2024年11月29日、ドコモが展開するdポイントが貯まりやすくなるプランのahamoポイ活とeximoポイ活の特典を12月1日に改定する、という発表がありました。


※ドコモ公式リリースのリンク

https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_241129_03.pdf


●ahamoポイ活の改定 

・これまでは「d払い(d払いタッチ含む)」による支払いが還元対象だったが、新たに「dカードでの支払い」もポイント還元の対象になる。(新設)

その場合の還元率は以下の通り

【dカード(レギュラー))】→3%

【dカードGOLD】→5%

【dカード PLATINUM】→10%

還元となるが、終了時期未定のキャンペーンにより、dポイントの還元率が一律で10%となる。

・いずれも1カ月間の還元上限は4000ポイントで変わらない。

・家族カードを保有している「ahamoポイ活」ユーザーも対象となる。(例…夫がメインカード、妻が家族カードを保有していて妻がahamoポイ活ユーザーとなる場合も対象)

・dカード決済では、利用する電話番号の登録が求められる。なおdカードGOLDで5%、dカードPLATINUMで10%の還元を受ける条件として、電話番号登録に加え、ahamoポイ活の支払い方法をdカードGOLDとdカードPLATINUMに設定しておく必要がある。

・マネックス証券での積立での特典が新設。dカード GOLDとdカードPLATINUMでは、マネックス証券での積立でそれぞれ1%還元される(上限はahamoポイ活の特典上限4000ポイントの内1000ポイントとなり、別枠でないことに注意)。なお、dカード(レギュラー)は対象外となる。



●eximoポイ活の改定

・ポイント還元の支払い方法として「d払い」を利用する場合、電話料金合算払い(dカード以外の他社クレジットカードで支払う場合)や、d払い残高での支払いが追加され、ドコモの通信料を口座振替や請求書払いをしている場合も対象となった。その場合の還元率は以下の通り

【dカード以外のカード】→3%

【口座振替、請求書払い】→3%

【d払い残高】→dカードレギュラー3%、dカードGOLD5%、dカードPLATINUM10%

こちらもahamoポイ活同様に終了時期未定のキャンペーンにより、dポイントの還元率が一律で10%となる。

しかし、dカード以外のクレジットカードへの還元については、終了時期未定ながら「期間限定」とされている。

・マネックス証券での積立での特典が新設。dカード GOLDとdカードPLATINUMでは、マネックス証券での積立でそれぞれ1%還元される(上限はeximoポイ活の特典上限5000ポイントの内1000ポイントとなり、別枠でないことに注意)。なお、dカード(レギュラー)は対象外となる。




大きくまとめると、

【ahamoポイ活では、決済特典の還元対象にdカード支払い(dカードでクレジットカードの料金を支払うこと)も加わった。】

【 eximoポイ活では、d払いにdカードを紐付けることが必須ではなくなった(dカード以外の支払いも対象となった)】

という点。


それぞれのポイント還元上限はahamoポイ活が月に4000ポイント。eximoポイ活が月に5000ポイントという点は変わらない。


つまり、ahamoポイ活はd払い(d払いタッチ含む)が対象だったのに【dカード払い】のどちらか、もしくは合計4万円以上決済すれば上限まで達成する。これまで「d払い決済に対応していない店舗で買い物したいが、dカード払いで買い物してもahamoポイ活の特典を得られない」という場所も改善されるところ。私の環境で言うなら、「d払いに対応していないイオンでdカードのクレジットカード決済やiD決済をしてもahamoポイ活対象となる」ということ。


一方のeximoポイ活は、dカードを所有していなくても加入できるようになるため、支払い方法の縛りが無くなり、最大5000ポイント還元を受けられるようになる。


結果として、マネックス証券もahamoポイ活が対象となることで、

●ahamoポイ活がオススメの人

・家族割引が効かない単身ユーザー(もちろん家族ユーザーもオススメ)

・月に110GBあれば足りるユーザー

・電話の5分かけ放題が必要なユーザー(eximoで適用されるドコモのファミリー通話割引適用者以外に電話かける人)

・今までd払い限定だったけどdカード払いも適用となるため月に4万円以上それらの支払いを確約できるユーザー


●eximoポイ活

・家族割引、ドコモ光(home5G)割適用ユーザー

・月に110GB以上使う(使い放題)ユーザー

・電話はドコモ利用者の家族間通話(無料)がメインのユーザー

・eximoポイ活還元適用以外のdカード払い10%還元が欲しいユーザー

・dカード以外の支払いをしているが使い放題のサービスを利用したいユーザー(他社は二段階の速度制限がある)



これでまとめられると思う。


いずれも還元された「4000(5000)ポイント」を

【料金充当(ポイントは減るが月額料金が安くなる)】するか、【ポイントを貯めるか(ポイントは貯まるが月額料金は高くなる)】を見定めて契約することは必要。


門戸を大きく広げたドコモ。


加速するか。