リングとフック
皆さんはどの様にリングとフックの交換やサイズ変更をしていますか?
自分はテイカーを作った時もそうなんですが、ルアーの動きを重視して変えていきます。
実際8番のフックを太軸から細軸に変えるだけでもマイクロスプーンは泳ぎに影響されてしまいます。
テイカーも最初は1番のリングに中軸の8番のセッティングで進めて行きましたが、どうにも泳ぎが暴れてしまい
安定しないのでフックはそのままの中軸8番、リングを1/0番に上げることにより安定性が生まれました。
では、なぜ暴れていたスプーンがリングの番定を上げるだけで安定するのかと言いますと、船なんかもそうですが後ろにアンカーを降ろすことにより船体が安定するのと同じで、ルアーも後ろ(テール)に重心がくることで泳ぎが安定するのです。
もちろんルアーの構造にもよりますが、マクロスプーンに関してはおおいに干渉されてしまいます。
フックの太さをチェンジ。
リングの大きさをチェンジ。
ショートバイト対策にフックを細軸にチェンジしたものの、今度は魚のアタック減ってしまったなんてときにはリングの番定1つあげるなんてことも有効になってきます。
(このようなケースは上記であげた様にフックを細軸に変えることで、100分の何グラムの世界でテールが軽くなってしまうことによりルアーの泳ぎが変わってしまうのだと思います。)
今後は,ただなんとなくリングやフックを選ぶのではなく、自分が使っているスプーンがリング・フックを変えることによりどの様に動きが変化するかを見ることが釣果アップにつなげっていくのではないでしょうか!
是非一度ワレットの中のスプーンで試してみることをお勧めします。
今まで釣れないで二軍に回っていたスプーンも、セッティングを変えることにより一軍に昇格しちゃうかもしれませんよ!
打ち合わせ
本日は今月末に取材していただくアングリングファンの打ち合わせに行ってきました。
場所と、内容が決定しました!!
実験方式の濃い内容になると思いますので、自分も今から楽しみです!
もちろん本業の塗り手側のお話もさせてもらいますので是非読んでくださいね。
ちなみに8月26日売りの10月号です!
お楽しみに!!
ケイムラ
今日はカラーについてのお話をさせていただきます。
現在力を入れて開発していますのがケイムラの効率の良い使用方法です。
MAXdesignでは紫外線本舗×MUKAIのUVMAKEUPを当社の塗料に合わせて調合し使用しておりますが、UVMAKEUPに関しては色々発売されているケイムラの中でも紫外線を浴びているときの発色が違うように感じます。
実際人間の目に見えるものではないので感覚の話になってしまいますが,種類によってどの様な違いがあるかと言いますと、当社で使用している紫外線本舗×MUKAIのUVMAKEUPは紫外線を浴びた際にクリアーな強い光り方をします。
ルアー全体に塗ってしまうと光り方(紫外線を浴びているときの発色)が強すぎてしまい、釣れるルアーになるとは言い切れなくなってしまいます。
ではどの様な塗り方が適しているか!?
ルアーの全体に塗るよりは針のチモトや、ルアーのテール、つぶムラの様な散らし塗りが効きます。
逆に可視光で見える塗料の入っている物(乳白色)は、使用していてもアタリが柔らかく「ほわ~」っとした光り方に感じます。
釣りをしていてその差をとくに実感できるのはボトムの釣りでして、クリアーからステインにかけての水質のエリアではUVMAKEUPのスコーン!っとした強い発色が効き、マッディーのエリアは可視光で見える塗料の入った乳白色の柔らかい発色が明らかにアタリが多く感じます。
魚の魚信もUVMAKEUP使用時は強いひたくるアタリが多く、乳白色のものは柔らかい物を捕食するようなやさしいアタリ方に感じます。
水の濁り方や、天候状況でも変わってくるとは思いますので、今後はこの辺にも注意しながらカラーテストなど行っていきます。
今月末にアングリングファンさんの取材を受けさせてもらうことになっていますので、この辺のこともお話させてもらえればと思っております。
ケイムラは海の方では明らかに釣果の違いが出ておりますので、淡水の方ではどの様な違いが出るのか突き詰めていけるようがんばります!