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先週金曜日は、減益予想を出したファナックが一時14%安にまで沈んだ。
値がさ株だけあって、1銘柄で日経平均株価を89円も引き下げる結果となった。
ところが、日経平均株価の終値は148円26銭高の2万2467円87銭で、2ケ月半ぶりの高値となった。
堅調な相場の要因は何か。
ひとつには、他の値がさ株が好調だったことが挙げられる。
京セラは58円、ソフトバンクグループは37円、ファーストリテイリングは34円、それぞれ日経平均株価を押し上げている。
ファナックの大幅安を埋め合わせるには十分である。
また、ファナックの決算も想定為替レートを1ドル=100円で算出したものであり、現状からは大きく乖離しているのだ。
金曜日の大幅安は、市場の過剰反応とも言える。
もうひとつは、南北朝鮮首脳会談に代表される融和ムードの高まりによる、地政学リスクの後退である。
2月初めの急落以前の状態にまで戻ったと言えよう。
アメリカの長期金利が3%に達したのは懸念されるものの、当面は不安要素が少ないだろう。