水の音 | 飲水思縁〜台湾茶・文人喫茶文化研究

飲水思縁〜台湾茶・文人喫茶文化研究

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源を感謝の気持ちで考えるとのことです。
あえて「縁」の字に置き換えて、
お茶を飲みながら、恵まれた茶と縁に感謝します♪

一昨日から2日間、母方の叔父さん一家に付き合って、日光へ一泊しに行きました。

母は四人兄弟で、私には、叔父さんが二人います。去年の秋に、河口湖と軽井沢まで一緒に旅したのは、未年の叔父さんで、今回は、巳年の叔父さんです。

叔父さんのおかげで、素敵な宿に泊まりました。

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雪に覆われた池のほとりを目の前に、露天風呂の温泉が流れていく音に耳を傾けながら、気になっていた学問に向き合ってみました。

しかし、結局はやはり、学問から思いが逸れてしまいました。

修論仮製本を出した最近、色々な考え事をしてきました。

特に自分と同じ年の時に、母が既に仕事の8年目を迎えたことを考えれば、頭が上がらないばかりです。

夢を追っている私を、今でも全力でサポートしてくれていることは尚更です。

物思いに耽りながら、水の音を聞くと、流れている温泉が、あることを教えてくれました。

規律なリズムで浴槽に入れ替わっているから、温泉の清らかさは保てるのではないんでしょうか。

学問の積み重ねにも、茶淹れにも、通用しそうです。

自分のリズムで音を立てると、どんな曲になるか、時には、曲になれるかどうかすらわかりませんが、目の前にある、心の清らかささえ保てれば十分です。

これからどんな道を歩み出しても、そうでありたいです。



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