こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
今日が公休日と勘違いしている人も
おおかもしれませんが、
当学院もしっかり授業行いました。
年末ということもあり、
準1級のクラスで長文を5題
続けてやってもらいました。
時間配分も英検を合格するうえで
とても大事な問題です。
というのも、
リーディングとライティング
を合わせて、筆記の時間が与えられているので、
ライティングだけの時間はありません。
リーディングとライティングを両方とも
時間内に終わらせるためには、
意外と速く単語や文法のセクションである
1⃣や長文が5題ある2⃣、3⃣を
いかに時間効率よく進めるかが勝負です。
今日解説した長文に
「幼児期の記憶」
というのが、ありました。
簡単に説明すると、
幼児の1，2歳の頃の記憶は
記憶できないといわれていましたが、
研究によって、それは否定された。
脳内の記憶を作ったり、
覚えたりするのが、
ニューロン細胞です。
２,3歳までは、ニューロンの生成が
物すごく活発に行わている。
しかし、ニューロンは海馬に
保管され、随時更新されるので、
古い記憶をするに忘れてしまう。
それは、幼児だけではなく、
大人も変わりません。
BBCにこんな記事もありました。
Babies are sponges for new information –
so why does it take so long for us to form your first memory?
BBC Future investigates.
https://www.bbc.com/future/article/20160726-the-mystery-of-why-you-cant-remember-being-a-baby
記憶保持を持たせるのに、
有名な研究者の
エビングハウスという
ドイツの心理学者は、
「無意味な音節」を
どれだけ覚えていられるかを
調べて「忘却曲線」を作りました。
すると、
・20分後には42％忘れる。
・1時間後には56％忘れる。
・約9時間後には64％忘れる。
・1日後には67％忘れる。
・2日後には72％忘れる。
・6日後には75％忘れる。
しかし、カナダの大学の研究では、
1日後に10分、1週間後に５分、
1カ月以内に２〜4分復習すると、
ほぼ記憶は保たれる、と発表されています。
上の実験は
「無意味な音節」をどれだけ覚えていられるか
なのです。
逆を返せば、ちゃんと意味づけをすれば、
覚える率が高くなるのです。
だからこそ、赤ちゃんは2歳になる頃には、
おしゃべりが上手になるのでしょう。
その短期記憶が何度も何度も
脳のニューロンやシナプスとして、
生成されるとそれが長期記憶になるわけです。
英語も全く一緒で、
英単語を覚えるには、
接触回数を増やして、
毎日5分でも10分でも
隙間時間に単語を徹底して
繰り返し覚えることが
王道であり、
結局効率的なのです。
単語を習慣化できると、
着実に効果が出ます。
Practice makes perfect!
(千里の道も一歩から)
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