八木毅のブログ/Takeshi Yagi's Blog/Electric Garden -5ページ目

🎊ウルトラマンマックス放送開始18周年!!

昨日のことのようですが。
もう、古典の類なのでしょうか?
びっくりです。
でも、マックスの希望は終わりません。
夢の映画化を!

そのためにも、
今は「AKARI」などの新作を頑張ります。
じつは「AKARI」が海外の映画祭に招待されているんですけど、
近々、情報公開です。
まだまだ、やりますよ。

ということで、
掴み取れ、未来!

 

いつも考えていましたのは、何故、実相寺組ではあのような作品が出来上がるのかということ。

それを追求してみたいとずっと考えていました。

だから、今回の本はそんな本です。

 

僕は「ウルトラマンダイナ」でセカンド助監督だったっ時に実相寺監督の現場につき、

「ウルトラマンマックス」ではプロデューサーとして一緒に作品を作りましたが、

憧れの監督で目標の監督でもありますが、ずっと謎の方です。 


いつもの本は知っている世界からの本でしたけれど、
今回は、未知の冒険って感じで楽しいです。

 

実相寺昭雄研究会の皆様にもお世話になりましたし、
たくさんの方々にインタビューできました。

 

以下は出版社の公式リリースからです。

 

「没後15年を経てなお、独特の作風で多くの観客を魅了し続けている実相寺昭雄。自身の著作も多く残され研究書もあることから、すでに語り尽くされたかのような感がありますが、実は創造の現場についてはあまり語られてこなかったのではないでしょうか。実相寺組の現場はどのようなもので、いかにして作品が構想され、制作されていったのか。その詳細を、実際に実相寺昭雄と現場を共にした方々に八木毅監督が伺っていきます。実相寺ファンで自身も仕事を共にした八木監督により、ベールに包まれていた「実相寺組の現場」がついに詳らかとなるでしょう。
また貴重な未発表資料や雑誌掲載記事なども掲載し、「実相寺昭雄像」の⼤幅なアップデートを図ります。

【予定CONTENTS】

◎PART1 60年代〜
寺⽥農
毒蝮三太夫
桜井浩⼦
内野惣次郎
ひし美ゆり⼦
愛まち⼦
栗塚旭
野⼝多喜⼦
稲垣涌三
宍倉徳⼦

◎PART2 70年代〜
中堀正夫
都築⼀興+皆元洋之助

◎PART3 80年代〜
嶋⽥久作
佐野史郎
油⾕岩夫
⾳楽年表
赤澤環

◎PART4 90年代〜
髙橋巖
勝賀瀬重憲
『ウルトラマンダイナ』「怪獣戯曲」〜円谷プロ側スタッフの視点から(八木毅)

◎PART5 00年代〜
⼩林雄次+⼋⽊毅
実相寺監督インタビュー『DOOP』vol6(2004年)再録」

 

次の本の取材で松本へ行きました。

前回行ったのはウルトラマンダイナの「君を思う力」のロケだから26年ぶりです。

撮影では大変だった印象しかなくて、何度か食べた「おやき」の美味しさや、夜にみんなで行ったサウナでアカスリをやったことや、原田昌樹監督以下スタッフ全員で鍋を食べたことぐらいしか印象がないのですが、今回は違いました。

本の取材でしたから、会いた時間に松本を散策しましたが、

素敵でした。

夜の松本市内は幻想的です。

写欲が盛り上がりますね。

この写真はちょうどつけていたアンジェニュー 28mmです。

いわゆるクラシックレンズで撮影しましたから、余計に幻想的なのかもしれません。

でも、実際に素敵なところでした。

またちょくちょく行きたいなと思いました。

 

 

そう言えば、この時は小中和哉監督が「 Single8」の上映でいらしていて、高橋巌監督もいらしていて、

私も入れれば監督が三人接近遭遇していました。不思議な場所でもあります。松本。

 

 

 

 

 

 

 

わざわざこのイベントのために台湾から来日してくれた与座重理久さんとの紀伊國屋書店でのイベントは大成功でした。

チケットは情報解禁と同時に満席で、当日の会場はすごい熱気でした。

人が多くて、7歳で見ていましたとか9歳で見ていましたとか、

深夜枠だから大人の視聴者だけを想定していた我々製作者側の予想とは少し異なる傾向も読み取れたりして、

新しい理解にもつながりました。

ウルトラはすごいですね。

深夜にそんな子供達が起きてリアルタイムで見ていたとは!

ありがとうございます。

エリクと直接会ったのは15年ぶりかもしれません。

とても大きくなっていて嬉しかったです。

15年経って渋さも増して!

大人のSFが作れるのではないかと、真剣に考えました。

と言いますか、考えています。

15年後の彼らを描きたいし、15年後のあの世界を描きたいと思いました。

そんな、楽しいイベントでした!

 

ちなみに、

じつは会場には当時担当してくださったプロデューサーが紛れていたり、

関係者もいたのでした。

皆様ありがとうございます。

そして、当日の模様は円谷イマジネーションさんでも後日リポートされます。

 

今回のイベントは梶研吾さんと神奈川工科大学さんでトークイベントをやったことをきっかけに動き始めました。

関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

 

そして、紀伊國書店といえば、

学生時代からお世話になった思い出の書店さんです。

とても嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

昨日は四ツ谷にある我夢のお店で、

ウルトラマンガイアの同窓会でした。

懐かしい顔がいっぱいで、

いつも会っている人もいるけど、

25年ぶりの人もいる。

幸せな会でした。

 

『ULTRASEVEN X 15年目の証言録』本日発売になりました。

15年前に深夜に放送されたたった12話のシリーズで1冊の本を作りました。
キャストスタッフが注ぎ込んだ情熱や夢や思いが語られます。

対談者は与座重理久、加賀美早紀、脇崎智史、伴アンリ、鈴木健二、梶研吾、小中和哉+、長谷川圭一、小林雄次、大田愛、福田卓郎、金子二郎、林壮太郎、表有希子、内田哲也、齊藤高広、島貫育子、高橋義仁、佐藤才輔、小池達朗、新上博巳、早川哲司、上田和彦、小嶋律史、島田友晴、そしてオリジナル『ウルトラセブン』のひし美ゆり子、森次晃嗣(敬称略)の豪華な皆様。

まるで昨日のことのような懐かしいような楽しい対談でした。ここには『ULTRASEVEN X』の全てが詰まっています。

紀伊國屋書店新宿本店では紀伊國屋特製の「ウルトラアイ栞」付きで販売していますしトークイベントもあります。ジュンク堂書店や書泉オンラインショップでは私のサイン本を販売しています。そして、全国の書店様で発売中です。関係各所の皆様の応援が嬉しいです。心より感謝申し上げます。

 

ということで、私の5冊目の本になりました。
よろしくお願いいたします!

そして、6冊目も進行中です。

 

神保町の立東舎で完成した「ULTRASEVEN X 15年目の証言録」のサイン入れをしてきました!

シルバーのマジックで丁寧にやりました。

一度にこんなたくさんサインしたのは初めてです。

1冊、間違えたので、この写真の本ですけど、これは私が引き取りました 笑

今回の本は旧・円谷 CGチームと一緒に作ったULTRASEVEN  Xの新ヴィジュアルの表紙もあったりしなますし、

インタビューも充実して豪華な本になったと思います!

イベントもやる予定!

どうぞ、お楽しみに!

4月いっぱいで閉店された名店・玉蘭さんです。 東宝ビルトから一番近い食堂でとってもお世話になりました。最初に行ったのは『ウルトラマンガイア』の頃ですからもう25年前です。外観も料理も何も変わらないです。値段もほとんど変わらない。それはそれでいいのか悪いのか分かりません。それはこの時代に潔い清々しさです。きっと大変な努力だったでしょう。でも、もっと高くしてでも残って欲しかった。価格設定を倍にして、六本木あたりにあったら、あるいは成城駅前でも、きっと人気のある名店として大きく有名になったことでしょう。
 

けれど、ここはそんなこととは無縁な名店です。良心的な最高のお店です。そして、本来の意味での隠れ家レストランでしょうね。成城学園前駅から徒歩で30分。辺鄙な場所の細い一方通行道路に佇むこのレストランは近所の人とか撮影所関係者以外には分かりません。普通の人はその存在さえ知らないでしょう。

 
玉蘭には特撮関係者にファンが多くて、閉店前に行ったある日、たまたま偶然に、その場所その時間に特技監督が私も含めて3人居合わせたなんていうこともありました。この世田谷の片隅で、ここは日本の特撮の中心地だったのかもしれません。
ということで、また、食べたい、、、火山炒飯とかサーツァー麺とか乾麺とか。最高でした。で、ありがとうございました!

ウルトラマンティガGUTSのムナカタ副隊長・大滝明利さんとお会いしましたよ😆 
ここはゴブニュが徘徊した日比谷。
もうティガから27年ですね。