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第4次安倍改造内閣が発足した。

初入閣組が多いことから「在庫一掃内閣」などとも揶揄されている。

総裁選挙で応援した派閥に配慮した結果でもあるが、主要閣僚は留任させているのも事実。

最長でもあと3年の任期の中で、消費税率引き上げ、オリンピック、憲法改正等々、やるべき事は山積している。

 

その中で、あまり注目されなかったが、拉致担当大臣を菅官房長官が兼任している。

本来官邸サイドの官房長官が大臣を兼任するのは異例。

何としても任期中に解決させるという、安倍首相の強い意志が感じられる。

13歳で拉致された横田めぐみさんは、10月5日で54歳の誕生日を迎えた。

両親共すでに80歳を超えて、残された時間は多くない。

 

 

 

ますます過熱する米中の報復合戦だが、自由主義対社会主義との構図で見ると、いささか景色が異なってくる。

早ければ2025年頃には、中国のGDPがアメリカを上回り、名実共に中国が世界最大の経済大国になるとされている。

アメリカとしては、何としてもその前に抑え込んでおきたい。

そのような政治的判断が働いているとすれば、今後もアメリカは容赦しないだろう。

経済的には中国との結びつきが強いはずのEU諸国が、今回は必ずしも中国に与していないのは、この為だろうか。

 

また、米中の制裁項目の中から、次世代のIT分野がすっぽりと抜け落ちている事は、あまり知られていない。

この分野で争うと、米中共倒れの恐れがあるので、わざと除外しているのだ。

一見無秩序に報復しているように見えて、実はこのようなしたたかさが垣間見える。

 

中国は2017年6月にサイバーセキュリティ法を制定している。

この法律では、中国で収集したデータは事実上国外へ持ち出せなくなっているのだ。

従って、企業が中国国内で行った経済活動情報は、全て中国の物という事になってしまう。

既に中国は、世界最大の消費国になっているので、各企業はリスク承知で中国へ進出せざるを得ない状況となっている。

その為、アメリカによる中国抑え込みは、今後も過熱さを増すだろう。

 

トランプ大統領が輸入自動車や自動車部品に25%の関税をかけることを検討すると発表した。

もし実施されれば、GDPの10%を占める自動車産業にとっては大幅な打撃である。

これを受けて、自動車株が軒並み下落した。

とりわけ、米国輸出比率の高いマツダ株の下落が顕著である。

 
それにしても、なぜこんな見当違いの政策を行なおうとするのか。
アメリカが輸入する自動車部品には、フォード、GMなどのアメリカ車に使用されている物も多く含まれる。
これらに関税をかければ、アメリカ車の値上げにもつながってしまうのだ。
また、日本の自動車メーカーの現地法人のトップは、現地の人達が占める事が多い。
当然ながら、これらの人達の雇用にも悪影響を及ぼす。
さらには、安価な自動車を求めるアメリカの消費者が不利益を被ることになる。
どうも、この人の頭の中は80年代から変わっていないようだ。
 

 

 

 

ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

先週金曜日は、減益予想を出したファナックが一時14%安にまで沈んだ。

値がさ株だけあって、1銘柄で日経平均株価を89円も引き下げる結果となった。

ところが、日経平均株価の終値は148円26銭高の2万2467円87銭で、2ケ月半ぶりの高値となった。

堅調な相場の要因は何か。

 

ひとつには、他の値がさ株が好調だったことが挙げられる。

京セラは58円、ソフトバンクグループは37円、ファーストリテイリングは34円、それぞれ日経平均株価を押し上げている。

ファナックの大幅安を埋め合わせるには十分である。

また、ファナックの決算も想定為替レートを1ドル=100円で算出したものであり、現状からは大きく乖離しているのだ。

金曜日の大幅安は、市場の過剰反応とも言える。

 

もうひとつは、南北朝鮮首脳会談に代表される融和ムードの高まりによる、地政学リスクの後退である。

2月初めの急落以前の状態にまで戻ったと言えよう。

アメリカの長期金利が3%に達したのは懸念されるものの、当面は不安要素が少ないだろう。

 

 

 

 

このところ東証一部の売買代金が低迷している。

SQの時を除いて3兆円を下回っている。 

森友問題による政情不安で、積極的な取引が控えられているのだ。

 

意外にも、株価は低迷していない。

2月初めに暴落したが、オリンピックが始まると反発に転じた。

ところが、オリンピックが終わると再び暴落して二番底を試す展開となった。

その後上昇に転じたが、2月下旬の水準までは戻らず、現在は膠着状態である。

これもパラリンピックが始まったからだろうか?

 

もっとも、外国人投資家が森友問題を悪材料とみなしていないとまでは言い難い。

むしろ、影響を測りかねている状況だ。

政権を揺さぶる事態になりそうなら、容赦なく売ってくるだろう。