2005年6月25日 また四国じゃボケェ ○徳島県○香川県
友人とツーリングの話をして、四国が楽しいという話題になった。
そこで出た友人の言葉。「オオボケコボケって行ったことあります? お勧めですよ」
何じゃそのナイスなネーミングは。それは行かねばなるまい。
下調べの結果、近くに「かずら橋」なるものがあるので寄ってみることに。
そののちお待ちかね、「大歩危・小歩危」でボート遊覧。
香川に行ってうまいと評判のうどん屋「山内」「山越」とはしごし、前回も行った「山田家」で締め。
フェリーで本州へ戻りいつものルートで大阪へ。うむ、ナイスプラン。
前日、某秘密結社幹部の送別会で辛い中、5時起き。
朝7:10発のたこフェリーに間に合うように家を出る。このルートも慣れてきた。
鳴門北ICで四国入りし、今回は徳島市から国道438を走る山あいのルート。
四国で3けた国道を走るときは注意が必要。それが300~400番台なら覚悟が必要。
これが四国マスターの私からのアドバイスじゃ。
そしてこのR438-R439もいきなり狭くなったり急な坂だったりガードレールなしの崖道だったりする。
道が荒れているいわゆる「酷道」です。
しかし、名峰剣山を走るルートのため景色は抜群。道幅があるところはワインディングもGOOD。
つーかワインディングだらけ。
第一の目的地・祖谷(いや)は、平家の落人伝説が残る、まさに「秘境」・・・なんだけど観光客だらけ。
道端にバイクを止め散策。疲れたし腹が減ったから、かずら橋に行く前に名物「祖谷そば」を食べる。
麺はなんというか・・・小学校時代に油粘土を机と手のひらの間でコロコロっとひも状にした記憶はないだろうか。
見た目あんな感じ。食感・・・すぐ切れてコシはない。そのかわりそばの香ばしさが口中に広がる。
良く言えば素朴な味だ。
かずら橋とはかずら(葛)で編んだ橋です。現代のはちゃんとワイヤーで補強していて安全。有料です(500円)。
渡ろうとしたけど前の親子連れが遅くて渡れない。手すりにしがみついておまいらヘタレすぎ。
と思ったけど
ここここれは結構怖いぞー。
まっくすは高所恐怖症なんですって。 体重あるし。
前の親子よりもゆっくりと渡ってバイクへ戻る。
ヘルメットをかぶってると通りすがりの観光客がバイクを指差してなんか言ってる。
「・・・・・・・るよ。」へ? シールド開ける。「パンクしてるよ。」へ?
見事に後輪がペッタンコ。Σ(゚д゚lll)ガーン
どどどどどうしよう。ここは四国でも一、二を争う「秘境」なんだっちゅーの(;><)
当然村内にバイク屋はない。いわんや自転車屋をや。
なにわ赤バイク。買った店は赤男爵。全国サービス。というわけでレッドバロン徳島へ電話する。
「パンクしました」「は~い、どちらすか~」「祖谷です」「・・・(絶句)・・・えーと祖谷ならうちより近い店あります」
たらい回しだ。かけたのはレッドバロン観音寺店。香川県の西にある。そっちのが近いんだ。
「パンクしました」「は~い、どちらすか~」「祖谷です」「・・・(絶句)・・・えーと1時間半ほどで行きます」
神様仏様レッドバロン様。バイクを買うならレッドバロン。ホームページはこちら 。
これで以降の予定はすべて吹っ飛んだ。うなだれながら待つこと1時間ちょいでトラック来てくれました。
釘踏んでました。ここで直すのかなと思ったらトラック積んで店まで運んでくれるとのこと。ありがとう。
助手席に乗ってトラックに揺られる。
「あーこのへんが大歩危小歩危ですよ~」。よもやこんなシチュエーションで見ることになろうとは。
てゆーかよく見えない。運転席側なんだもん。ぐすん。
おのれ大歩危小歩危。この屈辱忘れんぞ。って気が付けば爆睡してました。レッドバロンさんごめんなさい。
店で無事修理も終わりいざ出発。もう4時。悔しいから山田家だけ行くことに。やっぱ詰め込むのね。
今回も釜ぶっかけ卵黄入り。(゚Д゚)ウマー。少し機嫌直るも、店出た時点で5時半。軽くやばい。
帰りは高松から岡山県宇野までフェリー。約1時間でバイク1500円ほど。ここでも爆睡。
荷物盗まれそうになりました。手荷物には十分注意。
宇野着7時。さすがに岡山から高速で大阪まで。またしても真夜中着。
走行距離582キロ(うち51キロトラック)。
2005年6月12日 北陸をつるつるいっぱい ●福井県
6月にもなると大阪はもう30度超える日も出てくる。
青森から来たての去年は大阪の夏は地獄だった。 青森で30度なんて梅雨明けから盆までだぜ。
会社まで電車で通勤すると、車内吊り広告で目に付くのが福井の観光PR。
若狭湾がどうの、うまい魚がどうのと知らぬ間に情報がインプットされる。
そいじゃぁ~あ~、行ってみますか。
長距離なので5時出発。まずは舞鶴を目指し、国道173号を北上。
ちょっと走れば青森と変わらない田園風景が広がる。田んぼの稲も育ってきたな~。
!! 目の前20メートル先を何か横切った! 急ブレーキ! あの茶色いのは・・・
シカでした。
ガードレールを跳び越え、3メートル下の田んぼへダイブ!
田んぼの泥をバシャバシャかき分け走り去って行きました。びっくりしたなー。
舞鶴から若狭湾沿いに小浜へ。ここのフィッシャーマンズ・ワーフ ってとこで休憩。
店内うろうろしているとここから「蘇洞門(そとも)めぐり遊覧船」が出ているらしい事を発見。
乗ってみるか。
暖かいので遊覧船のデッキに陣取る。小浜湾のいろんな形の奇岩が拝めます。
見どころ満載でなかなかよろしい。さいごに蘇洞門を眺め、帰りに対岸の泊原発も見れますw。
台無し。でも原発見るのは初めてだ。乗船時間約1時間。
次は一路福井市を目指す。昼食タイム。
有名な「ヨーロッパ軒 」のソースカツ丼を食べる。写真なし。
これね、うまいよ。ソースはウスターなので衣にしみこんでます。
このカツが絶品で、ガツガツ食っちゃいました。満足。
福井市の北にあるのは名所、東尋坊。サスペンスドラマのラストシーン率は全国一か。
自殺の名所としてはあまりにも有名で、ところどころに思いとどまらせる看板や
こころの電話が設置されています。しかし意外や意外、柵はなく、真上にいけます。
ああっ、また伝わらない。すげー高いです。
まっくすは高所恐怖症です。ここから一歩は踏み出せませんでした。
帰りに売店でホタルイカの沖漬けを購入。今晩のつまみだ♪
日は傾いていたけどまだぽかぽか。琵琶湖経由で大阪へ。
ここはいつも込むな~。車の脇をすり抜けすりぬけ。
走行距離506キロ。
後日談というか当日談。ホタルイカの沖漬け、長時間の高温下の移動で
やられてました。お腹が痛かった~。
2005年6月4日 仙人とガンダム ●岡山県
前回の四国ツアーの最終日、雨ですっ飛ばした岡山に行く。
岡山往復だけじゃ詰まらないから、山手を経由することに。
8時ごろ出発。いつもの国道2号を西へ。途中で北へ折れ、30人殺しで有名な津山を通過。
道の駅久米の里で休憩。って簡単に言うけどすげー遠かったです。
ここは昔、洗濯娘の太ももに興奮して空から墜落した「久米の仙人」で有名。
しかしここはもっと別のもので有名であった!
高7メートルのZガンダム。
一般人が造ってここに寄贈したそうな。
でけー。かっこいー。
でもなんでここなんだろう?
そこから倉敷へ向かい、美観地区を見る。いわゆるレトロな町並み。
デートにはいいんだろうけど一人じゃ時間が余ってすぐ出発。
岡山市へ。
さすがに腹が減ったのでここでお昼。
岡山にはデミカツ丼という料理がある。
デミグラスソースのカツ丼です。一番有名なのが「野村」という店で
「お父さんも食べた、お母さんも食べた。野村のカツ丼」てCMがあるらしい。
俺が行ったのは「やまと」って小さい洋食屋(?)
ごめん写真撮ったけどぶれてました。
味は良くも悪くも想像した通り。
常連らしい隣の兄ちゃんはチャーシュー麺食べてはりました・・・・・
帰りはたるいから高速で。走行距離463キロ。
2005年5月28日 万博そっちのけ ●岐阜県
愛知万博が見たいという青森の友人を案内するため、5月27日朝、新幹線で名古屋へ。
一日中人ごみを掻き分け万博のパビリオンを回る。写真ないんで万博部分省略。
「明日はどうする?」「もう万博はいいわ」「じゃレンタカー借りてドライブでもすっか」
田舎者二人にはあの人ごみは苦痛でしたので。
岐阜県をず~っと北上して高山へ行く。
決まってたのはそれだけ。
あとは道すがら決めて行こうという
行き当たりばったりのドライブに。
名古屋もう一泊は決まっていたので
急がずともよく、ゆっくりした旅になった。
ゆっくりした旅だといろいろ詰め込みたくなるのが俺の性分。まずSAでガイドブックを買い込む。
友人に運転させ、熟読。・・・・・軽く酔ったぁ。
「郡上八幡ってとこの清流が有名らしい」「いいねえ」
「高山から遠くないとこに合掌造の白川郷があるぞ」「いいねえ」
「おお~奥飛騨すげー絶景だ」「いいねえ」
詰め込みすぎ。結局白川郷以外却下。
「晩飯はどうする?」「長良川で鮎食うか」「いいねえ」
まだ詰め込む。せっかくなら鵜飼い見ようということになり電話で予約。
高山市は昔の城下町のたたずまいを残す、懐かしい雰囲気の町。
旧番屋を見学したり町並みを散策。観光客もいっぱいだ。
昼食は朴葉みそ焼き。写真ありません。
高山から30キロほどで白川郷。合掌造の古民家が立ち並び、世界遺産に指定されている。
4階建て。うらやましー。でも入ってみたら煙かったです。
ちなみに民宿をしているとこもあった。泊まってみたいね。
高速でずっと南下し、岐阜市へ。長良川の鵜飼い見学だ。
観光客も船に乗り、鵜飼いの船と併走しながら見学できる。
こんな感じ。なんとも幻想的でした。
見終わったら結構いい時間になり、鮎食おうにもお店は軒並み閉まってました。
あきらめて名古屋まで戻り、ホテル付近の名古屋コーチン専門店で遅い夕飯。
どえりゃー高かったです。走行距離388キロ。




