プーアル茶60種を飲む 第4回感想 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

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飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

XiangLe中国茶サロンのプーアルコースに突入しました!!

 

工藤先生にお会いしたのは初めてだが、沢山お話して、さすがだなーと思いました☆

 

ヨーロッパ語族の中に、ポルトガル語だけCHAの語源は残ってることから始まって、鄭成功と紅茶のゆかりについても説明し、黄酒(醸造酒、ex紹興)と白酒(蒸溜酒、ex高梁)の違いまで説明してくださいました。

 

肝心な茶文化やプーアル茶の説明にも触れつつ(*^_^*)

 

 

いただいたお茶は

2003年 餠茶 生茶

2003年 餠茶 生茶

1995年 散茶 熟茶

1995年 沱茶 生茶

1994年 沱茶 生茶

 

 

2003年 餠茶 生茶

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水が甘いし、余韻も(平べったい感じの)甘いが、若干緑っぽかったです。台湾人が西双版納で包種茶の揉捻で作った特別なプーアル生茶です。

 

 

2003年 餠茶 生茶 

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勐海茶廠のお茶です。紫芽という興味深い葉っぱが混じってます。先のよりも甘くて、水がしっかりしてる一方、繊細な感じもします。余韻は深くて、タンニンもほっぺまで広がってます。ただ若干渋みかえぐみっぽいものを感じました。

 

 

ここで、「先生、渋みとえぐみの違いは何ですか?」と、ずっと抱えてた質問をしました。

 

 
さすがな先生は、えぐみを「ざらつきや引っかかりの渋さ」だと、渋みと区別しました。

 

  
中国語には、えぐみにぴったりの単語がないので、ずっとこの表現に困ってましたf^_^;)聞いてよかったです!

 

  
そうすると、ここで感じたのはえぐみじゃなくて、過度の渋みと言えるのでしょう。

 

1995年 散茶 熟茶

写真を撮るの忘れました(>_<)

水が柔らかくて、少ししか渥堆の感じはしませんでした。散茶だから、緊圧茶より菌の分解は早いだと、先生はおっしゃいました。代わりに、水のしっかりさも緊圧茶より弱く気がしました。

 

みんなはイソジンの味がすると言って、もう一つの日本語を知ることができました♪

 

 

1995年 沱茶 生茶

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金瓜と称するべき沱茶らしいです。水はすっごく柔らかくて、甘かったです。繊細の要素も含まれてるし、柔らかいのに、しっかりしてました。飲んだ途端、体中があったまりました。

 
 

すっごくいいお茶でした。


 

 

1994年 沱茶 生茶

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先のより若々しかったです。やや苦味があるけれど、消えるのも早かったです。余韻にさっぱりした渋みがありました。

 

 

 

 先生にお話を伺えることも、いいプーアル茶を飲めることも含めて、あと二回、楽しみにしてます♪