達さえ良ければ(行ければ)それでいいという、

そういう考えが私にはどうしても合わない。

だから素朴で素敵な総代さんにお会いできて、ちょっと心が晴れたのでした。

タブの木にくっついていた羽毛のような種。

木肌を触らせていただくと、ほんのり暖かくて優しい感じがしました。

帰りは木のアーチをくぐりました(意味はナシ笑)。

 

帰りに総代さんにお礼を申し上げ、

御神水が汲める場所でブレスレットを洗い

歩いて瀬織津姫神社へ向かいました。

途中見掛けた八大龍王水神の社号標。

 

八大龍王水神社から瀬織津姫神社までは徒歩で約10分です。

この記事を書きながらGoogleMapを見たら、途中に「さつき美容院」があったけど

気が付かなったなぁ。

ちなみに天の岩戸の上に鎮座している天岩戸神社 東本宮からも歩いて10分程度です。

✱鳥居✱

 

これより参拝させていただきますペコリ

 

途中このような場所を歩きます。

 

✱社殿✱

行き止まる場所に小さなお社が鎮座していました。

こちらで御神酒を上げ、初参拝のご挨拶を申し上げ、

大祓時期ではありませんが、瀬織津姫神社なので大祓祝詞を奏上しました。

昨年の年末、速川神社で祝詞を奏上したときは飛びまくりでしたが

こちらでは大丈夫でした。

◆御祭神

瀬織津姫(瀬織津比売)

 

大祓祝詞に登場する女神様で、罪穢を海へと流し去って下さる
清め祓えの神として知られます。

お社の裏は御神体?と思われる岩穴と本殿が鎮座していました。

本殿の表には日月の模様があります。

この穴、約500㍍離れている天の岩戸と繋がっているかもと思ったりして

(私の勝手な妄想です)

天岩戸神社 東本宮の七本杉の下あたりが天岩戸と言われています。

瀬織津姫は天照皇大神(天岩戸神社の御祭神)の荒魂とも称される

女神様なのでね、あながち外れでもないかも。妄想が膨らみます。

 

少し余談ですが、この記事を書きながら初めて知ったのだけど

瀬織津姫様にも別名があり、撞賢木厳之御霊天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)

というそうです。長っ!

ピンボケですが社殿の左下は永の内川(ながのうちかわ)と岩戸川が合流した場所で

普通より多くの瀬が折り重なっている所だそうです。

大祓祝詞の瀬織津姫様の箇所に出てくる「速川の瀬」のことだと思いました。

 

***

 

昨日(1月19日)は2020年、瑞穂舞の初稽古でした。

 

瑞穂先生から恒例の寒中お見舞いをいただきました。

複数のハガキから一枚ひかせていただくのですが、

一枚一枚、手書きでメッセージが書かれており、お言葉もすべて違います。

今回は20枚ほどの中から一枚ひかせていただきました。

私がひいたお言葉。

 

結びの天女様

幸せをつなぎ 平和をつなぎ

愛をつなぐ 結びの天女様

慈愛あふれる美しい心の天女様

ありがとうございます

 

そうなれるように精進致します。

 

皆で「いつくしみ」を舞ったあと先生が

「肉体が心と共にここに在るということが伝わってきた」と仰いました。

 

人間をやっているとどうしても外側に意識が向きがちだけれど

「ここに在る」というのが伝わってきたと。

 

私も昨年の年末頃から、”自分の意識の主導権を他者に明け渡さない”

というのをやっていたので、その言葉がスーッと入ってきたし

そういうのが舞にも出るのだと、それがわかる先生はやはりプロだと

思ったお言葉でした。

 

昔、ホ・オポノポノ関連だったかな

「100%自分原因説」というのを聞いたことがあるけれど

鏡の法則的に言っているのかな?

この法則も一理あるけど、全部ではないというのが私の考え。

 

例えば目の前に不機嫌な人がいるとして。

相手の不機嫌は相手の問題であって、私のせいではない。

これは持論だけれど、100%自分原因説というのは、

自分がどの選択をするかってことだと思う。

相手の不機嫌を自分のせいだと思い、相手に意識を合わせ翻弄されて過ごすのか。

それとも、相手の不機嫌は相手の問題だと自分とは突き放して捉え、こっちはこっちで気分良く過ごすのか。

 

あなたは私、私はあなたでもあるけれど

私は私、あなたはあなたでもある。

 

最後の方は先生の言葉ではなく、私の独り言となりました。

 

私には、舞がある。

そう思った初稽古の日でした。

 

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