偏屈な親父による「デジタルカメラ」ぶらり日記 -42ページ目

「茂木町」今回が何と最終回です

●撮影日…2015年(平成27年)5月26日「火曜日」

「茂木町(もてぎ)」写真紀行は今回で最終回となりました。道の駅もてぎには数えきれないほど立ち寄りましたが、城下町と棚田の里と云う視点から初めての茂木町でした。道の駅で手に入れた「もてぎガイドマップ」を頼りのドライブで難渋しましたが何とか無事に帰ってこれたのは幸いでした。

「茂木町」城山より城下町を遠望

●撮影日…2015年(平成27年)5月26日「火曜日」

栃木県への生き返りに何度も立ち寄った道の駅からの情報を含めて茂木城址があるのは知っていましたが初訪問です。

【環境省・栃木県】制作の茂木城紹介看板より

茂木氏の祖、茂木知基が建久3年(1192年)に築城し、以来約400年間にわたって茂木氏が居城していました。

この城は別名桔梗城ともいわれており自然の地形を利用した城で、眺望が良く敵状をさぐるのに最適でした。現在は城山公園となって眼下に町を一望することができます。

茂木氏は常陸国の名族佐竹氏の影響下に入り、関ヶ原の戦いのあと秋田へ国替え左封となると一緒に移っていきました。徳川氏の江戸期には天領となり茂木城の使命は終えました。城山とうねうねとした城下町の道で往時がしのばれます。

「茂木町」放棄放置された棚田

●撮影日…2015年(平成27年)5月26日「火曜日」

ここは栃木県茂木町「甲(かぶと)の棚田」と呼ばれています。正確には呼ばれていましたと過去形で表現すべきでしょう。水田が耕作放棄地となってかなり荒れ果てています。そんなに山の中ではなく近所にはいかにも農家らしい豪邸が点在して限界集落と云う感じではないのですがさてさて。