「風土飲食研究会」
に、「食がたり」
という活動があります。これは生産者が講師となり、生の言葉でその生産物を語る、というもの。昨年は地元深谷で全7回シリーズで、今年は本庄市で5回(4回シリーズと単発1回)実施しました。
「生産者の真の声が聴けてよく理解できた」と受講者からは好評でした。
最近モヤシがメディアによく取り上げられています。「もやし生産者協会」が各方面にリリースした、「原料高に加え低価格販売を強いられ適正価格に転嫁できない厳しいもやし業界の現状
」が世間の注目を浴びています。
私は「もやし語り」を含めこれまで何度も大勢の人の前でもやしを語ってきました。生産者が赤裸々に自分の気持ちを話すと、多くの共感が得られることはすでに経験をしています。もやし生産者の心情の共有こそが、今後もやし生産業が適正な取引ができる産業になるために必要な気がします。
今、私はいちもやし生産者として再び
「もやし語り」
をしたい気持ちです。この記事だけでは伝えきれないもやしを取り巻く様々な事象を生々しくj語れるのは生産者だけでしょう。今ならば5時間は楽に語れそうです