<メンバー構成>

キャプテン森田がスタメン復帰。井上、川﨑がメンバー外となり、深澤が再び中央に復帰しました。


<肉弾戦で後手に回る>

ホームの横浜FCはサイドを活用したロングボールを中心に攻撃を構築。

4分にはヴィドがアダイウトンと競り合った際の着地で腕を痛めヒヤリとしますが、幸い大事には至らずプレー続行。

特にFWアダイウトンとルキアン、ジョアンパウロをターゲットにした空中戦を仕掛け、古巣対決のンドカ・ボニフェイスのフィジカルを活かした守備で東京Vの攻撃を封じてきました。

一方、ヴェルディはパスワークで崩そうとするも、平川や齋藤のいつもの流動性が発揮できず、福田への縦パスが少なく、攻撃が停滞。

18分にはコロ助のロングフィードからヒロトがヘディングで合わせるも、惜しくも枠を捉えられず。

横浜FCのカウンターが脅威となりつつも、両チームともに決定機を作れず、スコアレスで前半を終了。


<願わくばゴールを奪いたかったが…>

後半も横浜FCが押し込む展開が続き、ヴェルディは守備に追われる時間が長かった印象。

横浜FCはアダイウトンの個人技や交代出場の櫻川の積極的な動きでチャンスを作るも、ヴィドが腕を痛めた影響を感じさせずに好セーブで得点を許さず。

しかし攻撃陣は染野がンドカに抑え込まれて決定機をなかなか作れず、幾度もゴール前に迫るもブロックされて枠内シュートも打てず。

終盤、横浜FCの櫻川が退場するアクシデントがあったものの、数的不利の影響を活かすには時間が足りず、残留圏内を戦う2チームの6ポイントマッチは0-0で終了しました。


またしても決定力不足が響いて残留争いから抜け出すことはできませんでしたが、なんとか相手に勝ち点3を与える最悪の事態は回避。


2週間後は、いよいよアウェイでの東京ダービーです。



8月ラストは残留争いの大事な6ポイントマッチ。ニッパツのアウェイゴール裏のチケットは完売御礼。

現地に駆けつける方も、行けない方も、最大級の声援を届けて勝利をつかもう!


<予想スタメンとフォーメーション>



<KICKOFF/スタジアム>

8/30 18:00  KICK OFF

会場:ニッパツ三ツ沢球技場

天気予報:晴れ


<前半戦の対戦結果>

H 5/6 火曜・祝

・会場 味の素スタジアム

・スコア 2-0 

・得点者  染野唯月、熊取谷一星


<横浜FCの直近5試合の対戦結果>

天 H △3-3 京都 ※PK戦で敗退

24 A ●0-2 清水

25 H ●1-2 浦和

26 A 〇1-0 神戸

27 A ●2-3 G大阪


<試合展望>

・なんといってもゴールを奪え!


連敗が続いていたものの2試合前にはアウェイで神戸から金星をあげているフリエ。


前線の外国人選手やJ1での経験豊富な選手たちを軸とした縦に早くボールに強く行く割り切った攻めをしてくるのが特徴。


とはいえ前半戦では日程の不利を跳ね返して唯一複数点差で勝利した相手。


生き残るためには引き分けも痛いと思って欲しい。とにかく相手のなりふり構わぬ縦に速い攻撃に耐え、より多くのゴールをあげて勝利を掴もう!


<KEY PLAYER>

谷口 栄斗


実は去年から神奈川のチームから多くのゴールをあげている「神奈川キラー」。


鉄のディフェンスとここ一番の攻撃力に期待!




<痛恨だった序盤の失点>

今夏に秋田から加入した井上竜太がJ1デビューとなる初スタメン。森田に代わり食野がリーグ戦ではホーム湘南戦以来となるスタメンとなりました。


可能な限りイーブンで折り返したかったヴェルディ でしたが、前半6分、食野の縦パスが相手に引っかかりCKに逃れるものの、CKで中島洋太朗の正確なキックをヴァレール・ジェルマンがヘディングで合わせ、ポストに当たったこぼれ球を中野就斗が押し込んで先制を許します。


失点後、積極的にプレスをかけ、サイド攻撃や齋藤功佑のミドルシュートなどで反撃を試み、特に前半ATには、齋藤がペナルティエリア中央から放ったシュートが確実に枠を捉えるも、広島GK大迫敬介の決死の顔面セーブに阻まれ得点ならず。


シュート数で広島を上回った(11本対8本)ものの、得点には至らず、0-1で前半を終えました。


<決める部分の精度の差>

  後半もヴェルディが押し込む展開が続き、59分、食野がドリブルで相手DFを抜き去り、1対1の決定機を迎えるも、シュートはまたしても大迫の好セーブに阻まれました。


さらにその直後、新井悠太のシュートがクロスバーを直撃するなど、同点のチャンスを活かせず。


すると62分、中盤でボールを奪われて広島のカウンターが発動。素早い展開から中村草太がジャーメイン良とのワンツーでDFラインを突破し、最後はGKマテウスをかわし、左足でゴール左上に突き刺し痛恨の追加点を被弾(0-2)。


83分にはFKで新井直人が直接ゴールを決め、試合を決定づけられてしまいます(0-3)。


終盤も交代出場の白井亮丞らが果敢に攻めますが、大迫の度重なるビッグセーブに阻まれ、1点を返すことすらできず現状の地力の差を見せつけられる完敗となりました。


<上に行くために足りないもの>

初出場の井上は縦パスを引っ掛けてしまうなど連携面の粗は見られたものの、空中戦の強さなど持ち味は見せていたのでこれからの伸び代には期待できる。


しかし、交代組のパフォーマンスは確かに白井の奮闘も目立ったもののスコアに影響を与えるまでには残念ながら至らなかった。


広島が矢継ぎ早に交代するのに対して交代が遅いようにも感じましたが、あの交代選手のパフォーマンスを見ると、確かに交代に二の足を踏んでしまうのも理解できる。あの熱い気候、強度の高さが求められるゲームでは選手の力量差がはっきり出る形になってしまった。


負け惜しみにしか聞こえないだろうけど、何度も大迫を慌てさせる場面は作ることができた。あのクオリティが高いチームにもそれだけのチャンスの量を今のチームは作ることができる。


しかし、それでも止めてくる強烈な守備陣がいて、強度を維持できる交代選手たちがいる。だからこそあれだけの勝ち点を稼いでいる。


現状、同じ土俵に立つにはチームが内外ともにさらに成長しなければならないことを、身に染みてわからされた試合でした。