いや~、

 

2月末に分譲マンションの契約の決済日(売買代金を送金する日)を控え、そして、3月の繁忙期(繫盛期とも言う)の真っ只中の引越しも控えた状況です。

 

今の賃貸の部屋(約20年もの長期間借りた)の解約手続きも済ませて引越しカウントダウンが始まっています。ちなみに、一般的に賃貸借契約の解約予告は1か月以上前に予告を行う事とされています。次の引越し先が決まったら解約手続きもお忘れなく~。

 

さ~、そんで最近は過去の引越しの思い出なんかをブログにしたりしています。松山市に引っ越してからは次の部屋が4つ目。つまり3回目の引越しとなります。明日は引越し業者の方に連絡していて立会の元、引越しの見積もりをお願いする事にしています。

 

引越しといえば、大事なのはお値段だね。

 

見積をして、どれだけの家具家財があるのか、何階から何階に引っ越すのか?駐車場は?エレベーターは?トラックはどのサイズで何台?作業員は何名必要?不用品の処分は?どこまで自分でしてどこからお願いするの?

 

なんかが費用に影響してきます。

 

そして、そもそもいつ引っ越すの?大安?土日?下旬?逆に日程の指定なしで引越し屋さんが空いてそうな日を狙って予約するなんて事も可能?

 

なんかも費用に影響します。

あ、あと、紹介ってある?

これも大事。

 

僕達不動産業界もそうなんだけど、今の時代は過去に利用した実績のあるリピーターや、そんな人達からの紹介を大事に思う風潮が強くなった。だから紹介があるか無いかは大事。これも費用に影響してくるはず。そんな事を考えながら引越しの見積もりに備えます。

 

そして、そして、

 

多分、貴重品だったり、精密系の家電製品とか割れ物の有無なんかも影響してくると考える。「パソコン」「ブルーレイレコーダー」「ゲーム関連のもの」「お皿類」なんかもお願いせずに我がで運んだ方が得点高いと考える。

 

後は、後は、

 

引越しの日時なんかはそちらの引越し業者さんに委ねるとし、荷物の梱包や、何をどこに運んでって計画なんかも事前にちゃんと計画を立てておいて共有しておく。「あ~、このお客さんの引越しはスムーズに比較的に楽に作業できそうだ~」なイメージを持ってもらえるようプレゼンしておく。

 

イメージは出来ている。

だって僕は引越しに慣れた賃貸不動産業者だから。

 

 

 

引越しと言えば、20代の前半の頃、仕事で数ヶ月に1度は店舗を移転するような事をしていたのでもう慣れっことも言える。事前に計画を立てて、どうやったらスムーズに荷物を移す事が出来るか?逆にどのような状況だったら引越しの時に困ってしまうかはいろいろ経験しているから。そして、実際に自分の引越しだけでなく、誰かの引っ越しの手伝いも結構してきたので要領はけして悪い方ではない。

 

数年前には弟家族の引越しも手伝ったっけ?

否、手伝わされたっけ?

 

もう、段取りが悪くてひじょうに苦労したのは覚えている。運ぶのは全然手伝うから、何をどこに運び入れるか?とかだけちゃんと指示をしてくれ!と要望を出していたんだが「とりあえずその辺に置いといて」の連発が続いて。

 

「その辺に置いといて」は「テトリス」のようなもの。

 

ちゃんとさ、テトリス棒(真っすぐの長い奴ね)がやがて来た時に一気に4段消しが出来るようにきちんと積み上げていってこその「テトリス」。たまたまテトリス棒が来て「ラッキー!爆  笑」は間違い。計算ずくで出迎えなきゃ、テトリス棒は(倒置法キョロキョロ

 

だから「とりあえずその辺に置いといて」の人は

きっと「テトリス」上手じゃない!?えー

「テトリス」も「引越し」も逆算なんだ。

 

ま、だから人の事はま~いいとして、自分の関わる引越しは、ちゃんと逆算して美しい引越しをしたいね。ちゃんと「テトリス棒」がはまるように、「これはそこ」「それはここ」ってしたいな、いや、するね。(とんねるず風キョロキョロ

 

 

 

ところで、

引越しのお手伝い、と言えばある事を思い出した。

そう、あれは中学3年になる春休みの時の事だった。

 

タイトルにもしたんだけど、春休みだって~のに、校長先生の引越しの手伝いに教員住宅に行ったんだったな。同級の連れと弟を連れて手伝いに行ったな。懐かしいな。

 

ってのも、ある先生から

「お昼ご飯ご馳走するから手伝ってくれ」

ってお願いされてね。びっくり

 

そりゃ~、学生の春休みに何も無いのに手伝いなんかするわけないって~話ですよ。しかも中3とかって悪さばかりしてて、そもそも素直じゃないからね。あん時は、その先生から「点数稼ぎ」って言葉が出たから逆に素直に手伝おう!ってなったんだったな。

 

「お前らも校長先生に点数稼ぎしとったら、今後なにかと助けられる事はあるはずやで。もちろん俺も点数稼ぎが目的や。な、悪い話やないやろ?しかもお昼ご飯奢る言うんやから!」

 

ま、先生。もう時効やわな。

 

しかも。旧柳谷村(現久万高原町)にあった「いずみ」っていう僕とか連れとか弟の行きつけの定食屋さんで「何食べてもええ」言うんやから、もう断る理由が見つからない。先生は僕らが「いずみ」に入り浸ってる事もリサーチ済みの上で引越しの協力を要請してきたわけや。

 

「これが大人の駆け引きってやつや」

 

いや~、先生。あんたもなかなかの悪よのう。しかもどうやって情報仕入れたのか「この日のこの時間くらいに引越しのトラックがやってくる」っていう校長先生の引越しの極秘スケジュールまで手にいれていたらしく、僕達は無駄なくその時間に集合して校長先生を待ち受ける事にしてたんだ。

 

トラック ぶぉ~ん

 

先生と教員住宅で待ち構えてたら、ほどなく1台のトラックとその後に乗用車が到着!

 

「すげ!先生予想通りやん!」

 

初めてその先生を尊敬した瞬間だった。(失礼やなニヤリ)ま、しかしそんな事はともかく、先生と連れと弟と車に駆け寄って、校長先生にちゃんとご挨拶。

 

校長先生は驚いた様子だった。誰にも言ってなかったはずだし、誰かが手伝いに来るなんて想定してなかったようだった。じゃ~、尚良し。アピール大成功で、中3の1年間はいろいろ安泰やなって嬉しくなってきたのを覚えてる。

 

しっかし、さすが校長先生。荷物は多いし、タンスやらソファーやら大きいし、運ぶ作業はとても大変だった。また教員住宅ってエレベーター無いし、階段狭いし、たしか部屋は3階くらいだったような気がする。途中で「よく考えたら校長先生も普通に教員住宅に住むんやな」とかいろいろ考え出してクタクタになって、それでもなんとか安泰な1年間を過ごすために僕達は(先生も)不満とか一切口にせず、顔にも出さずに引越しを進めたのだった。

 

当然、というと少し生意気だけど校長先生にはとても喜んでもらえて、最後にちゃんともう1回自己紹介をして先生とその場を離れました。もちろんその後には「いずみ」に行って定食をしっかりご馳走になりましたよ。いつも行ってる「いずみ」だったけど、その日は一仕事終えた充実感と、安泰の1年間を過ごせる何かの勝負に勝った感でよりおいしい食事を堪能出来ました。

 

 

 

さ、そして教員住宅に帰ってきて

そこで解散しようかとしてたら

 

トラック トラック

ぶぉ~ん、ぶぉ~ん、

 

また引越しの車が到着。

 

先生と「悪いけど校長先生以外の先生の引越しを手伝う余力は残ってないで~!」って言いながらその場を立ち去ろうとしたら、やたらと風格のある先生が降りてきて

 

「お!君ら手伝ってくれるんか?」

と一言。

 

いやいや!と断ろうと思ったけど、おもわず先生と顔を見合わせた。只ならぬ雰囲気はどこからどう見ても校長先生の佇まい。

 

「え!こっちが本物?」

「てか、さっきのは何者?」

 

先生と作戦会議。「どうする?」「お前どう思う?」「あれ、どう見ても校長先生やで」「じゃさっきの誰やねん!」「そんな事はこの際どうでもええ、とにかく、この本物の校長の引越しの手伝いもしとこう!」「え~!話しちゃうやん!」「黙れ!俺も知らんかったんや」

 

「え・・・と、どうかしたんか?」

 

そのまま流れのまま、2回目の校長先生の引越しの手伝いに突入。ご飯食べた後やから余計にしんどい。しかも本物(?)の校長先生の家具とかはやっぱ物が違う。一個一個が大きい。本物感が凄い(?)ってか、今考えたらさっきの校長先生はなんか少し怪しかった。校長っぽい風貌ではあったけど迫力に欠けるというか。

 

というか後から来た校長の本物感が強い!びっくり

 

結局、2人分の引越しの手伝いをした先生と生徒という、超優秀な素晴らしい学校だ!という印象を与えた事は良かったものの、結局、最初の「偽物?」は何者だったんだ!というモヤモヤの残ったまま春休みを終えて新学期を迎えたのでした。

 

 

 

春休み明け、新任の先生の紹介があって、やはり後から来た只ならぬ雰囲気を纏った先生が、新しい校長先生だった。結果として校長の引越しを手伝うという目的は達成したわけだから、ま~良いんだけど、問題は「偽物」の存在。

 

まだ肌寒い体育館で行われた親任式。

 

教壇の上に立ってた只ならぬ雰囲気の校長の隣に立ってた新任の先生は2人。そのうちの1人が女性だったから、もう1人が怪しい。怪しいってか、普通そのもう1人が「偽物」のはずなんだけどすぐに分からなかった。あんな感じの人やったっけ?引越しの時はもっと校長っぽい風格があった気がするんやけど・・・・・?

 

よ~く見るとなんてことでしょう。

 

引越しの際には、頭に乗せている帽子のような髪の毛の代わりの役割をする存在をお召しになってなかったのが、休み明けの新任式では、正装というかその髪の毛の代わりの役割の存在を、頭部にお召しになっておられていて、それでまるで別人のように見えて分からなかったんです。

 

「あ~!」

ってその場でその事実を瞬時に把握出来たのは、僕と連れと弟だけでした。(あと、一緒に引越し手伝った先生もだけど)

 

 

 

安泰で過ごすはずの中学3年の1年間は、その日を境にして、けして安泰ではないものとなりました。新任式はそんな日々の始まりの幕開けでもあったんです。ま~、誰も引越しを手伝え!って無理やりにさせられたわけではないんですけどね。

 

 

学生の時の引越しに関する思い出の話でした。

 

ま~、でもあれやね。

 

1日に思いもよらず2件も引越し手伝って

クタクタになったわけだけど

怪我無くて良かったよね。

(何じゃそりゃ!)

 

 

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