飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中 -7ページ目

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

1月もすっかり半ばが過ぎてしまいました。2020年、寒中お見舞い申し上げます。
 
そして、連続なお知らせで恐縮ですが、2/11(火・祝)にNPO法人中国茶文化協会の茶芸イベントを担当することになりました。シンガポール発祥の留香茶芸では、関東総本山といえる西村さんと、華泰同期で才能溢れる竹花さんとともに、私も茶席の亭主をしながら、「五感」と「茶芸」にまつわる座学を担当いたします。
 
3時間の間に、茶芸の座学と2席の茶芸を楽しめる大変充実なイベントです。ふるってお申込みください!
 
***以下HPより転載
 

 

NPO法人中国茶文化協会では、中国茶を少し詳しく学んでいく、
実習型のイベント「中国茶研究会」を2017年10月より開催しております。

 

第10回となる今回は、茶友向けの交流イベントです。

 

 

「芸術」ときたら、ビジュアルや音楽のような視覚か聴覚の表現を連想することが多いでしょう。
しかし、中国茶は総合芸術です。茶芸を発信するには五感を開く必要があります。

 

この講座では五感を使って、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚それぞれの分野から、茶芸の本質に迫ります。
座学を交えながら、3つの茶席に分かれて、茶を通して参加者と亭主との交流の場を設けます。

 

香りと味の優れた2種類の烏龍茶で、それぞれの亭主がしつらえる中華圏旧正月・如月茶席と個性豊かな茶芸も是非お楽しみください!

 

<日時>
2020211(火・祝) 13:00-16:00 (開場12:45

 

<会場>
華泰茶荘 渋谷店
東京都渋谷区道玄坂1-18-6 3階
渋谷駅より 徒歩7分

 

<茶席亭主>

留香茶藝】 西村眞由美 先生
当会理事。中国茶コーディネーター。Singapore留香茶藝上級茶藝指導老師。
留香茶藝 取手教室 主宰

 

【袞雪谿水】 竹花典子 先生
当会理事。中国茶コーディネーター・中国茶インストラクター。
武蔵野美術大学、演劇集団円付属研究所を経て、お茶とその周辺文化に関心を持つ。中華圏を游学しながら、初学者向けの講習会を時折担当。

 

【文人茶研究】 張茹涵 先生 (兼座学講師)
当会理事。中国茶コーディネーター・中国茶インストラクター。
台北・紫藤廬茶芸館の元スタッフ。大学院で勉学の傍らに、都内各所で台湾茶会を設けてきた。Blog「飲水思縁」 (当ブログ執筆。

 

<受講料>
一般 4,950円 会員 4,400円(税込)
※事前お振込み制

(振込先はHP→

 

<お申込み>(先着順)
協会メールアドレス 【jimukyoku@cha-tea.org】 へ、
タイトルを 「中国茶研究会・五感茶芸 申し込み希望」として、
お名前・ご連絡先電話番号・会員身分の有無を明記の上、お申込みください。

 

<定員>
30

 

<ご予約の変更・キャンセルについて>
・メールでお申し込みいただいてから、ご入金が確認できた時点でお席確保となります。
お早めのご入金をお願いいたします。

・それ以降のキャンセル、当日欠席については、教材や茶葉などの手配済ですので、返金いたしません。ご了承ください。 

 

協会HPのお知らせ→

 

※1/6時点、満席となりましたが、引き続きキャンセル待ちを受け付けます。
 
 
昔の故事来歴を、自らの詩や文章に取り入れることを、典故引用と呼びます。漢文脈に重要なこの典故引用が茶文化の発展にも貢献しました。
 
過去の文人たちを魅了し、現代の茶人たちをも魅了し続ける典故とは?
 
明代に活躍した文人を中心に、中国茶の奥深い世界をご案内します。
 
<講師>
 
張茹涵 先生
中国茶コーディネーター・中国茶インストラクター。
台湾出身。台北・紫藤廬茶芸館の元スタッフ。坪林茶業博物館等各所にて茶文化にまつわる講座を開催。現在は一橋大学大学院にて明代茶文化研究に取り組む。
Blog「飲水思縁」執筆
https://ameblo.jp/mauverc/
 
<場所>
 
台湾茶芸館 桜樺苑
(世田谷区三軒茶屋1-5-9)
TEL 03-6804-0106
https://www.ying-hua-yuan.com/
 
<日時>
 
2020年1月26日(日)15:00‐17:00(開場14:45)
 
<参加費>
 
3500円(資料・台湾茶と茶菓子付き)
 
<定員>
 
16名さま(お申込み先着順)
 
<お申込み>
 
台湾茶芸館 桜樺苑
HPのお問い合わせページ(随時)
https://www.ying-hua-yuan.com/contact/
もしくはお電話・店頭(営業時間中)にて
TEL 03-6804-0106
 
※「桜樺苑」年末年始の休業日は12/27-1/13。定休日、日曜日・月曜日。営業時間、11時-19時。
 
秋が深まった様子ですが、今年は暖かくて、紅葉が綺麗に見えるかわからないところです。
 

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は9月末から忙しい日々ですが、時々去年の秋を思い出します。

 

一年越しに記録すべきな思い出として、小堀遠州流の新井宗利先生とご一緒した二つのイベントでした。

 

ご縁あって、茶道・香道を兼ねる御家流のご案内をいただき、新井宗利先生と娘さんの三人で参加することになりました。ちょうど襲名記念の会で、大いに盛り上がったようです。

 

珍しく着物で出席したり、茶道は私にとって非日常ですから、あちらこちらで好奇心をそそられた見所がありました。献茶式・家元席・立礼席・香席という4つの部屋に回って、とても充実した時間でした。

 

伝統流儀と現代風が相乗する茶会で、大満足でした。特に立礼席の演出は今風にアレンジした心遣いが見られて、印象に残りました。

 

 

御家流の茶会は護国寺で行われました。護国寺も初めてで、うきうきしていました。

 

普段から茶道に慣れている新井先生親子とご同行できたことも勉強になったし、感謝しています。

 

 

話題は、去年の秋に続き、くにたち福祉会館で開催された「19回国際茶会」のご報告です。


実は、昨日、今年20周年の国際茶会を終えたところです。

 

毎年、国立市地域交流団体まほうのランプと直心流香道・一橋大学台湾留学生会共催のイベントで、私はスタッフとして4回目の参加を数えました。

 

 

私は歴代参加者の中で最長記録を更新していくかもしれません。大学院でもお茶の研究をしていることで知られているから、在籍している限り、手伝っていくつもりです。

 

去年は私の3回目の参加で、それでも、すっかり馴染んできて、仕事として考えなくなった気がします。

 

去年まとめ役の後輩は、一昨年のまとめ役だった友人と私の買ってきた客家花布を援用しました。私なら、こだわって違う茶席を作りたいところですが、それを見て、ゆるく企画しても気持ちにゆとりができて、悪くないと感じました♪

 

スタッフ皆さまのお蔭様で、楽しい思い出と安定した気づきができました。

 

国際茶会全体は新井先生の社中が中心に運営しています。新井先生のこと、これまで絶えずに台湾茶席を引き受けてきた台湾人の先輩方・一緒にやってきた皆様に、感謝しています。

 

今年は、やたら茶席で解説役を担当していました。また今年の感想を改めて綴りたいと思います☆